多々野☆quiet followMOURNING『未明に非ず』ケビスウ【R18】現文明/性描写あり/恋愛不明・合意だけど無理矢理っぽい描写もあるかも・暗い・ほぼセックス+おまけのポエム・融合戦士の能力と副作用を都合のいいように書いてるpass:18歳以上ですか? yes/no ##小説 ##ケビスウ Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 多々野DOODLEケビスウ尊主ケビンが高校生のスウに会う話一葉の書置き「尊主、これを」 王座に座る主に対し、灰蛇が恭しく差し出したものは、一枚の木の葉だった。枝先から生え出したばかりのような、若々しい春の緑色をしている。むろんケビンの目からすれば、それが灰蛇がそこらで拾ってきた植物の葉ではないことはひと目で分かる。崩壊エネルギーを帯びるそれは、実際には葉ではなく、葉の形をした道具の一種だ。 どこで入手したか聞くと、火を追う蛾の基地の一つで発見したのだという。そこはケビンが量子の海に沈む前、スウと華と最後に会議をした場所だった。 「預かろう」 ケビンが葉を受け取ると灰蛇は下がっていった。広間が再び静寂で満ちた。王座に深く腰掛けたまま、手の中で葉をもてあそぶ。薄暗い空間の中で葉は微かに発光しているように見える。 3550 多々野DOODLE短歌/アルドノア・ゼロ(Re+) 多々野DOODLE短歌/エリシアとケビン 多々野DOODLE短歌/劇場版プロセカ 多々野DOODLE短歌/フカとケビン 多々野DOODLE離別前のケビスウ疲弊したスウのモノローグです*オンパロスの1章読んだ勢いで書きましたロングラン閉じたままの瞼の裏、一面に炎があかあかと燃えていた。いったい何を薪に燃えているのか、ぱちぱちと火の粉が爆ぜる音がする。眠りの安寧を焼きつくす炎を前にして、僕はそれをどうすることもなく眺めていた。暗闇であったところを残酷に照らし出す赤。それは自分を脅かすものであるはずなのに、不思議と温かかった。感覚が麻痺しているのかもしれなかったが、危機感を抱くのも今更に思えてとにかく億劫だった。 それからどれほど経ったか、大きく燃え盛っていた炎は徐々に小さくなり、しかし強さはそのままに凝り、青白い、光の点となった。突き刺すような光が、誰かの眼になる。 「スウ」 呼びかけられて、目は開けないままに、それを見る。よく知っている人間の姿。見飽きるほどに見た白髪と青い目。 3150