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    azusa_n

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    azusa_n

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    水族館でモクルクが魚についてしゃべるだけ。

    水族館にて。
    「美味しそうだねぇ」
    「えっ…。」
    「えっ、なんでそんな変な顔してるの。だってあれ鯖だよ? ルークもこの前味噌煮うまいうまいって食べてたじゃない」
    「それはそうかもしれないですけど、まだ泳いでますし流石に…」
    「そんなもんかね? お、あっちは鰯の群だ。梅煮、また食べたいねぇ」
    「それは、まあ食べたいですけど……。(今は言わなくていいんじゃ…)」
    「あっちのは太刀魚か。」
    「剣の形だからタチウオ、ですっけ。面白いですよね」
    「銀色で細長くてぴったりだよね。かたーい剣も塩焼きになるとふっくら、結構脂も乗っててうまいんだ」
    「…(ごくり)」
    「こっちはイカか。 活け作りで一杯やりたくなっちまうなぁ」
    「……活け作り…は、…ううん…」
    「あ、ルーク刺身だめだっけ。一夜干しをあぶって、マヨ七味とかも最高だよ」
    「なる…ほど…」
    「あっちの海老はどうする?」
    「そうですね、エビフライが食べたいですね」
    「ルークも分かってきたねぇ」


    もちろん帰りに海鮮居酒屋行く
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    ポンタタの萼

    SPOILERネタバレは無いと思いますが、本編終了後時空のため念の為ネタバレ注意です。
    make magic聴きながら書いてたらめちゃくちゃ時間経ってて草
    キメ細かな肌チェリーなリップとろけるようなキュートな瞳!
    近頃、同僚のルーク・ウィリアムズの様子がおかしい。……と、思う。
    その変化に気づいているのは俺だけではないらしく、署内の視線はちらちらとあいつに向けられてはいるものの、どうやら肝心のウィリアムズ本人はその視線には気が付いていないようだ。
    そして、同じ部屋にいる同僚たち──特に女性職員たちからは、際立って熱い視線を向けられている。だが、それには恋慕の情は混じっていないだろう。
    彼女たちの視線に込められているのは、そう。興味と羨望だ。

    ルーク・ウィリアムズは、最近綺麗になった。


    ◇◇◇


    休職から復帰したウィリアムズは、パッと見では以前とそう変わりない。だが、ある時、特に目ざとい一人の後輩署員が気が付いたのだ。

    『……ウィリアムズさん、最近肌が綺麗じゃありませんか?』
    『そうかな? ありがとう』
    『何か変わったことしてるんですか?』
    『いや? ……ああ、でも。近頃貰い物のいい野菜を食べているし、……その、友人から貰ったスキンケア用品を使っているんだ。駄目にしてしまったら悪いからね』

    その短い会話は人の多く行き交いする室内で行われており、さして隠すように話された訳でも 3847