【まとめ】ライヒュ妄想 #2仕事終りの明け方、大雨に降られて降られて濡れ蝙蝠になった🦇が、「雨脚はもう少し強まるが直に上がる」という情報から、このまま帰るのも一苦労しそうな雨に一旦濡れた体を休めるために、
まだ早朝すぎてどこも開いてないとある店先の軒下に入り、軽く腕を組んで寒さをしのぎつつぼんやりとコイン一枚片手で弄びながら雨宿りしていたら🐺さんに発見されて、🦇に近づいた🐺さんは大きな傘を差したまま軒下に少し入って🦇の前に立ち、
「随分と雨に濡れて、色男が台無しだな」と笑われて、軽く見下ろされてる🦇がイラっとしつつ、「貴様に色男だと思って貰えていたとは光栄だ」っていつもの口調で返すと、🐺さんが持ってたタオルを🦇の顔にぼふっと押し付け「使え」って言った声がいつになく優しく聞こえてしまって、
わざと顔に当てたのもわかってたけど、ふと足元を見たら🐺さんが前に立ったことで跳ねていた雨粒とか吹き込んで当たる雨も全部防いでくれてることに気づいてしまって、🦇はなんだか急に🐺さんに守られてることに気づいちゃって気恥ずかしくて「……助かる」っていろんな意味を込めて返すけど、
顔に当てられたタオルを受け取ってもうまくそこから顔を出せないのは、🐺さんのそういう優しいところをまた自分に向けられると思っていなかった🦇が不意打ちをくらって顔を赤くしてしまっているからだったらいいなっていうライヒュ妄想
(補足)
🦇の仕事の依頼主が市長閣下で、彼を雨宿りで足止めさせて🐺に迎えに行かせる粋なお方だとなお良し
この後、いつまでも顔しか拭かないで体を拭かない🦇にしびれを切らせて🐺がタオルを取り返した直後、照れて赤くなった顔の🦇を直視してしまって🐺さんも耳も毛もピンと逆立てて尻尾ぞわわってするやつ ←伝染ったかのように顔真っ赤になる