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    @ao_anin 墓場🔞

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    ##五七

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    yu_kalino

    DONE2021-02-27 五七版ドロライ お題「喧嘩」パンッ、と小気味の良い音が余韻を残すような静寂。
     それとは裏腹に張り詰めた緊張感が二人の間にあった。

     七海がよく口にする「引っ叩きますよ」はあくまでポーズのつもりであった。
     五条にとって威嚇にも牽制にもならないそれは、謂わば気に食わない、不愉快であると言ったような感情を七海が彼に対して伝える手段でもある。
     恋人相手に手を上げるような野蛮な行為をするつもりはない。しかし、他人の機敏を無視しがちな男相手には、そのくらいの言葉の強さで丁度よいと考えていた。誰よりも強い男は、七海の知る誰よりも面倒くさい性格をしていた。
     
     実際に今の今まで五条は七海に手をあげられたことなど無かった。仕事で少し無理なお願い(無論、七海にならできるという信頼があってのことだ)をしても、ベッドで多少の無茶をしようとも、舌打ちや少し棘のある言葉で五条は許されてきた。
     七海が繰り返すその言葉は、つい加減が効かない己に対するブレーキであるとは理解している。それなのに、ついいつも許してくれるからと調子に乗ってしまったのだ。
    「──ゴメ、」
    「殴ってすみません。頭を冷やしてきます」
     言葉を遮って五条の下から抜 1385

    sardine57817

    CAN’T MAKE灰七ドロライ「指切り」用。
    あの世界、悪い霊ばかりではないのでは?という想像から書き進めていたけどいまいち気分が乗らなかったので供養。
    心中立異聞

     呪術師を生業にしているからか霊イコール悪、というような偏見が少なからずある。が、今回のケースは少し特殊だ。直接危害を加えるわけではなく、通り掛かった人間に小指の第一関節にくるりと一周指輪のようにマーキングをして回るという何ともふざけたものだ。それも二十歳前後の女性ばかりだという。しかし呪いだった場合の効果は未知数ということで今回七海と灰原の二人が派遣された。
     かつて遊郭が栄えたといわれる都内某所。見返り柳の下にそれらしきモノはいた。
    「法被姿に天秤棒……江戸の町人みたいだ」
    「そうだね! 大○越前とか水戸○門で見たことあるね!」
    「そんな悠長なことを」
    「さてどうやって祓う? 七海」
     実害があれば祓ってしまうというのがセオリーだが定石通りにはいかないようだ。何しろこいつから呪力をほとんど感じない。ただ
    「オマツ……オマツ……ウゥゥ……」
     と未練がましく呻くばかりで、二人はますます混乱した。
    「オマツって誰かな?」
    「さぁな」
     高専の地歴科の教員に問い合わせようと七海が携帯電話を取り出したとき、異変は起こった。写真て見た被害者たちと同じように七海の右手の小指に例の 1092