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    bss0703

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    bss0703

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    マフィアのボス🐔×幹部🐺のパロ
    書きたいとこだけ、短い。

    成人済?(y/n)+🐔はダガー?(計4文字)

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    recommended works

    1230_2013

    DONEルスマヴェのプローポーズ

    こまこ@komako_robin さんの呟かれていた怪我したマーヴと泣くスルが性癖に刺さりすぎたので、許可を得て書かさていただきました!!

    こまこさん、ありがとうございます!
    帰る場所に 配属された基地から、遠く離れた恋人の格納庫。長期休暇が貰える度にやってくるここは、もはや家の様によく知っている。
    「マーヴ! 来たよ!」
     広い格納庫に置かれた機体を避ける様に車を置き、マーヴェリックの趣味のバイクが置かれる棚を見上げ、奥に置かれた彼の住居へ声をかける。しかし、トレーラハウスのドアを開け覗く中は蛻の殻で、俺は小首を傾げてしまう。
    「マーヴ?」
     どこかへ出かけているのだろうか。
     浮かぶ疑問に首を傾げつつ、いない家主に辺りを見回せば、彼のお気に入りのバイクが一台いないことに気づく。そして、バイクの特徴あるエンジン音が遠くの方から聞こえてくることにも。
    「…いくらなんでも物騒すぎない?」
     軍の基地内の格納庫に住んでいるからと言っても、流石に鍵もかけずに出掛けているのは不用心だ。呆れる恋人の行動に溜息を付き、それでも帰ってくる彼を待つべく、鞄を足元へ投げ、近くの椅子に腰掛けて開きかけのゲートを見つめた。遠くの方から砂埃を巻き上げ、格納庫内に流れる様にバイクで戻ってきたマーヴェリックは乱れた髪をかき上げながらこちらを見て笑う。
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    a_shiroji

    DONEお正月にアンケート回答いただいたお題のSSです
    目を開ければ隣に君が 夢を見る。同じ夢を、何度も繰り返し、繰り返し。月はおろか星明かりすらない真っ暗な空の下で、その夜空よりも黒い海の波間に漂っている。腕の中にはぐったりと力なく体を預ける相棒がいる。相棒であり、親友であり、かけがえのない存在。幼子を寝かしつけるようにユラユラと揺すって見ても、何の反応も返さない。妙に冴えた頭の中には、最後に聞いた彼の悲鳴がこだましている。そうしているうちに瞼が重くなって目を閉じる。彼とひとつに溶け合えればいいのにと願いながら。

     Talk to me, ――

     目を開けると、そこは見慣れたトレーラーハウスの寝室のベッドの上だった。窓の外がうっすら白んでいる気がする。明け方だろうか。正確な時間は分からない。ベッドサイドに外して置いた腕時計を見ようとして、ふと違和感に気付く。腹のあたりで組まれた大きな手はまるで錨のようで、波にさらわれないように繋ぎとめてくれていた。後ろからすっぽりと抱き込まれ、温かで規則正しい吐息がうなじをくすぐる。くすぐったくて身じろぎすると、腰を抱く手にギュッと力がこもった。無意識に僕を行かせまいとしている大きな体の愛しい子の仕草に、自然と眉尻は下がり、口角が上がる。大丈夫、僕はどこにも行かないよ、と無骨な指を優しく撫でてやると、ぴくりと指が跳ねた。
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