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    sakuranko55

    @sakuranko55

    サークル「さくらんこ」
    創作BL「あなたのタマシイいただきます!」公開中です!
    小説 いるかとう
    イラスト ろめの

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    sakuranko55

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    左千夫の誕生日表。裏はファンボックスにあり。ファンボックスの後日の話になりますがコレだけでも読めます。

    ##くきさち
    ##左千夫誕生日
    #あなたま
    you
    #創作BL
    creationOfBl
    #BL小説
    blNovel

    左千夫誕生日2ー①▽▽ KUKI side ▽▽

    「ねー、今更だけど、サ。誕生日プレゼント何かほしいものある?」

    左千夫クンの誕生日は既に過ぎてしまった。
    ボクは彼の誕生日当日ギリギリに中国の実家から帰ってきてお祝いするつもりだったけど……。
    弟の皓宇ハオユーのせいで、左千夫クンはボクと別れるって言い出すわ、折角帰ってきたのに居なくなるわ、そんでもって、結局ボクが激昂しちゃって、左千夫クンがボロボロになるまで陵辱してやった。と言う、彼にとっては散々な誕生日になった訳だけど。
    ボクが日本に戻ってくる予定は今日だったので喫茶【シロフクロウ】での左千夫くんの誕生日パーティは明日を予定している。左千夫くんは基本何も欲しがらないのでいつも適当に用意するんだケド、左千夫クンから別れを切り出されたときに全てキャンセルしてしまったり、他の奴に譲ってしまったのでこうやって質問してみることにした。
    調度風呂上がりでびちゃびちゃにぬれたままバスローブだけ引っ掛けて出てきた左千夫くんは表情なくボクを暫く見詰めてから、そのまま顎を引いて自分の股間を見詰めていた。

    「…………貰いましたけど?」
    「う、……うん、そうなんだケド」

    酷く冷たい声で言われた理由は……まぁ、わかる。陵辱してやった時に左千夫クンがボクが買ってきたチープな指輪を大事そうに持っていたので、彼用に作り直して、事もあろうが指では無く陰核に取れないようにピアッシングして嵌めたからだ。確かにあの時に誕生日プレゼントって言ったことは言ったケド、あれはボクがあげたかったから押し付けたもので、左千夫くんが欲しかったものでは無い。
    立ち上がると無理矢理左千夫くんを引っ張ってソファーへと座らせる。タオルを取ると先に髪をタオルドライしながら会話を続けた。勿論、好きあらば逃げ出そうとしているので行動を止める事はできない。

    「自分でできます……」
    「ダメダメ〜、左千夫クンどうせサーキュレーターの前で仕事しながら乾かすだけだカラ……!たまにはボクにさせてヨ〜」
    「ケアはちゃんとしてます、寧ろ髪には温風よりも良いはずです、……それに……面倒ですよ?」
    「ボクがしたいからいいの!で、……他にはないの?……色々用意してたんだケド、全部キャンセルしちゃったカラ……そんな直ぐに手に入ってキミが喜びそうなものが浮かばないんだよネ〜」
    「…………何もいらない──」
    「それは却下ネ!宝石でもいいんだろうケド……今からじゃ一級品は難しいしネ」
    「確かに貴方の目に敵う宝石は質が良く僕の能力とも相性が良いので助かってますが……結局壊してしまうので」
    肩に掛けていたバスローブがソファーへと落ちると濡れた白い肌が露わになる。目の毒以外の何物でもない肢体を晒しながらボクを真っ直ぐに見上げて少し悩んでいる様子はそれだけで性欲を掻き立てる。頭の中が邪な感情しか浮かばなくなっても丹念に髪を乾かした。ドライヤーの音を響かせ、ケア商品を馴染ませ、朝は三つ編みにしてあげるけど夜なのでそのまま形だけを整えた。
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    sakuranko55

    PROGRESS【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ⑤

    残りはアルファポリスで上げることにします!
    11月中はBL小説大賞に集中しますのでよろしくお願いします。
    九鬼が変態じゃないバトルはないです。笑
    【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ⑤「ねぇー、イロハちゃん。どれだけ姿を消してもニオイを消さないと〜。怖い怖い〜♡ってあまーいニオイがクッサイんだよネ〜」
    「ヒィッ!やめっ……!」
    「この髪って黒く出来るの?あーでも、水色のままでもいっか〜、顔だけ見てたら一緒だし、色違いもアリだね!」
    「い、いだあぁぁあっ、髪っ、引っ張るでなぁっ!」
    「はぁ……♡声が違うのがちょっとアレだけど、やっぱりイイヨ、イロハちゃん、その顔が歪むの最ッッッッ高!今までは黒い髪の赤い瞳の子をたくさーぁん殺してきたけど、顔が似てて色が違うっていうのもまたイイナァ……」
    「ひっ………ぅっ!?」

    逃げる間もなく伸びてきたてがイロハの首を掴んで地面へと抑え向けた。そのまま喉を押しつぶし、九鬼の指に力が入るとともに首が閉まっていく。イロハは色々な能力を有しているのに目の前の男に与えられる恐怖に屈服し、それ以上は能力が切り替わらなかった。喉を押し潰している手を必死に引っ掻いて、引っ張って足をばたつかせるがびくともせず視界が霞んでいく。
    1762

    sakuranko55

    PROGRESS【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ③
    神功VS薬師河の続き!
    アルファポリスでも

    ■巽×那由多
    【俺のこと愛してる幼馴染が彼女持ちだった件聞く?】
    ■九鬼×左千夫
    【美麗な彼氏の男の潮吹き講座(R18+)】更新中!
    【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ③「…………交渉決裂ですね、仕方がありません。
    それでは僕の用事が終わるまで眠っていてください」
    「左千夫こそ、ゆっくりしていってよ。悪い様にはしないからさ」

    静かだが殺気を含んだ言の葉が交わされた後二人の姿が消える。目にも止まらぬ速さで動いた二人の衝突音が所々で轟き、空間を震わせた。
    神功はリーチの長さを活かして槍を何度も突き出す。油断すれば蜂の巣にされそうなほど的確な急所狙いを薬師河は掌と膝から下を使って器用に受け止めた。神功は一際大きく後ろに肘を引くと小細工なく真っ直ぐに槍を突き出した。すると薬師河は槍の柄の部分を掌で滑らせて減速させ、足裏を前に突き出すようにして矛先を真っ向から受け止めた。
    〝ガギンッッ〟と鈍い金属音が響きわたって神功が眉を顰める。そのまま、ぐぐぐぐぐッと押し込もうとするが脚力と腕力の違いから押し切る事は出来ず。また、靭やかな優男の割には薬師河のウエイトは重く、ちょっとやそっとでは動く事は無かった。神功が薬師河の瞳から貫通した靴底の更に奥を見つめる。衝突で靴底は無惨にも穴が空いてしまったがその奥の足の指の付け根の辺りに硬い鉱石がプロテクターのようにはめられていた。
    1939

    sakuranko55

    PROGRESS【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ②
    神功VS薬師河です。
    ろめと、やっくんやっくんと言ってるのはこの人の事!むかしの名前は〝サチオ〟です。
    九鬼とは三角関係?になるんですが、さっちんがやっくんのことサチオって言い出したらややこしくなるやつだなーと思いつつもうどうもできない!!笑
    【過去編】神功・九鬼VS薬師河・イロハ②「7193……いや、左千夫とこうやって手合わせするのはいつぶりかな」
    「……………ッ!?……それはッ」
    「あ、そういう意味で言ったんじゃないよ。
    僕を殺したことなんて、もう忘れてくれていいからね」
    「────────ッ!!」

    神功の脳裏に記憶が蘇る。
    神功は幾度と無く繰り返された実験により記憶が断片的に欠けているが。九鬼との幼少期の出会いを思い出した時に同じく薬師河悠都やくしがわ ゆうとのことも思い出していた。
    更に脳が刺激を受けた事により、当時は“サチオ”と名乗る少年とのでき事が今また鮮明に蘇っていく。神功は“サチオ”、今は薬師河悠都やくしがわ ゆうとと名乗る男を確かに殺した。自分が実験体であった頃、研究員のお遊び紛いの同士討ちの相手が彼であった。神功は自分の殺し合いの相手が薬師河と最後まで気づく事なく、突き出したナイフが彼の首を切り裂き、彼と気づいたときには既に亡骸であったのだ。
    1440

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