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    四季ちゃん

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    四季ちゃん

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    社畜🌸ちゃんとポメラニアンmtyのまとめです

    社畜🌸ちゃんとポメmtyアパレル会社で働く社畜ナマエ、日付も変わった頃に退勤して夜中の公園で9%の酎ハイ片手にリストカットするのが趣味。
    今日だって酎ハイ片手におつまみのジャーキー食べながらリストカット。夜風が気持ちいい。
    すると足元から「わふっ!」と鳴き声が見るとふわふわのポメラニアン。

    「迷子?」

    そう言うとジャーキーをあげる。人懐っこいポメラニアンは撫でてと言わんばかりに足元に擦り寄る。

    「よしよし〜可愛いねぇ」
    「わんっ!」

    ふわふわもふもふ撫でてると日々の疲れからか涙が出てくる。こりゃセラピー犬だなぁなんて思いながら撫でる。
    それからは日付が変わる頃に仕事が終わり次第いつもの公園にカッターと9%の酎ハイを片手にポメラニアンに会いに行く日々が始まる。

    「あのね、今日も上司に怒られたの無能だって出来損ないだって。他の同期は出来てるのに私だけ出来てないんだって。はー死にたw」

    なんて言葉の分からないポメラニアンに愚痴る日々。

    「無能でごめんなさい。」

    シュッとカッターが手首の上を滑る。ぽたぽたと垂れた血は公園の砂に染み込んでいく。

    「くぅん……」

    いつも話聞いてくれてありがとうね、はいジャーキーとポメにあげる。するとポメは大ジャンプをしナマエが座ってるベンチに上がると血まみれの手首をぺろぺろと舐め始めた。ダメだよっ!慌てて腕を上げるとぽたぽたとポメの上に降り注ぐ血。白い毛に赤い血がかかってしまった。
    「あ」と思ってももう遅い、血まみれのポメラニアンの出来上がりである。

    「何日も公園にいるし迷子かな?野良かな?取り敢えず血まみれはダメだろうから保護するかぁ……」

    よっこいしょとポメを抱き上げると家まで連れて帰る。

    「お風呂入れるだけだからね」
    「わふっ!」

    犬用シャンプーは無いから湯洗いで血を流してく。「ポメ気持ちいい?」とナマエが聞くと尻尾をぶんぶん振るポメ。丁寧にタオルドライしてドライヤーで乾かせばふわふわポメの出来上がりである。

    「わふっ!わふ!」

    ポメは吠えると洗濯物からナマエのお気に入りの服をズルズル引っ張り出す。

    「あーダメダメ!これはお気に入りなの!タカシミツヤってデザイナー知ってる?大好きなの。パターンがシンプルでさぁ……あっパターンって分かる?服の設計図みたいなもんだよ。」

    そう言うナマエはパタンナーだ。毎日日付が変わるギリギリまで服の設計図を作ってるのだ。

    「いつかtksmtyのパターン引くんだ、その為にも社畜してでも経験積まなきゃね。」

    そう言ってポメが引っ張り出したtksmtyのデザインワンピースを大切に片付ける
    ペット禁止の家なのでこのまま飼うことは出来ない。お風呂を済ますと公園に逆戻りするナマエとポメ。「くぅん……」と悲しげに鳴くポメにごめんと言う。
    湯洗いだけどふわふわになったし誰か拾ってくれるか保護してくれるだろうと思っていつもの公園にポメを放す。

    「いつも愚痴に付き合ってくれてありがとうね、早く保護されるといいね。」

    そう言うとポメを公園に置いて再び家に帰った。








    今日も今日とて残業した社畜ナマエ、いつものように酎ハイとカッター、それとポメの為に犬用ジャーキーなんて買ってみた。よく思えばいつもナマエのおつまみの人間用の味の濃いジャーキーばかりあげてきた。
    しかし公園にはポメの姿が見当たらない。ねぇ話聞いてよ、今日なんて上司に社会人失格って
    言われたの。犬用ジャーキーだって買ったのにポメがいなけりゃ意味が無い。
    上司に理不尽に怒られたからだろうか、それとも愚痴を聞いてくれるポメが居ないからだろうか、どっちもだろうか涙が出てくる。
    腕をカッターで切ったって舐めて慰めてくれるポメはもう居ない。きっと保護されたのだろう。
    ザクザク切るとパックリ切りすぎて血が止まらない。アルコールも飲んでるしなかなか止まらない。
    すると後ろからドラッグストアのビニール袋が差し出される。

    「へ……?」

    そこにいるのはあの有名なデザイナー三ツ谷隆。ナマエが「え?」「は?」「ちょっ!」など言葉に出来ない間にするすると腕に巻かれる包帯。

    「知ってるか?犬って一食の恩を一生忘れねえんだって。」

    そう言って笑う三ツ谷が目の前にいた。
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    四季ちゃん

    DONE【支援学級の🌸ちゃんとmty先生】
    マロ主!!まだフォロワーに居る!?
    待たせてごめん!mty先生出来たよ!!!
    支援学級の🌸ちゃんとmty先生世界の殆どが健常者で成り立っているなか私は生まれつき足が悪く車椅子生活だった。健常者基準で造られた小学校はエレベーターもなくクラスに入るのだって小さな段差があり自分一人では入ることすら出来ない。
    そんな私は支援学級の生徒だ。支援学級には身体障害者や発達障害者など様々な子がいる。勿論支援学級の生徒は障害も知能もバラバラで一般の授業のように一人の先生に多数の生徒というやり方では通用せず個別指導になっている。私の先生は185cmもあるがっちりしたクマさんのような大柄な男性教師だった。エレベーターがない学校で私をおぶって階段を降りるのにはこの先生が妥当と言ったところだ。私は足が悪い以外は何ら問題なく学年指導通りの内容で勉強している、隣りの子は発達障害者で3年生だが知能の遅れから2年生の内容を頑張っている。隣の子は発達障害者の自閉症が重く良く言えば究極におっとりしており素直で可愛く支援学級の先生は皆とても可愛がっている、手のかかる子ほど可愛いと言う奴だろうか。羨ましいと思ってしまう性格の悪い自分に劣等感を抱く。
    1940

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