拝啓ホルマジオへ
教育係としてアンタに教わったことは何度も僕を助けた。今まで僕が生きてこれたのはアンタのお陰、だと思う。でも、猫の扱いを指摘したときに瓶に詰められたことは一生忘れねーからな。覚えてろ。
ずっと、ずっと、覚えてろ。
イルーゾォへ
君は反省してください。慢心さえなければ君ほど強いものはそうそういないというのに。その癖をなおせと何十言ったと思っているのですか。同期としてずっと心配していました。
共に過ごす穏やかな時間。隣に君がいないだけでこんなにも穏やかさが寂しいものになるとは思いませんでした。
この寂しさに慣れたくありません。
プロシュートへ
私のことを評価してくれてありがとう。私は愚図だから、他人は私に期待しなかった。オマエならやれると言ってくれたのはアナタが初めてでした。嬉しかったです。
でもそんな尊敬するアナタを許せないです。置いていかれたことを呪います。執念深さを褒めたのはアナタです。
褒めたことを後悔して。
ペッシ先輩へ
先輩のことは正直最初は呆れていました。いや、今でも呆れています。なんでわたしに言ってくれなかったんですか。わたしが優秀なのは先輩も知っていた筈なのに。わたしは優秀なのできっと役に立てました。呆れます。だからプロシュートさんに叱られるんです。先輩のことなんてもう知りません。
本当に呆れ返りました。何にも察せなかった自分に。
メローネへ
マジでお前はうざかった。本当にびっくりするぐらい。人の話を聞いてないんじゃなくて聞いた上で無視してるところとか特にキライでした。寂しい時ほど一人になりたがるところとかも。甘えたければ素直に甘えろ。難しいことはいつも考えてるんだからそんなときは考えなくていいだろ。
お前はいなくなってもうざいです。でもいるときのほうが幾分かマシなのでなんでもいいから帰ってこい。
ギアッチョへ
俺の車の修理費を置いていったのは褒めてやります。意外と律儀なのは知ってたけどまさかこんな時までとは。でも壊したことについての謝罪はまだ受けてないんだが?それを受け取るまでは俺はキレたままだからな。お詫びのドライブまでつけないと許してやらねぇからな。
ばか。
リーダーへ
この件についてはリーダー達7名の重大なるミスが認められます。リーダーは報連相の重要性についてあれだけ私に言っておいて全く報告も連絡も相談もしないんですね。2年前も二人に怒っていたのに。自分で言ったことくらい守ってください。
この件についての報告書は締め切り厳守で宜しくお願いします。守れないのならば私から取りに行きますのでご了承下さい。
___と_____へ
ふたりだけでどこかいくなんてずるい。おいていかないってやくそくしたのに。ひどいよ。
わたしもつれていって。