キスで許すギルキャリ草稿このギルバート あろうことか
キャリーを怒らせてしまった
非は私にある
飲みの約束を破ったからだ
どうしてもその日に襲撃したい大型の商船があり
事前にキャリーに許しを得た…はずだったのだが…
(こんなに怒るとは…)
「キャリー すまなかった」
「…」
後ろからハグするギルさん 顔背けるキャリーちゃん
(拗ねてる姿も可愛い……が そんなことを考えている場合ではない
機嫌を戻してもらわねば)
「ごめんな 俺が悪かった」
「っ…」
「そう簡単には…許してもらえなさそうだな キャリーの望むことなら何でもするが…」
「……きす…(小声)」
「?」
「…キス…してくれたら ゆるす…(小声)」
ふっと笑ってちょっと強引にちゅっちゅ
「キャリー 好きだ」
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