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    huurai

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    huurai

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    ⚠︎とりあえずばっちこい!って人お進みください
    ⚠︎59名表記
    ※性癖でしかない※ケモミミ※まる親のつもりで書いてるけど生産元がリトポも生産してる本文にカプ要素はない

    #まる親

    結局じゃがいもパンケーキは睡眠後のおやつになった。 俺は思わず頭を抱えた
    元々猫のように気まぐれで自由なやつだとは思っていた。何回か彼に尻尾や耳を幻視したこともある。でもこれは確実に幻ではない、はずだ。なんで、「りと!なんか朝起きたら生えてきたんよ」これは夢なのか、、、「これちょー可愛いと思わんとりあえず家の中こやー!」彼の家に入ってソファの彼の隣に座る。目の前ではゆらゆらと揺れる金色の尻尾と彼の目と同じようにくるくる変化してピコピコ動く猫の耳。「ねぇ、ポー、それ、どうしたの」明らかに人体には存在しない耳の方を触りながら恐る恐る尋ねてみる。ふわふわしていて柔らかくて少し暖かい。幻覚じゃなかったみたいだ、「ちょっとリトくすぐったいしー だからなんか生えてきたっていっとるし!」ふわふわした耳が逃げるように動いて手を引く。「てかリトにも生えとらんそれ犬の耳違うん?」「え」慌てて頭を触るとそこにはいかにも犬の耳です。みたいな感じのふわふわの耳がついていた。「え」朝は、無かったはずだ。珍しく一日フリーだったからどうせならとばっちり支度を整えてポーの家に向かったのだ。ポーランドみたいにヘアオイルを使ったりしたわけじゃないけど櫛を通しはしたのだ。その時には耳はなかったからポーランドみたいに起きたら生えてたとかじゃない。原因として考えられるのはポーランドに会ったことくらいだし、でも一番最初に会った時はついてなかった。猫のしっぽと耳の衝撃で頭を思わず抑えたからよく覚えている。「リトー?どしたん」プププと笑いを堪えているポーランドが下から覗き込むように顔を見てくる。「いつ生えたんだろうって」「リトも起きた時と違うん」「起きた時は生えてなかったし来るまで生えてなかったんだ、だからポーランドに会った時に生えたんだと思ったけどポーランドに会った最初は生えてなかったんだよね」自分の耳を触ってみる。ふわふわしてそれでちょっとくすぐったい。「会っただけじゃーならないと思うんよ。おれ今日買い物行ったし、そこでハンガリーに久々にあったんよ!」俺の耳と髪をわしゃわしゃされる。ちょっとくすぐったいけど悪い気はしない。お尻にバシバシ何かが当たる感覚がして振り返るとくるみ色の尻尾が左右に揺れていた。ちょっと恥ずかしい、、、っていうか、「ポーランドその格好で買い物行ったの!?」わしゃわしゃ髪をかき混ぜられる。「そー、買い物行かんと家にちょうどじゃがいもなかったんよ」「何食べたいの」「ポテトパンケーキ」「わかった、作るよ。」嬉しそうに尻尾がぴーんと伸びてゆったり左右に揺れる。そうだ、そうじゃない、「猫耳とか出したまんま言ったの!?」彼は腕を上げるのが疲れたのかわしゃわしゃするのをやめた「いんや、隠してたんよでも丁度ハンガリーに会っていろんなとこでけもみみが伝染してるって教えてくれたんよ。」「他の国でも!?」「各国で伝染しとるって言ってたしーそーだと思うしーでもハンガリーさんはかかってなかったんよ。でもイタリアとかドイツとか、アジアとかまで広がってるらしいし原因不明なんよ」各国に広がってるのに原因不明とか怖すぎないか、、、?「国民とかは大丈夫なの?俺のとこは国民は何もなかったと思うけど。」というかいきなり耳が生えたとなればたとえ他国の話でも俺の耳に入っていてもおかしくはない、、「なんか国の化身だけにしか伝染しないらしいんよー、、」「国の化身だけしか?」「そ!そんでG8の連中が中心となって原因調べてるってハンガリーが言っとったしー、具合悪くなったりもしてないからそんなに気にすることないと思うんよ、」それでいいのか、、、、まぁ、この機会にまとめて休暇を取るのも悪くない。そろそろお昼ご飯の準備をしたほうがいいかな、じゃがいもを潰すくらいはやっといたほうがいいかもしれないし、、「リト!お手!」頭で考えるより先に動いて差し出された右手に手を重ねた。「???!」「リトおっかしーし!」わしゃわしゃと褒めるように撫でてくる手は決して不愉快なものじゃなくて、むしろちょっと、いやかなり嬉しくて尻尾がまた左右に激しく揺れてしまう。「い、いや、なんか考えるより体が動いちゃって、本能ってやつかな、、、、」この体はまだよくわからないことだらけだけど一つわかることがある。ポーランドにめちゃくちゃ揶揄われそうな体質ってことが。ほら、あの表情は何か仕掛けてこようとしている。やられてばかりじゃちょっと癪だ、「ちょっと待ってて」「?うん、」確かこの棚にあったはず、時々遊びにくる黄色の猫と茶色の猫用に、猫じゃらしが。急いで駆け戻る。なんだかテンションがおかしい気がするけれど頭があんまり回らないからそんなこと気にも留めなくなる。「ほら!ポーランド!」急いで戻った俺の手には猫じゃらし。あいつの手にはどこから取り出したのか犬のおもちゃみたいな縄が握られていた。仁義なきワンニャンバトルが始まったのである。
    結局散々遊び倒して疲れて同時に気絶するように眠りこけて引き分けになってしまった。寝て起きるとケモミミは無くなっていて夢かとも思ったが違うとばかりに床で寝たことの腰の痛みと俺たちが遊んだ猫じゃらしと縄が残っているのだった。
    あとからエストニアやラトビアから知った情報だけどケモミミは触れることで感染するらしい。俺がポーランドの家に遊びに行った日、不幸なことにラトビアは既にプロイセンから伝染していたロシアからの”ぎゅっぎゅっ”で伝染したようだ。
    世界会議の休憩時間はまだ少し余っている。たまたま席が近かったから椅子に座ったまま会話をする。
    「結局何だったんでしょうね、あれ。」そうなのだ、結局不明のままだったのだ。「イギリスさんとかの仕業だったりしますかね、あの人見えないお友達いるみたいですし、」ラトビアも兎耳がもうとれたようで片鱗は全く残っていない。「どうだろうね、」不意にぞくりと寒気がする「日本くんの仕業だったみたいだよ、うふっ」「「「ロシアさん!?」」」「日本くんの家ではよくあることらしいんだけど触れたら感染するから大陸側にも広がっちゃったみたいだね。早く会ってお話ししたいな」いきなり現れたロシアさんに俺たちは首を縦に振るしかないのだった。
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    huurai

    DOODLE⚠️解釈違いあったりしたらすぐさまマワレミギッ! ⚠︎いろんな謝范で妄想していただいて大丈夫ですが、コピペネタということもあって現代っぽいのが多々でてきます。でも現パロじゃない荘園でもいいと思う。 ⚠︎好きな番号と謝范の組み合わせを探しながら読むと楽しいかも。 ※納写ちゃっとあります
    謝范+αのコピペネタ①朝必安を起こしたらうっすら目を開けて今日は目覚めがいいなとか思ってたら俺の方見て「ああ、そういうことか」みたいな寝ぼけ顔でベッドの端っこ寄って布団持ち上げて、さぁどうぞと言わんばかりに添い寝の準備をしようとする。違う俺がベッドに入るんじゃなくて必安が起きるんだ
    ②夜中にふと目が覚めて、時間を確認しようと布団に埋もれたスマホ手探りでゴソゴソしていたら隣で寝ている無咎が寝ぼけた声で「ここ」と言いながら手を握ってきた。嬉しくてなにを探してたかも忘れて寝た。
    ③2人で店を出ようとしたら無咎が引くドアを押して出て行こうとした。当然ドアは開かないけどさらに強くドアを押す。その時のムッとした表情が可愛くてガン見してたら僕の視線に気づいてハッとして「ひ、引くドアだった、、」って言いながら扉を開けた。僕は笑いを堪えながら外に出た。 ④今スーパーで「荷物持とうか」「重いから大丈夫だ」「だから僕が持つって、ほら」「…ありがとう」「ほんとに重いな」「だから言ったろ、重いって…俺が持つから」「じゃあこうしよう。」って一つの袋を半分ずつ持って歩く白黒無常を見た! 2人の関係ってなに、、、?
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    huurai

    TRAINING⚠︎とりあえずばっちこい!って人お進みください
    ⚠︎59名表記
    ※性癖でしかない※ケモミミ※まる親のつもりで書いてるけど生産元がリトポも生産してる本文にカプ要素はない
    結局じゃがいもパンケーキは睡眠後のおやつになった。 俺は思わず頭を抱えた
    元々猫のように気まぐれで自由なやつだとは思っていた。何回か彼に尻尾や耳を幻視したこともある。でもこれは確実に幻ではない、はずだ。なんで、「りと!なんか朝起きたら生えてきたんよ」これは夢なのか、、、「これちょー可愛いと思わんとりあえず家の中こやー!」彼の家に入ってソファの彼の隣に座る。目の前ではゆらゆらと揺れる金色の尻尾と彼の目と同じようにくるくる変化してピコピコ動く猫の耳。「ねぇ、ポー、それ、どうしたの」明らかに人体には存在しない耳の方を触りながら恐る恐る尋ねてみる。ふわふわしていて柔らかくて少し暖かい。幻覚じゃなかったみたいだ、「ちょっとリトくすぐったいしー だからなんか生えてきたっていっとるし!」ふわふわした耳が逃げるように動いて手を引く。「てかリトにも生えとらんそれ犬の耳違うん?」「え」慌てて頭を触るとそこにはいかにも犬の耳です。みたいな感じのふわふわの耳がついていた。「え」朝は、無かったはずだ。珍しく一日フリーだったからどうせならとばっちり支度を整えてポーの家に向かったのだ。ポーランドみたいにヘアオイルを使ったりしたわけじゃないけど櫛を通しはしたのだ。その時には耳はなかったからポーランドみたいに起きたら生えてたとかじゃない。原因として考えられるのはポーランドに会ったことくらいだし、でも一番最初に会った時はついてなかった。猫のしっぽと耳の衝撃で頭を思わず抑えたからよく覚えている。「リトー?どしたん」プププと笑いを堪えているポーランドが下から覗き込むように顔を見てくる。「いつ生えたんだろうって」「リトも起きた時と違うん」「起きた時は生えてなかったし来るまで生えてなかったんだ、だからポーランドに会った時に生えたんだと思ったけどポーランドに会った最初は生えてなかったんだよね」自分の耳を触ってみる。ふわふわしてそれでちょっとくすぐったい。「会っただけじゃーならないと思うんよ。おれ今日買い物行ったし、そこでハンガリーに久々にあったんよ!」俺の耳と髪をわしゃわしゃされる。ちょっとくすぐったいけど悪い気はしない。お尻にバシバシ何かが当たる感覚がして振り返るとくるみ色の尻尾が左右に揺れていた。ちょっと恥ずかしい、、、っていうか、「ポーランドその格好で買い物行ったの!?」わしゃわしゃ髪をかき混ぜられる。「そー、買い物行かんと家にちょうど
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    huurai

    DONEまる親だかリトポーだかよくわからない。お好きな方でどうぞ。
    なんだか国なのか大人なのか子供なのか学パロなのかはたまたそれ以外の何かなのかわからなくなってしまった。バス停のイメージはベンチが三つくらいあって天井がある日本の田舎のバス停のイメージです。
    【お題】 夏空 バス停 サイダー蝉が鳴いている。汗が垂れて地面に落ちて溶ける、青い空は太陽をキラキラと輝かせてこちらを火炙りにしている、バスが来るまでまだそれなりに時間がある、アイツはまだ来ない。いつもアイツは遅刻するから、バスが来る時間よりもかなり早めに集合時間を決める、それぐらいだと遅刻してきた時に普通の集合時間くらいになる。でもたまにすごく早く来ることもあるから俺も遅刻して行く、とかはできない。でも今日は失敗だった、それも大失敗。バス停の屋根は日光を防いでもこの暑さを防いではくれない。この暑さをどうにかしたくて髪を結び直す、頭に熱が溜まっていたのか髪を解くと少し涼しくなった気がした、のも束の間すぐに首に張り付いて体温が上がる、髪をさっきより若干高い位置にまとめ上げる、これで少しはマシになると良いけど。時間を見る。後ちょっとで親友は来るだろう。夏になりたてはいつもこうだ、夏の暑さを忘れて油断してしまう。額に手を当て目を閉じる、蝉が鳴いている。夏の晴れた空気の匂いがする。不意に頰に冷たい物が当たった。「うわっ!?」目を開けるとニヨニヨと笑っているポーランドとその手に握られている炭酸飲料が目に入った。「リト、間抜け面だし〜」そしてもう一つの炭酸飲料が頰に当てられている、暑さが頰から軽減されていって心地がいい「ちょっと、やめてよポーランド、すごいびっくりしたんだけど〜?」あくまで咎めるように言うと彼は心底楽しいと言うように笑みを深くした。「今日暑かったからこれ買ってきてやったんよ!感謝するといいし!」頰にグイグイとサイダーを押し付けてくる。「ありがとう、ポーランド」サイダーを受け取って額に当てる、涼しい「今日ほんとに暑いし、、、溶ける、、、」バス停のベンチに座ってバスを待つ。アイツは人がいないのをいいことにベンチに寝転がっている。蝉がうるさいくらいに鳴いている。「そうだね、ほんと、溶けちゃいそう、」ペットボトルを開けてサイダーを一口飲む、爽やかな味が口いっぱいに広がって、喉が渇いていたからなのかとても美味しく感じた。車の音が遠くから聞こえてきてバスの到着が近いことを教えてくる。「バス、来たんじゃない?」ベンチで伸びているポーランドに声をかける、「おこせし、、」差し出されたポーランドの手を引っ張り起こして丁度到着したバスに乗り込んだ、一気に冷気を浴びる、思わず息が溢れた。「「涼しい、、」」息と一緒に言
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    huurai

    DONE料理がわからなすぎて肝心なとこがない。
    なんちゃって名古屋弁
    久しぶりにリトの家にお泊まりしてる2人「ねぇ、ちょっとポーランド、それ食べ尽くさないでよその中身今日買ってきたばっかなんだから一日で食べ尽くしちゃダメだよ?」
    俺はキャンディポットの中を引っ掻かき回している親友に話しかけた。クリアピンクのキャンディポットの中には今日買ってきたばかりのマシュマロやグミやチョコやキャンディなどのお菓子が入っていてとても可愛らしい。俺の家にあるそれはほぼポーランド専用のような物で久しぶりにポーランドが来たから急いで数日分の中身を補充したのに一日で食べ尽くされちゃ意味がない
    わかったんだかわかってないんだか適当な返事を返す親友の周りにはお菓子などの包装がとっ散らかっているそれを片付けてゴミ箱に入れながらふと時計を見たそろそろ夕刻に差し掛かろうとしている冷蔵庫にある具材を確かめにキッチンへ向かう 「リトー喉乾いたし」俺がキッチンへ向かう頃合いを見計らっていたのか部屋を出る背中に急に話しかけられた。「水でいい?あ、あと桃のジュースとかもあるけど」「口ん中甘ったるいから水でいいし」彼が水を飲むのは珍しい、それでもキャンディポットをあさる手は止めていないから相当中のお菓子の味が気に入ったみたいだ、ポーランドのお気に召したようでよかった「わかった、もうあんまりそれ食べないでね。ご飯が食べれなくなっちゃう」「わかったし」冷蔵庫を開けて中身を確かめる。冷蔵庫の少し冷たい空気を感じながら具材を頭の中に書き留めた。ポーランド専用の可愛いコップに水を汲んで戻る。ポーランドが家に泊まるたびに何かを持ち込むので家の中にはポーランドの物が当たり前のように置かれている。服はもちろんその他色々なものを持ってきている、このコップはいつ持ってきたものだったかは覚えてない。ポーランドがさっきまでガサゴソやっていたキャンディポットは机の上に置かれていた、結構な量減っている。そりゃあこんだけ食べれば口の中が甘ったるくなるわけだ。ソファでくつろいでいるポーランドにコップを差し出し話しかける「はい、水」「ありがとうだしー、それめちゃくちゃ美味しかったんよ!リトも食べてみるといいし!」機嫌良くポーランドが言う。大絶賛だ、かなり美味しかったらしい「あとで食べてみるね、それと今日、夜ご飯〇〇でいい?(料理詳しくなさすぎて〇〇表記にした)」「えーよ、楽しみにしとるし」「良かった」キャンディポットを回収してキッチンに持って行く、
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    huurai

    TRAINING⚠︎とりあえずばっちこい!って人お進みください
    ⚠︎59名表記
    ※性癖でしかない※ケモミミ※まる親のつもりで書いてるけど生産元がリトポも生産してる本文にカプ要素はない
    結局じゃがいもパンケーキは睡眠後のおやつになった。 俺は思わず頭を抱えた
    元々猫のように気まぐれで自由なやつだとは思っていた。何回か彼に尻尾や耳を幻視したこともある。でもこれは確実に幻ではない、はずだ。なんで、「りと!なんか朝起きたら生えてきたんよ」これは夢なのか、、、「これちょー可愛いと思わんとりあえず家の中こやー!」彼の家に入ってソファの彼の隣に座る。目の前ではゆらゆらと揺れる金色の尻尾と彼の目と同じようにくるくる変化してピコピコ動く猫の耳。「ねぇ、ポー、それ、どうしたの」明らかに人体には存在しない耳の方を触りながら恐る恐る尋ねてみる。ふわふわしていて柔らかくて少し暖かい。幻覚じゃなかったみたいだ、「ちょっとリトくすぐったいしー だからなんか生えてきたっていっとるし!」ふわふわした耳が逃げるように動いて手を引く。「てかリトにも生えとらんそれ犬の耳違うん?」「え」慌てて頭を触るとそこにはいかにも犬の耳です。みたいな感じのふわふわの耳がついていた。「え」朝は、無かったはずだ。珍しく一日フリーだったからどうせならとばっちり支度を整えてポーの家に向かったのだ。ポーランドみたいにヘアオイルを使ったりしたわけじゃないけど櫛を通しはしたのだ。その時には耳はなかったからポーランドみたいに起きたら生えてたとかじゃない。原因として考えられるのはポーランドに会ったことくらいだし、でも一番最初に会った時はついてなかった。猫のしっぽと耳の衝撃で頭を思わず抑えたからよく覚えている。「リトー?どしたん」プププと笑いを堪えているポーランドが下から覗き込むように顔を見てくる。「いつ生えたんだろうって」「リトも起きた時と違うん」「起きた時は生えてなかったし来るまで生えてなかったんだ、だからポーランドに会った時に生えたんだと思ったけどポーランドに会った最初は生えてなかったんだよね」自分の耳を触ってみる。ふわふわしてそれでちょっとくすぐったい。「会っただけじゃーならないと思うんよ。おれ今日買い物行ったし、そこでハンガリーに久々にあったんよ!」俺の耳と髪をわしゃわしゃされる。ちょっとくすぐったいけど悪い気はしない。お尻にバシバシ何かが当たる感覚がして振り返るとくるみ色の尻尾が左右に揺れていた。ちょっと恥ずかしい、、、っていうか、「ポーランドその格好で買い物行ったの!?」わしゃわしゃ髪をかき混ぜられる。「そー、買い物行かんと家にちょうど
    2555

    huurai

    DONEまる親だかリトポーだかよくわからない。お好きな方でどうぞ。
    なんだか国なのか大人なのか子供なのか学パロなのかはたまたそれ以外の何かなのかわからなくなってしまった。バス停のイメージはベンチが三つくらいあって天井がある日本の田舎のバス停のイメージです。
    【お題】 夏空 バス停 サイダー蝉が鳴いている。汗が垂れて地面に落ちて溶ける、青い空は太陽をキラキラと輝かせてこちらを火炙りにしている、バスが来るまでまだそれなりに時間がある、アイツはまだ来ない。いつもアイツは遅刻するから、バスが来る時間よりもかなり早めに集合時間を決める、それぐらいだと遅刻してきた時に普通の集合時間くらいになる。でもたまにすごく早く来ることもあるから俺も遅刻して行く、とかはできない。でも今日は失敗だった、それも大失敗。バス停の屋根は日光を防いでもこの暑さを防いではくれない。この暑さをどうにかしたくて髪を結び直す、頭に熱が溜まっていたのか髪を解くと少し涼しくなった気がした、のも束の間すぐに首に張り付いて体温が上がる、髪をさっきより若干高い位置にまとめ上げる、これで少しはマシになると良いけど。時間を見る。後ちょっとで親友は来るだろう。夏になりたてはいつもこうだ、夏の暑さを忘れて油断してしまう。額に手を当て目を閉じる、蝉が鳴いている。夏の晴れた空気の匂いがする。不意に頰に冷たい物が当たった。「うわっ!?」目を開けるとニヨニヨと笑っているポーランドとその手に握られている炭酸飲料が目に入った。「リト、間抜け面だし〜」そしてもう一つの炭酸飲料が頰に当てられている、暑さが頰から軽減されていって心地がいい「ちょっと、やめてよポーランド、すごいびっくりしたんだけど〜?」あくまで咎めるように言うと彼は心底楽しいと言うように笑みを深くした。「今日暑かったからこれ買ってきてやったんよ!感謝するといいし!」頰にグイグイとサイダーを押し付けてくる。「ありがとう、ポーランド」サイダーを受け取って額に当てる、涼しい「今日ほんとに暑いし、、、溶ける、、、」バス停のベンチに座ってバスを待つ。アイツは人がいないのをいいことにベンチに寝転がっている。蝉がうるさいくらいに鳴いている。「そうだね、ほんと、溶けちゃいそう、」ペットボトルを開けてサイダーを一口飲む、爽やかな味が口いっぱいに広がって、喉が渇いていたからなのかとても美味しく感じた。車の音が遠くから聞こえてきてバスの到着が近いことを教えてくる。「バス、来たんじゃない?」ベンチで伸びているポーランドに声をかける、「おこせし、、」差し出されたポーランドの手を引っ張り起こして丁度到着したバスに乗り込んだ、一気に冷気を浴びる、思わず息が溢れた。「「涼しい、、」」息と一緒に言
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