【基本情報】
◇神崎 雪音(カミサキ ユキネ)◇
年齢:26歳
誕生日:7月24日
身長:177cm
一人称:俺
二人称:お前
使用武器:太刀、魔法(水、光属性)
基礎戦闘力:S
所属:セレナイト
何でも屋全体及びセレナイトのリーダー。双子の兄。聡明で思慮深い。
言葉数は少ないが、放つ言葉には人の心を動かすような重みがある。
考えてもどうにもならないときは力で解決しようとする節がある。暑い所が苦手。
あまり笑うことはないが笑顔を見たものは美しすぎて時が一瞬止まるらしい。
今は何でも屋のメンバーのことが何よりも大切で、家族のように思っている。
自身はあまり話さないがみんなで談話している空間が好き。
メンバーのためであれば自分が傷つくことは厭わない。
リーダーといった役職や立場は気にせず接してほしいと思っている。
何でも屋結成前から雪音、紫音を知っている者は、昔の雪音は活発ではつらつとした印象であったが、現在は雪音と紫音の印象が正反対だと言う。
【何でも屋結成前】
◇就学前〜高等学校卒業まで
裕福な家庭で育ち、周りの同年代の子供と比べると大人しい印象であったが、室内よりも外で遊ぶ方が好きな子どもであった。
「誰にでも好かれるように明るくふるまえ」という父の教えを律儀に守り無理をして明るく振る舞うようになる。
幼少期から容姿が美しく、父の教えも相まってよく笑うことから「天使のような子」と言われ、周りの大人たちから注目を浴びるようになる。
紫音が「内気で男らしくない」と叱られるのを見るのが嫌で、2人で遊びに行くと言って紫音を連れ出すなど大胆な行動をすることもあった。
初等学校入学後に紺碧、花葉、朱優と知り合い雪音、紫音の家によく集まるようになる。
中等学校から戦闘教育が始まった際は授業だけでなく、父からも戦闘について叩き込まれるようになる。
現在の使用武器が太刀であるのも父が太刀を使用していたためである。
中等学校でも変わらず紺碧、花葉、朱優とは関わりを持っていたが、進学にあたり転居することになり3人との関わりが途切れる。
双子で同じ高等学校に進学し、進学後も父からの教えを律儀に守り続けていたが、ある日ふと「自分はなぜこんなことをしているのか」と疑問に思うようになり以前のように上手く笑うことができなくなる。
今までなにも感じていなかったが、自分が笑顔を見せる度に周りの人間に注目されることに違和感を覚え、「自分の笑った顔は変なのではないか」と思うようになりさらに笑うことができなくなった。
突然今までのように振る舞えなくなり焦りと不安で精神的に限界がきたときに紫音の「無理に笑う必要なんてない。雪は雪らしく好きに生きればいい」という言葉で精神的な荷が降り、無理に振る舞うことはやめ、現在の性格となった。
自分を偽るのはやめたときから髪を伸ばし始めた。
現在もあまり笑わない理由は「自分の笑った顔は変なのではないか」という考えが未だにあるためである。
「勉学、武術、全ての才能を兼ね揃えた神のような美しい子」と幼少期から常に注目を浴びていた。
◇高等学校卒業後
双子揃って名のある大学に進学する。
大学時代は雪音、紫音共に様々な組織から誘いを受けていたが、どの組織も組織の利益と自分たちの能力しか見ていないことに嫌気がさし、「自分たちにしかできないようなことがしたい」という考えに至り、何でも屋を創立することにした。
大学卒業後はそのまま大学院に進学したが、紫音と共に戦闘依頼を受け、学生生活を送りながら何でも屋を創立するために必要な資金を稼いでいた。
猫に変化する魔法を使い「白い招待状」をセレナイトのメンバーに渡していたが、梓白と会った際に猫ではないことがばれてしまい、人間の姿で招待状を渡した。
【何でも屋結成後】
何でも屋の仕事をしながら大学院卒業した。
中等学校以来に再会した紺碧、花葉、朱優に以前と全く雰囲気が違うと驚かれた。
今までとは違い本来の自分の姿で他人と関わるため不安もあったが、何でも屋の皆は自分を受け入れてくれたことを嬉しく思っている。
雪音の皆を思う気持ちが伝わっており、何でも屋みんなから愛される存在となっている。
現在も精神的にやや弱いところがあり、弟の紫音や同チームであり同じ幹部としても関わることの多い梓白や花依斗に支えられている部分がある。
【仕事、戦闘時】
リーダーという立場ほとんど気にせず、皆と同じ立場で物事を考える。
リーダーだからといって安全な場所で指示を出すという考えがなく、むしろ戦場に出たがる。
他にも戦闘の任務が1番好きであったり、戦闘をすることがわかると少し嬉しそうな様子から好戦的な一面があることがわかる。
全体的な能力が高く、太刀を一振りするだけで周りを凍てつかせる。
魔力を最大までためると歩いた場所が凍る。
素早い動きと美しい太刀捌きを見たものは口を揃えて「天使が舞い降りてきた」と言う。
【バディ】
◆神崎紫音
何でも屋結成前から2人で戦闘依頼などを受けており、そのままの名残りで組むことになった。
雪音が自由に動いても紫音が雪音に必ず合わせるため雪音自身はあまり深く考えず行動している。
戦闘など現場に赴く必要のない仕事は全て紫音が一人でやってしまうため自分をもっと頼って欲しいとも思っている。
【メンバーとの特記事項】
◇夕凪梓白
何でも屋の中で特に信頼している。
梓白の前だと自然と口数が多くなり、様々なことを話すようになる。
紫音とバディを組まなかったら梓白と組むのもいいと思っていた。
◇朝日花葉
今まであだ名で呼ばれたことがなかったが、花葉と出会ってから「雪ちゃん」と呼ばれるようになり初めてあだ名で呼ばれたため気に入っている。
雰囲気が変わってしまったため呼び方を変えた方がいいか言われたがそのまま呼んで欲しいと伝えた。
◆神崎紫音
双子の弟。幼い頃から今までずっと一緒にいることが多く、一緒にいることが当たり前のようになっている。
現在とは打って変わり内気であった紫音が父に怒られるのが嫌で助けることも多かった。
常に雪音のことを優先して動くため感謝していると同時に紫音に負担をかけていないか不安になる。
紫音自身にももっと目を向けて欲しいと思っている。
花依斗と接している紫音を見る度に「俺に対してもあのくらい遠慮なくきていいのに。」と思っている。
高等学校時代まで紫音は一緒にいながらも雪音のことをずっと嫌っており、紫音はこのことを隠していたつもりだったが雪音はその事もわかっている。
◇朝日花依斗
同じ幹部、チームでありながらもお互い寡黙であることからあまり言葉を交わさないが、それでもなんとなく意思の疎通ができる。
雪音と花依斗が組んで戦闘に出ると厳粛で神々しい雰囲気に圧倒される。
花依斗と紫音は顔を合わせる度にに煽り合い、罵倒し合うような仲だがこれは仲がいいことの裏返しだと思っている。
◆泉京
招待状を持っていなかったが、結成日に何でも屋の事務所がある場所にたどり着いた不思議な人物。
結成日に偶然たどり着き、少し会話をしただけであったが京の人間性に惹かれてこのまま加入してもらうことにした。
食の好みや食べる量が似ており、一緒に食事をすることが多い。