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    官.ナギ派生兄弟が流行ってた時に書いてたヤツ。本編、オルタ、女の子。
     オルタの性格が、幸薄そうな美人かホワホワ幼女か迷うけど、どっちかと言うと薄幸そうな美人タイプなんだろうな。書きやすいのは幼女なんだけど…。
     カン.子ちゃんはチンチンあります。

    アレックスしないと出られない部屋。 「何だ、此処は!!」
     「本官たちは『吸血鬼、○EXしないと出られない部屋』に閉じ込められてしまったのであります!!」
     「お前のせいでな!!」

     「どうするんだ! この馬鹿カンタロウ馬鹿!!」
     「落ち着いて下さい、ナギリさん。この吸血鬼は足のはえた建物型の吸血鬼でして、このまま放っておくと市民の皆様に被害が及んでしまいます。ですから本官たちがこの部屋に入り足止めをして、吸対の到着を待つのが最善の策かと思った次第であります!!」
     「俺の見間違いでなければ、お前、何時吸対に連絡をした?」
     「……………すいませんでしたぁ!!」
     「何に対しての謝罪だぁ!!」
     「今から連絡をすれば…。電波がありません!!」
     「あーーーーー!!!! 考え無しに突っ走るからこんな目に合うんだ。常々言っているだろうが!!」
     「うぇーーーん!!」



     「失礼します。すいません、雨宿りさせて下さい」
     「本日の降水確率は
    昨日の夕方に」

     「「「「あああああ?!!」」」」
     四人の叫び声と共に、と

     「ナギリさん! ナギリさんと本官のそっくりさんであります!!」
     「ぐぇ」
     「オルカンさん、見て下さい! 俺達のそっくりさんですよ!」
     「世の中には自分と似た人間が三人いる。それをドッペルゲンガーと言いますが、ドッペルゲンガーに会う確率はウンタラカンタラ」



     「こんにちは。俺はオルタナギリと言います。カンタロウさんは、ケイ・カンタロウ・オルタさんって言って、俺はオルカンさんって呼んでます」
     「これはご丁寧に! 本官はケイ・カンタロウと申します! そしてこちらが、辻田ナギリさん! 辻バレした後、なんやかんやあって本官と同棲して漫画家さんのヘルプアシスタントと退治人をされております! 辻斬りナギリとは全く無関係の好青年であります!!」

     「ナギリさんは辻斬りナギリとは全くの無関係なんですね。俺、本当は辻斬りナギリなんですけど、オルカンさんは信じてくれなくて…」
     「ほう。それはどうして?」
     「辻斬りナギリは身長五メートル。口から火を吐きます。対してオルナギさんは身長が
    三メートル分違くて口から火も吐きません。ですので、オルナギさんは辻斬りナギリではないと本官は断定します」
     「成る程! 素晴らしい推察力であります!!」
     「何だこの馬鹿みたいな会話は!! 頭がどうにかなりそうだ!!」

     この部屋でたった数分繰り広げられた会話に、
    ボケ3対ツッコミ1で、ナギリの血管がブチ切れそうだった。

     「だから警戒心を持て!! 何を悠長に自己紹介している!! それに、さっき言っただろう! この建物が移動しないために俺たちが足止めに入ったのに、どうしてコイツらがこの中に入って来られる?! 何かの幻影じゃないのか?! 他にこの吸血鬼の情報は無いのか?!」
     「本官が知っているのは、この中に入った者は指示された事柄を成功させないと外に出られない、と言う事くらいであります!!」
     「指示だと? 何処に指示が書かれている?」
    「」「」「」
    「」「」
     「そう言えば、部屋に入ってきた来たのも別々でありました」
    「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
     『六人がセックスをしないと出られない部屋』
     「?」
    「」「」「」「」「」
    「」「」「」「」「」「」「」「」「」
     「六人って、あと二人足りないですよ」



     「ナギ子さん! こちらの建物が怪しい気がします!!」
     「止めろ引っ張るな手を離せ! そして、アタシを巻き込むな!!」

     「「「「「あああああ!!!!!」」」」」
     「嘘だろう…」



     「本官、ケイ・カンコと申します!! こちらはナギ子さん!! 本官と一緒に辻斬りナギリを追っております!!」
     「クソッ。今日は特別嫌な予感がしてたんだ。クソッ」
     「カンコさん達も辻斬りナギリを探しているんだね。あの、俺も辻斬りナギリって言うんですが、お探しの人物ではないですか?」



     「俺たちも協力してあげたいね」
     「我々四人で辻斬りナギリを捜索するとその効率は 
    パーセント向上しウンタラカンタラ」

     「おい、アタシに似たお前。黙れ。余計な事を言うな」
     「」「」「」「」「」
     「あぁ、煩い!! お前ら皆、カッ斬」
     「カッ斬?」
     「カッ、カッ、活気に満ち溢れていないか?! 何時からそんなに親しくなった?!」
     「そうでありますね! 何だか我々、他人の気がしません!!」
     「あああ! クソぉ!!」
     髪の毛をかきむしっているナギ子をナギリが呼ぶ。


     「そこの女。こっちに来い」
     「あぁ? 何だ貴様。アタシに指図するな」

     「お前、あの女に辻斬りである事を隠しているな」
     「貴様」
     何故、知っている。背後の四人に気付かれないようにナギ子はナギリの喉元に血刃を突き付ける。
     「刃を出すな。気付かれる」
     「チッ。お前は何を知っている?」
     「話が早くて助かる。現状だが、お前の考えは当たっている。最悪の出来事の最中に俺たちはいる」
     「あの女と一緒になると何時も碌な事がない!!」
     「分かる。分かるぞ」
     「」「」「」「」

     「あんな弱々しい俺は俺じゃない」
     「アタシだってそうだ。何だあの脳ミソお花畑は」
     ((それに、馬鹿みたいに相手に好意を伝えている))
     鳥肌が立つ。
    「」「」「」「」「」「」「」「」「」

     「これで必要人数の六人が集まったであります!」
     「これ以上増えないよな?」
     「止めろ。言うな」
     「皆さんはこの部屋の脱出方法をご存知なのでありますか」
     「こちらの壁をご覧下さい。脱出方法が明記されております。六人が揃った事によりここから脱出出来る可能性が
    パーセント上昇ウンタラカンタラ」
     「」「」「」「」

     「ふざけるな! そんなこと出来るかぁ!!」
     「ですがナギ子さん! えっちしないとこの部屋から出られないであります!!」
     「」
     「」「」「」「」「」「」「」「」「」

     「するのは良いんだけど…」
     「「良い訳あるかぁ!!」」
     「皆が居ると恥ずかしいよ…」
     「「顔を赤らめるなぁ!!」」
     「むぅー。ナギ子さんとナギリさんは息がぴったりで、カンコは少し嫉妬してしまいます」
     「」「」「」「」「」「」「」「」「」

     「オルカンさんの部屋みたいに、ベッドがあったら良いな」

     ポン

     「ベッドが出てきたであります!!」
     「」「」「」「」「」
    「」「」「」「」「」

     「オルカンさん、好きです。好き好き」
     「心音、血圧、共に上昇。
    これは生理現象であります。」
     「」「」「」「」「」「」

     ((ふざけるな! オルタナギリィ!!))
     あんな甘ったれた声で相手を呼ぶなど、自分には天と地が入れ替わっても出来ない。

     



     「あちらのナギリさんは、随分と情熱的でありますね」
     「はぁ? 何だ、お前。あんなヤツが良いのか? だったらあっちへ行って来い。さんぴー? したいとか言ってただろう」
     「いいえ。あちらのナギリさんには、あちらの俺が居ます。それに俺は知っています。ナギリさんが俺の事を大好きだって」
     「自惚れるな、馬鹿ンタロウ。」
    「」「」「」「」
    「」「」「」「」「」
     「性格が反転していても、性別が反転していても、俺とナギリさんは一緒に居る事が判明して嬉しいであります」
    「」「」「」「」「」



     「よそ見しちゃ、嫌です。ナギ子さん」
     「んぅっ…うぅ…」
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