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    touka10477

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    touka10477

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    エゴの短鞭について少し男性教師達が話すだけ
    名前出していない教師も数人話してる。。けど文字じゃ解らない。
    男性教師達の残業中のとある一幕
    そしてきっとこの場にシチロウが居たら
    しれっとカルエゴくんの家って拷問道具一式揃ってるよね
    とか言い出しかねない

    #mirm

    購入場所「そう言えばカルエゴ先生のその鞭って魔力で伸ばせるんですか?」

    突然のムルムルの質問に、手にしていた短鞭へちらりと視線を向ける。

    「まぁそうだが」
    「そのタイプの鞭って中々扱い難しいんですよね。魔力込めすぎると酷いことになりますし」
    「えっ。何突然解説に入ってきてんの」

    突然ムルムルの背後に現れたマルバスにびくりと体が跳ねた事を無かったかのように、マルバスはカルエゴの手にある短鞭を愛しげに見つめる。

    「本当にいつ見ても美しいですよね」
    「惚れ惚れするポイントが解らないっ」
    「それ以上近付かないで下さい」
    「酷いなぁ」

    わざとらしくしょげて見せるマルバスに、カルエゴの後ろの席で話を聞いていたダリは笑い声をあげる。

    「で、カルエゴ先生はそれずっと前から持ってるけど。どこで手に入れたんです?」
    「は?」
    「その短鞭一見使いやすそうなのに加減が難しいからって中々手にしてる悪魔居ないですよね」
    「って言うか鞭って拷問道具屋で買うんですか?」
    「行きつけの店あったりします?」
    「拷問道具屋に行きつけのがあるのって何か嫌じゃありません?」

    生徒も女性教師達も帰った後の校内だからと言って歯止めのきかない教師陣からの質問責めにカルエゴはふと思考を巡らせる。
    実際この短鞭は自宅にあるものを譲り受けた物。特に拷問道具屋へ買い物に行く必要もカルエゴには無い。では何故自宅に短鞭や、それと共に大量の道具があったのだろうか。答えは簡単である。魔関署の最奥を勤めるナベリウス家の悪魔たるもの大抵の拷問道具を使いこなせなければ意味がない。と言う思考からだ。
    実際その短鞭を譲り受けた時に、他の道具も試してみるか?と言う言葉に意味が解らず必要ないと答えた記憶だけは残っている。

    「いえ。別に買いに行ったことは無いですが」
    「え。じゃあそれどこで」
    「…………言う必要性が感じられ無い。それよりもさっさとその書類仕上げないと日付変わっても終わりませんよ」

    自宅にあるのを等と言えば色々と厄介なことになるであろう事はカルエゴも解っていた。

    「カルエゴ先生も色々事情がありますもんね~」
    「黙ってて下さい」

    シチロウがこの場に居なくて良かったと、他の教師達には気付かれないようカルエゴは息を着いた。
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    touka10477

    SPOILER叔父上滾りすぎたので、ちょっとだけネタバレ込み。ほぼ捏造。

    番犬としてしてはいけない事をした叔父上の所業を🐶期🍲が知ったとして。。
    一人で考えすぎて、もっと勉強して早く番犬にならなきゃって頑張りすぎて悪習期になっちゃう

    ってのをペラ様視点です(何)
    何気にナルカル風味あります。タグつけてないけど。
    裏切り今になって気付いた事が一つだけある。
    あの頃もしかしたら私はカルエゴくんが一人苦しんでいた事に気付かずに居たのかもしれないと言う事だ。

    学生の頃の事。カルエゴくんやバラムくんと過ごす毎日は楽しかった。番長と言う呼び名がついた事もただ面白かった。
    私はただサリバン様の学校を過ごしやすいより良い学校にするためにだけ動いていた。その為に実力もあり不正や不当な事が嫌いな二人と行動を共にしただけの毎日だったが、それはとても充実した毎日だったと今でも言える。
    けれど一度だけ、カルエゴくんの異変に気付けなかった事がある。

    毎日イラついているような舎弟。いつも私に怒っていたけど、実力が少し足りない可愛い後輩。からかい甲斐があって、文句を言いつつも命令に従う。それは彼がナベリウス家の悪魔として誇りを持っているから扱いやすいのだと知っての事。
    2717

    touka10477

    MOURNING仕事中にふと浮かんでしまった話の供養

    カルエゴに悪魔学校を辞めさせよう計画をしているナルニアです←
    この後からナルニアの弱点はカルエゴって矢印が全員の頭に組み込まれるんですけど、カルエゴ自身弱い悪魔じゃないから弱点と言えないのではないか論争もされる。


    膝を折るのはお前にだけ

    ってのと


    「あーあ連れて行かれちゃったね。カルエゴくん」
    「連れて行かれましたね」

    ってのを書きたかっただけ
    ナベリウスの悪魔一族宛に出された書面。そこに記載されていた内容に対し驚いたのはカルエゴだけではなく、一族のもの全てからどう言う事かとの連絡がカルエゴに入った。カルエゴ自身も知らぬ内容のため不明と答えるだけしか出来ず、サリバンの予定からバベルに居るであろうナルニアの元へと急いだ。

    13冠会議が終わり出てきたらナルニアの視界にオペラと言い合いをするカルエゴの姿が映る。いつものようにからかい、からかわれと言うやり取りだが、ナルニアにとっては気分の良いものではなかった。
    サリバンがオペラの名を呼ぶより早く、ナルニアはカルエゴの元へと歩を進める。ナルニアに気付いたオペラはではとカルエゴへ一言告げサリバンの元へと行く。その姿を見つめるナルニアの視線は冷たい。
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