メリクリさめしし2023『わたしにつづけ　陽気なリズムで
　ユールタイドの宝物を……』
　
　ぱちり。
　昼間から大きな音で、夜が更けてきてからは小さな音で、もう何度聞かされたか分からないほどに繰り返された音楽がようやく止んだ。指で触れたスイッチがいやに温かく、慌てて抜いたコンセントは恐ろしいほどの熱を発している。
　まさか、このおもちゃもこんな長丁場を歌わされるなんて思ってもみなかっただろうな。
　苦く笑って、本来であれば明日が本番であるはずの、しかし当日にはもう誰にも見向きもされないであろう本日の功労者を労わるよう、丁寧に箱に戻す。
　
　広々としたリビングルームを振り返ると、あらかたの片付けを終えたそこはおおむねいつも通りの平穏を取り戻し始めていた。未だちかちかと光の点滅を繰り返すモミの木だけが健気に存在を主張していて、その隣で物々しい手術台がカラフルな光を反射している。

　　忠义篇设定

　　“所以，第七骑士团团长，你现在的感受是如何？嗯~”

　　魔王环抱着双臂，面带微笑的看着眼前奄奄一息的第七骑士团团长，给所有人一种在观赏艺术品的错觉。

　　生锈的铁链锁住了骑士的手腕，吊举过头顶，每晃动一下，铁链就会发出刺耳的撞击。双腿也跪坐在血腥的岩石板上，如同一位被折断翅膀的神明，跌入到了悬崖的最深处，在满是人骨与尸块的无尽深渊中，进行着世间最诚恳的祈祷。

　　“呵……魔王……”

　　自始至终没有吭声的骑士，在此刻发出了令人兴奋的声音，勾引出了魔王的兴趣。

　　“你的索性有时间在这里与我聊天，倒不如……杀了我……”

　　骑士抬起了头，满是血丝的瞳孔里，在此时，终于闪过了一丝亮光。

　　“魔王！你杀了我的战友！杀了我的亲人！连那无辜的婴儿你们能毫不犹豫吃下肚中！你们就是恶魔！恶魔！”