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    mutuki5454

    マイ相、澤受けでキャッキャしてます。ヤバい妄想も多いのでお気をつけください。

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    mutuki5454

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    マイ相でほっぺ膨らませてご飯食べるの見たかった。

    #マイ相
    maiPhase

    相澤が昼飯作ってくれた話「あいざぁ〜?何やってんのぉ〜?」
    「昼飯作ってる」
    返ってきた言葉に瞬きをひとつ。え?何て言った?昼飯、はいい。オレもラジオで明け方まで声を出していて、起きたのはついさっき。寝起きで腹はへってる。次だ。作る?え?相澤が作んの?作れんの?疑問が顔に出ていたのだろう、相澤は眉を寄せて「俺だって料理くらいする」と言った。そりゃ相澤ヒーローだ、健康面考えるなら自炊は必要だろう。けど、相澤が炊事かぁ〜
    「…見ていい?」
    「別に良いが…焦がさねぇぞ」
    そんなんじゃないって。ただ、相澤が作ってるのを見たいだけ。そう言えば、相澤は不思議そうな顔をして
    「お前みたいに手際良くないぞ」
    と答えつつキッチンへ向かう相澤の後を追う。
     相澤の部屋のキッチンはリビングから入れるドアのない小部屋の様な造りだ。少し狭いそこにシステムキッチン、が入るわけもなく普通の台所だ。ステンレス製のワークトップにシンク、二口ガスコンロにはグリルがついている一般的なものだ。ただし、冷蔵庫はファミリー用。食材以外に常温推奨されない薬品を入れているせいだ。専用冷蔵庫買えばいいのに、と言ったが「冷蔵庫は一個で十分だろ」といわれてしまった。
     コンロの下にある引き出しから取り出すのはフライパ
    「え、なにそれ?」
    「は?」
    鉄製ぽいそれは四角く、卵焼き器とはまた違う形だった。
    「直火用のホットサンドメーカー。そこ邪魔」
    冷蔵庫に寄りかかるように見ていたせいで邪魔扱いされてしまった。すごすごと退くと、相澤は冷蔵庫から食材を選んで出していく。ケチャップにチーズ、使いかけのハムや魚肉ソーセージなどなど。常温用の食材置き場になっている棚から食パン取り出すと、なれた様子で耳を切り落としてホットサンドメーカーに耳を落としたパンを入れケチャップを塗りチーズやハムを入れてまたケチャップを塗ったパンを入れ、を何度か繰り返し
    「待って待って、相澤それ入れすぎじゃない⁈」
    ホットサンドメーカーに乗ったパンは山を作っていて、どう見ても入れすぎだろうと思えたが相澤は平然と「少ないだろ」と言うと、引き出しから同じ形の物を取り出し奥の辺についていた用途不明だった突起に引っ掛けると軽い感じで持ち手を重ねコンロの上に乗せる。恐らく相澤だから軽く持ち手を重ねた様に見えたんだろうな…このゴリラめ。そう思っていると、相澤が無言でコーヒーカップを2つ差し出してくる。コーヒー作っとけってことね分かった分かったとそれらを受け取り、リビングへ向かう。リビングのローテーブルには電気ケトルとインスタントコーヒーが常備されている。ケトルの中を確認すれば満水だったので、きっと相澤が今朝入れたのだろう。スイッチを入れていつもと同じ量のインスタントコーヒーを入れていく。
     と、美味そうな匂いが漂いはじめ、早くよこせとばかりに腹の虫がぐぅっと鳴る。様子を見たところで早くできるわけでは無いが、匂いに吸い寄せられるのは人間の性だ。立ち上がりキッチンへ向かおうとすると同時に、相澤が白い皿に茶色いものを移している所だった。
    「先食っていいいぞ」
    ほら、と差し出されたそれは、満腹な腹の様に中央が膨らみこんがり色よく焼かれている。鼻を近づけ思いっきり匂いを嗅ぐ。はーすっげーいい匂い。キッチンを見れば、相澤は自分用に先程と同じ様に何で閉まるんだろうと思う量をホットサンドメーカーに突っ込んでいた。相澤を待とうかと思ったが、こういうのは熱い時に食った方が美味いと決まっている。相澤に聞こえるように「いただきます」と言えば、背後から「はーい」と聞こえちょっと笑ってしまった。
     かじりつくと、中から大量のチーズやケチャップが熱々で溢れてくる。これやっべぇ!あの大量のパンは圧縮されケチャップとチーズ、ハムやソーセージで煮込まれクタクタになっているが、周りのパンはカリッカリで食感がいい。しかしあっつい!あ、コーヒー入れてねぇ。気づけばケトルは既に保温になっていて、2つのカップにお湯を注いでいるとホットサンドをキッチンペーパーで掴んだ相澤が座ってきた。
    「何で皿持ってないのよ」
    「すぐ食い終わるからな。美味い?」
    「ん!すっげー美味い!」
    笑って答えれば、相澤は柔らかく笑って「良かった」といっ、相澤も出来たてのホットサンドにかじりついた。
     ジャンクな匂いが漂う部屋で、久々に穏やかな時間を味わっていた。


    「相澤、何入れたの?」
    「俺の?ハンバーグ」
    「一人だけ肉かよ!」
    「余り物だったからな…一口食う?」
    「食う食う!あー…ん!」
    「おい!一口でかいぞ!」
    「うっんま〜♡」
    「くそ、ハンバーグもうねぇじゃねぇか」
    「ごちでーす」
    「はぁ…どういたしまして」
    「オレもホットサンドメーカー買おっかな〜」
    「…元気がでたなら良かった」
    「…気づいてたの?」
    「気づかないわけ無いだろ、ばーか」
    「もー!しょーちゃん大好き!」
    「はいはい、俺も好きだよ」
    「本当よ?」
    「知ってる」

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