あまえたい智主ファンアート圭圭本当はもうとっくに分かってるけど言わせたくて、言って欲しくて、敢えて聞いてしまう。この世で一番安心する匂いと声で身体中を充したくて、ちゅーしてって智将に頭をぐりぐり擦り寄せて甘えた。もちろんそうしたら喜ぶって分かってるちしょーの好きな俺の甘えた声と瞳でちゅーしてってねだるのも忘れずに。そしたらしょうがねェなって言いながら向けられる特別な感情に裏付けられたのぼせるような愛情のこもった優しく激しい視線で髪の毛の先から指先までを愛でて応えてくれる頬や首筋に熱が集まってくる。ちゅーしてってあまえてるのにちしょーは甘えたとか言ってくるばかりで瞳じゃ俺のこと可愛くて仕方ないって言ってるくせになかなかしてくれないし口じゃ瞳ほど可愛いとかひと言も言ってくんないし
「ちゅーしてってば!ちしょーの意地悪!」
「なら、どこにして欲しいか言えよ」「口にして欲しいに決まってんじゃん!ねー、なんか今日いつもに増してちしょー性格悪くない!?なんで俺があまえたい時いつも意地悪なん?」
お前のせいだろ。アホ!分かってて聞いてるならお前も似たようなモンだろ。口なら…それだとちゅーだけじゃ済まなくなるな」「別に俺のことも甘やかしてくれるつもりならそれで構わないがどうする主人?」涼しい顔して挑むようににそう言ってきた智将の背中は俺の頬や首筋と同じくらい熱かった。
END