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    owr_fis

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    owr_fis

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    さよはじ
    一回書いてみたかった。ojです多分

    ▼やっぱり全ては話せない「言ったじゃないですか、ボクは」
    無表情と言えば違う。が感情を全て削ぎ落とした様なそんな顔で彼は何かに刺さったままの斧を引き抜いた。斧は真っ赤な液体で染まっていてその何かは嫌でも理解してしまう。
    自然と背けてしまう目を何とか刺さっていた場所に向けようとするが上手くいかない
    やめろ、見るな、それだけは見てはいけない
    全身がガンガンと警報機を鳴らしている
    動けず固まったままの私をチラリと見て大男はゆっくりと目を細めてニコリと笑う
    そのままそれを引き摺って彼は目の前に投げ捨てた。嫌でも視界に入り、次の瞬間
    「ァ……ぁ、あ"、あ"あ"あ"」
    頭を抱え何も見たくない。と身体を縮こませる
    そこには
    そこにはこの世で一番大切な人が赤くて黒いなにかになっていた。原型は殆どないが嫌でも分かってしまった
    男は、オーガストは確認した事を見た後に肉塊を邪魔だと踏み付け目の前で嗚咽を漏らすジョニーの頭を優しく撫でながらあやす様に続ける
    「例えキミの大切な人を全員殺してもキミ自身がボクを嫌おうとも壊れようともそれでも永遠に愛すると」
    壊れかけた人形の様に力なく項垂れたままの彼女の手に自身の手を絡め押し倒す様に軽く覆い被さる。抵抗する力はなかったようだ。彼は何よりも愛おしい、そんな表情を浮かべながら聞き逃さない様に耳元でしっかりと言い聞かせる様に
    「だからね、ジョニーくん」
    安心してボクに身を委ねて下さいね



    badend『どうなろうと構わない』
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    😭😭👏👏
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