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    SumikoGa389

    2次元の過去作品倉庫(聖剣伝説3ToMとDMCは新規更新はありません、過去作品はあげるつもりです)
    2年位埋もれてたけど今書きテェ〜〜〜作品はホヨバ〜〜〜ス
    原神🧋🍭⛓🌧と崩壊スタレの彦景
    ここはアーカイブなんで、2次元作品は全部置きます。
    R18はすごく癖が強く人を選ぶので興味本位で覗くと後悔しますのでご注意を

    ☆Waveboxも設置してみました
    https://wavebox.me/wave/amzyp5mtbbr413ev/

    ☆2.5次元専用倉庫はここ↓2019年までのMCUがメインです(更新停止)
    https://pictbland.net/cousyca2687

    写真はフィンランドの森です。

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    SumikoGa389

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    第六回開催おめでとうございます、こういう場をつくっていただいて本当に感謝しております、ありがとうございます。
    みなさんとネタあまりかぶらないようにいろいろ試行錯誤した結果、方向性が彼方に飛びすぎて書き直しました、毎回大幅遅刻してすいません…

    #聖剣伝説3ToM
    seikenDensetsu3Tom
    ##聖剣伝説3ToM
    ##小説
    ##BL

    雨の日「すげぇ雨だな、月夜の森ってこんなに雨降るのか」
     デュランが驚いたように窓その外見てる、今オイラ達ミントスにいる。
     本当はビーストキングダム向かわなきゃいけないのに、雨でいけなくなってる。森の中、傘させないし、いつもより月も見えないから真っ暗で多分人間にはきついと思う。
    「完全に足止め食らったなこれ、でも、お前のおかげで宿のおっさんには感謝だな」
    「うん、雨、少し止むまでいていいってさっきも言われた」
     さっきまでデュラン窓の外みてたけど、ベッドに座ってるオイラに目を向けた。ちなみにホークアイは買い出しに行ってる。
     オイラ案内するって言ったんだけど、お前あまり目立って動かないほうがいいよって言われた、よくわからない。
    「お前ってやっぱりこの国の皇子だよな、この村のやつらもお前を見る目が少し違う」
    「うん?」
     あまりそういう事、オイラ気にしたことないから、デュランが言ってる意味、すこしわからなかった。
    「ホークアイも言ってたけど、お前、同胞から裏切り者扱いされてないかちょっと心配だったんだよな」
    「どうして裏切り者?」
    「ほら、ジャドやウェンデルで俺達と一緒に人間を助けたし、月読の塔では獣人兵のリーダーだったルガー倒しただろ?だからお前の立場大丈夫なのかってな、この村は比較的人間と交流したいって思っているからなのかみんな好意的だけどよ」
    「そうか、でもオイラほんとはルガーと戦いたくなかったし、獣人と仲悪くなりたいわけじゃない…」
    「あぁそうだな、でも城ってこの村と違って人間を嫌ってる奴らが集まってるんだろ?」
    「……」
     城の獣人兵と戦わないですむならそうしたいな、たしかにオイラのこと嫌ってるやついるけど。
    「オイラ城のみんなきらいじゃないんだ、獣人王はすきじゃないけど」
    「親父さんが好きじゃないっていうのがまた難しいよなお前…」
    「うー、カール助けてくれたから少しだけはすきになったけど」
     デュランは父さんが大好きだけど、小さい頃に亡くなって、ホークアイはそもそも父さんのこと知らないって聞いてるけど。
    「オイラ獣人王のこと父さんってあまり思ったことない…」
     小さい声になっちゃった、それをみたデュランが優しい声でよしよしと頭をなでてくる。
    「すまねぇ、うっかりわりぃこと聞いたな、これでお前泣かせたらホークアイにまた怒られる」
    「うう〜」
     窓の外の雨は激しくなんども叩いて、やみそうもないのに、ホークアイはまだ戻ってこない。
    「ホークアイもどってこない、オイラ探してくる?」
    「大丈夫だろ、獣人の女口説いてたら困るけど、まぁあいつの腕力じゃ逆にかなわない気がするが」
     デュランがいつものような声で鞘に収まってた剣を抜くと、手入れをはじめてた。
    「クドク?」
    「まぁ、お前には一生縁がねぇよな。俺もそれでいいと思うぜ」
    「う?うん」
    「で、城の連中お前のこと敵視しないよな…知らねぇ雑魚とかお前のこと嫌うやつならいくらでもぶっとばしてやるけど、知り合いも多いだろうし、俺も気のおける仲間とは正直戦いたくねぇからな、やべぇと思ったら俺でもホークアイでもいいから相談しろ」
    「うん…」
     デュランはいつもはめの前の敵倒すって言って聞かなくてなんかオイラより獣人っぽいけど、こういうときってなんていうんだろ?
     オイラあまりそういう事言われたことないからよくわからない、けど胸のなかのチクチクしていたいなって思ったことがすっとなくなる。
     やさしいっていうのかなぁ?思わずオイラうれしくなった。
    「えへへへ」
    「どうした、珍しく嬉しそうな顔するじゃねぇか」
    「うん、デュランありがとう!」
    「っ……あぁ、まぁこのくらいなら別に」
     オイラがありがとうっていったらデュラン急に窓へ顔向けちゃった、なんだか耳が赤いけどどうしたんだろ、思わずベットから降りてデュランの側に座って顔を覗き込んだ。
    「?」
    「うわ、なんだ、いきなりそばに寄るなよ、あぶねぇだろ!あぁもうそんな大きな瞳で覗き込むなよ…お前そういうところ、全然気がついてねぇな…」
     なぜか溜息ついたデュランは手入れしてた剣を鞘におさめて、オイラの方に向いてくれた。
    「へへへ」
    「ったく、お前は…」
     デュランの手のひらがなぜかオイラの頬を包み込んで、真っ直ぐにみつめられる、あれ、なんかいつもと違う?
     オイラは少し首を傾げて思わず数回瞬きすると突然うしろの扉が開いた。
    「うわああああ!」
     なぜかデュラン叫んでオイラの頬から手を離した、よくわからない、けど扉からホークアイ見えた、戻ってきた。
    「ただいま、遅くなって悪かったな!っておい、デュラン今なにやってたんだい?」
    「ホークアイ!心配した。どこまで行ってたんだ!」
    「ちょっといろいろとありまして、いやぁ獣人の女性はなかなか刺激的で」
    「お前それこいつの前で言うのやめろ」
    「もしかして、遅いほうがよかったかな?デュランくん」
    「いや、うるせぇのがとっとと帰ってきて正解だ」
     そういってデュランが頭抑えてる、なんだろよくわからない。でもホークアイ戻ってきて安心してるの同じみたい。
    「えっと、宿のおっさんに話しかけられたけど、もうすぐで飯できるってよ。ケヴィンいるから特別にジビエつくったってきいたぞ。食べに行くだろ?」
    「ジビエ?まじか、そりゃ楽しみだな」
    「うん、行く!みんなで食べよう!」
    「食ったあとは城に向かうために作戦会議するからな、すぐ寝るなよ」
    「うん」

     とりあえずオイラたちは飯を食うために、三人で部屋をでた。
     デュランの横顔眺めてみたけど、いつもと同じデュランだった、さっきのはなんだったんだろ?
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