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    玄象*

    @drrnhaiizo

    妄想の産物

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    玄象*

    ☆こそフォロ

    ノベロ時代の、
    シャチの叔父のところにいたシャとペに夢を持ちすぎている

    #ハートの海賊団
    #ペンギン
    #シャチ
    #ロー

    注射が嫌いなペンギンのお話ロー主催で、ハート海賊団の定期検診&新しく予防接種が開かれた。
    検診は大人しく受けていたペンギンだが、注射すると言ったとたん、妙に動きが鈍くなり嫌がり逃げ回る。
    その後、受けていないのはペンギンだけになり、本気を出したローとシャチにとっ捕まる。

    「ほ、ホントに注射するんすか」
    「する。すぐに終わる、なんだったら見てなくてもいい」

    椅子に座らせられ、震える左腕をローに差し出すペンギン。逃げ出さないようにシャチがそばに立っており、ペンギンは自由な右手でシャチの服を掴んでいる。
    ローはペンギンの腕を消毒し、注射針のキャップを外した。
    針がライトの光を受けキラリと反射する。途端、ペンギンがびくりと震え「ヒュ」と引き攣った声をあげた。
    異変を感じたシャチはぺンギンの顔を覗き込む。
    「っキャプテン、ちょっと待って」
    ペンギンは、帽子の影になっていてもわかるほど顔色が悪かった。過呼吸のように呼吸も浅く早くなっている。目の焦点もあわない。
    「ペンギン、落ち着いて」
    「っは、ぁ、しゃち、やだ」
    ペンギンはぎゅっと目を瞑ると、シャチの腹に額を押し付け震える息を吐いた。
    「これはもう嫌いってレベルじゃねぇぞ」
    軽く目を見開き様子を見ていたローは、カタリと注射器を置き、ペンギンのそばでかがみこむ。
    「ペンギン、注射はナシだ。大丈夫だからゆっくり呼吸しろ」
    じっとりと汗をかく背中を、呼吸と合わせるようにゆっくりとさする。

    「げほっ、ごめ、なさ、い」
    「いい、気にするな。…それにしても、お前のその怯え方はもはやトラウマレベルだ」
    昔何かあったのか。
    問うローに、ペンギンは眉を下げ、おずおずと口を開いた。
    「昔、叔父さんのとこにいた頃にさ、ミスったときの罰で、薬の被験体とかやってたりして、…その、さっきはうっかり思い出しちまって」

    いやあ、大の男が恥ずかしいっすよね!あははっ…え?シャチ?船長?顔恐…

    「シャチ」
    「アイアイ」
    「やっぱりアイツら北の海の底に沈めておくべきだったな」
    「ハハハそっすね」
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