mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 86
mitotte_kazu☆quiet followDOODLEフォロワーさんに言われたものについて🦍がどう思ってるかのタグで書いた短文 show all(+10 images) Tap to full screen (size:1125x2436).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から素敵なお題頂いたので衝動的に書いた🦍と🐇さんのお話スコーンの香りの午後 ラベンダーベッド内をヴィエラを連れて歩いていた。そっちが誘ってくれるなんて珍しい、と揶揄うような声音の彼女に苦笑しながら、ルガディンは地図と手帳を見比べる。慌てて記入したような乱雑な字で取られたメモは店名と番地を示しているらしい。付近のエーテライトを活用しながら該当の番地へと向かった。 「カフェ?」 到着したMサイズのハウジングを見上げ首を傾げた彼女の横で、彼が頷く。 「蒸し野菜と紅茶が人気らしい」 彼の簡潔な説明にへぇ、と一瞬彼女が目を輝かせる。そんな事ならここでランチすればよかった、と唇を尖らせた彼女に自身の計画性のなさも併せて彼が眉を寄せた。 扉を開くと店員らしきミコッテがいらっしゃいませ、と声をかけてきた。人数確認に対して指を2本立てたルガディンに、こちらどうぞ、と端側の席まで誘導される。落ち着いた雰囲気の店内には様々な紅茶の瓶や缶が並べられており、着席したヴィエラが小さくすごい、と呟いた。 3382 mitotte_kazuPASTメイドの日らしいのでメイド服でご奉仕する🐇さんのお話掃除の話 その日は夢見が悪かった。エオルゼアであったかつてのいざこざ、そしてイシュガルドで起きた事などを引っ括めたような夢で、跳ね起きるようにヴィエラは目を覚ました。周囲を見回し見慣れない室内に一瞬困惑するも、すぐにフォルタン邸の客室だと気付き脱力する。ぼふりと倒れ込んだベッドの上で深く溜息を吐いた。 翌朝、荷物の中から目当ての装備を見つけ、満足気に頷き彼女は朝食に向かった。食事中、本日の動きについて尋ねてきたフォルタン伯爵にイシュガルドの情勢を踏まえ今日は大人しくしている旨を伝える。 「ゆっくり休んでくれるといい」 此処の皆の事は気にしなくて良い、と微笑んだフォルタン伯爵に礼を述べる。ゆったりとした食事と時間を堪能した後、部屋に戻った彼女はアーマリーチェストを覗いていた。 1111 mitotte_kazuPASTご都合主義で子供になったオルシュファンと🐇さんのお話幼児の話 慌てた様子で呼び出されたヴィエラがフォルタン邸に戻ると、困惑した様子の一同が彼女を待ち構えていた。その輪の中心で一際困惑した表情を浮かべた子供を眺め数回瞬きした後、視線を周囲に向ける。彼女の視線に応えるように無言で頷く一同に嘘でしょ?とヴィエラは情けなく笑いかけてみた。 「……困ったことに、現実なのだ」 子供らしからぬ様子で溜息を吐いた子供が水色の髪を揺らして苦笑して答えた。 曰く、一風変わったモンスターが見かけられたため冒険者の手を煩わせる訳にはと名乗り出たオルシュファンがそのモンスターを討伐したらしい。そこまでは良かったのだが、その際に浴びたモンスターの体液か何かの影響で身体が子供に戻ったとのことだった。 2889 mitotte_kazuPAST今ぐらいの時期に変わった飲み物を楽しむ🦍と🐇さんの短いお話檸檬 グランドカンパニーの納品を終え建物を後にしたルガディンは、初夏とも形容されそうな爽やかな日差しに顔を顰めた。明順応、という単語を思い出しながら足早に宿へむかっているとリンクシェルが鳴り響く。 「今どの辺?」 「溺れた海豚亭」 返答する間もなく尋ねてきた相手に苦笑しながら、見上げた建物の名を伝えた。丁度良かった!と弾んだ声が返ってきて、彼は首を傾げた。 呼び出されたマーケット付近のエーテライト横の日陰で、通信相手のヴィエラが涼しい顔で佇んでいた。手を挙げて挨拶すると、気付いた彼女に微笑みかけられる。 「何か予定あった?」 それを今聞くのかと苦笑した彼が首を振ったので、尚更好都合だと彼女は彼に歩み寄った。 2652 mitotte_kazuPAST瀬島さん(@Doggy_t_ff14 )に自機概念ピアスを素敵な解釈と共に作って頂いたので衝動的に書いてしまった🦍と🐇さんと耳飾りのお話耳飾 ねぇねぇ、とリンクシェルの通信に応じると同時に聞き慣れたヴィエラの声が届いた。 「今、何してる?」 日課のペルペル族の依頼を完了し、報告していたところだったのでその旨を伝える。今日の分まだだった!とひとりごちた彼女が指輪を用いたテレポで飛んできた。モンクに切り替わり駆け足で受注した依頼の中でモンスターを討伐するものがあったらしく、上目遣いで見つめて来られる。苦笑して頷くと、にっこり満足気に微笑み返された。 「で、何の用だったんだ?」 ひと段落した辺りを見計らって声をかけると、あぁ!と思い出したかのように彼女はいつもの踊り子の姿に変わる。見て見て、と背伸びしてきた彼女の耳元で、見慣れないイヤリングが揺れていた。 1476 mitotte_kazuPASTヴァレンティオンを満喫している🦍と🐇の短いお話贈呈 毎年恒例になりつつある、海都でのヴァレンティオンの催事場巡りに今回も付き合っていた。ヴィエラに付き添っていただけの当初に比べて多少慣れてきたルガディンも、露天を覗き見比べる余裕が出来てくる。 「これは今年の新作か」 「そう〜!去年から定番になったこっちも美味しいよ!」 少しわかってきたと思っていたが、やはり彼女の知識量などには勝てない。真剣な顔で次の店の品定めをする彼女の手から、戦利品の入った紙袋を苦笑しながら受け取った。ありがと、と身軽になった身体で手早く会計をすませる彼女を遠巻きに眺めていた。 「ここの好き」 何軒目かを巡っていた時に彼女が呟いた店のチョコレートや包装に見覚えがあった。以前貰ったものだな、と何気なしに視界に入った価格を二度見して、目を剥いてしまう。横に書かれた説明を流し見て、ブランド物のククルビーンを手間暇かけて加工してウルダハで販売している有名店だとようやく把握できた。通りで高価で美味いはずだと1人納得している横で、また真剣な表情で陳列されている商品を吟味している彼女が頷いた。これとこれください、と慣れている彼女の指がチョコレートの上を滑っていく。彼女が選んだ商品が丁寧に包まれていくのを眺めながら、パッケージまで可愛いな、などと思った。 805