mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 96
mitotte_kazu☆quiet followPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 #オルしる Tap to full screen (size:1125x1332).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mitotte_kazuPASTドマで七夕を楽しむ🦍と🐇さんの他愛無い短いお話七夕 ドマ町人地に訪れたルガディンはエーテライトの横に設置された巨大な植物を見上げていた。彼の身長を僅かに超えるほどの大きさのそれには、色とりどりの紙飾りや何か書かれた用紙が提げられていた。 「冒険者さんも良ければどうぞ」 す、と差し出されたものを会釈しながら反射的に受け取ってしまう。ヒューランの掌程度の大きさの長方形の紙で、よく見ると提がった用紙と同じものだった。首を傾げて眺めていると、ドマの町人はあぁ!と自身の額を軽く叩いた。 「七夕をご存知ないかぁ!」 お時間は大丈夫かな?と上目遣いで見つめてくる町人に頷くと、それなら、と微笑みかけられる。こほん、とわざとらしく咳払いをして背筋を伸ばした。 「昔々、仕事熱心なチョコボ引きの好青年と、織物が上手な娘がおりました」 1559 mitotte_kazuPAST発熱で弱ってる🦍のお話発熱 違和感は多少なりあった。いつもより上手くいかないエーテル管理、判断力の低下、そして悪寒と倦怠感。健康優良児と豪語する程ではないが健康には恵まれており、滅多に体調を崩さないから気付くのが遅れてしまった。なんとか他の冒険者とのダンジョン探索を終え、ルガディンは感謝の言葉を背に足早に彼らの元を去る。フリーカンパニーのハウジングが近くて助かったとテレポで向かい、自室の扉に手をかけた。上着の類を乱雑に脱ぎ捨て楽な格好になり、ベッドに倒れ込む。ヴィエラに作ってもらったダブルベッドは頑丈にしっかりと彼を受け止めた。外し忘れていた眼鏡はベッドサイドに置いて、布団に包まって丸くなる。身体は寒いのに頭は熱で浮つくという不思議な感覚に顔を顰めた。とりあえず発汗を促して熱を下げようと目を閉じた。 3068 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi ) が素敵な台詞をくださったのでそこから派生した短い🦍とユウくんのお話交流カズ!」 ウルダハの喧騒の中で背後から名を呼ばれた。慣れたように人混みを上手くすり抜けたルガディン──ユウが元気か?と声をかけてくる。おかげさまでと頷いて答えるとそれは何よりと破顔された。お互いの近況など話してる内に、そうだ、と思い出したかのように手帳から小さなカードを取り出す。 「この店知ってるか?」 取り出したショップカードを差し出すと、大きく書かれた店名に彼は首を傾げた。初めて見るなと小さく呟かれ、よかったと頬を緩める。ゴブレットビュートで最近できた店だったのだが、紅茶とケーキが美味しくて紹介しようと貰って来た甲斐があった。 「友達紹介で何割引、みたいなシステムらしくてな。しるこさんも気に入っていたから、ジャックさんと一緒にどうかと思って」 855 mitotte_kazuPAST6/12は恋人の日らしいので恋人らしくデートする🦍と🐇の短いお話散歩 今どこにいるの、と定番の彼女からの通信が入った。先程片付けたばかりのクエスト結果をサハギン達に報告し、快く送り出してくる彼らに手を振ってから現地を彼女に伝える。 「リムロミで合流しよ!」 確実に何か企んでるなと思わせる圧で提案され、二つ返事で答えてテレポの詠唱を始めた。 一際大きく輝くエーテライト前で、見慣れた姿のヴィエラが耳を揺らしていた。軽く手を挙げて声をかけるとこちらに気付いたようで、嬉しそうに頬を緩める。そういう表情をすると年齢より幼く見えるなと思いつつ、言葉にはしないまま彼女に歩み寄った。どこか行きたいところでもあるのだろうと確認してみると、うんまぁ、と曖昧に返される。首を傾げつつマーケットに寄っていいか提案すると、意味ありげな笑みを一瞬浮かべいいよと答えられた。 1576 mitotte_kazuPAST瀬島さん(@Doggy_t_ff14 )が素敵な台詞をくださったのでそちらから派生した🦍の短いお話報酬 ルガディンは鬱蒼とした黒衣森から空を仰ぎ見る。木々の隙間からやや傾いた太陽の位置を確認してから、手元に視線を戻した。ここでしか手に入らない薬草と香草の束を数え、必要量揃っているか再確認する。良く似た毒草もあると聞いたこともあり、かつて目にした文献の内容を思い返す。葉の裏や花弁の色、葉の産毛の有無や茎を折った際に滲む液体の状態を記憶と照らし合わせ、念入りに薬草を見極め直した。依頼内容と相違ない量と素材なのを確認し、彼は森を後にする。 「待たせたな、ご依頼の薬草と香草を揃えてきた」 接客が途切れたタイミングを見計らって声をかけると、依頼主であるミューヌは嬉しそうに顔を綻ばせた。 「うん。良質な薬草と香草、ありがとう。とても助かったよ」 1325 mitotte_kazuPASTナイトさん(@haruorigin )の誕生日を祝うレドリアさん(@ryudran663 )の話。生誕祭Ⅲ 少し慣れてきた依頼をこなし、帰ってきた家の扉を開けるといやに焦げ臭い。眉間に皺を寄せたナイトが焦げ臭さの元を辿ると、台所だった。敢えてもう少し詳細を述べるならば、台所で炭化した何かを手にして泣きそうな顔をしていた英雄殿だった。 「……何やってんだよ」 どっと増した疲労感に顔を顰めると、目の前の彼は更に悲壮な表情になる。しどろもどろな彼の供述を要約すると、ケーキを焼きたかったらしい。 「卵と小麦粉と、砂糖でできるって……」 なるほどよく見ればレシピが広げられ、その周りには英雄殿が不慣れな戦場で奮闘した様子が伺えた。粉々に砕けた卵の殻と散らかった粉類、レシピの見出しからすると彼の手の上の物体はシフォンケーキになるはずのものだったらしい。思わず笑いが込み上げてきた自分に彼はまた萎縮した。 1696 related works mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPAST🐇さんが子供になって振り回される周囲のお話子供の話英雄殿が大変な目にあったらしい、と耳にして彼女がいると聞いたモードゥナへとチョコボを走らせた。彼女と親しくしているというヤシュトラが紅茶を出してくる。それに手を付けることもなくオルシュファンは彼女の安否を確認する。 「……無事ではあるわ」 少し考え込んだヤシュトラの返答に安心しかけるも、何か含みを感じさせられて深く問い詰めた。話しづらいことであれば無理にとは言わないが、と続けたオルシュファンに眉を下げて、彼女は手を鳴らした。間もなく幼いヴィエラを肩車したサンクレッドが姿を表した。 どこか見慣れた面影のヴィエラの少女からオルシュファンはヤシュトラに視線を戻す。無言で深く頷いた彼女に信じたくはなかったが、と思わず漏らしてしまった。と、俯いた彼の頭頂部に温かなものが触れる。視線を上げると肩車をされたままのヴィエラがオルシュファンの頭を撫でていた。よしよし、と小さく呟きながら真剣な表情で頭を撫でてくる彼女に思わず吹き出してしまう。面食らったように一瞬手を止めたヴィエラが首を傾げる。 1006 mitotte_kazuPAST昔書いてた聖夜を楽しむオルしるの短い話聖夜の話 イシュガルドの街並みはどこか浮ついた雰囲気だった。幸せそうな男女や家族とすれ違いながら、そんな人達から溢れた幸せに触れた気がしたオルシュファンは微かに口角を上げる。木々や街中が星などで彩られ、星芒祭に染まっていた。かつて争いや諍いが絶えなかった時代、戦争孤児達にイシュガルドの近衛兵達が自身の緋色の外套を着せ兵舎に招き入れた事が由来とされているその祭は、今やエオルゼア全土へ広まり祝われている。不思議な感覚だと微笑んだまま、ショーウィンドウに目が留まった。星や雪の結晶があしらわれたケースに収まった化粧品だった。ふむ、と顎に手を添えしばらく化粧品を眺めていると、 「贈り物ですか?」 店員に声をかけられた。いや、と反射的に答えてしまい、少し考え込んでそうだな、と続ける。 2545 mitotte_kazuPASTメイドの日らしいのでメイド服でご奉仕する🐇さんのお話掃除の話 その日は夢見が悪かった。エオルゼアであったかつてのいざこざ、そしてイシュガルドで起きた事などを引っ括めたような夢で、跳ね起きるようにヴィエラは目を覚ました。周囲を見回し見慣れない室内に一瞬困惑するも、すぐにフォルタン邸の客室だと気付き脱力する。ぼふりと倒れ込んだベッドの上で深く溜息を吐いた。 翌朝、荷物の中から目当ての装備を見つけ、満足気に頷き彼女は朝食に向かった。食事中、本日の動きについて尋ねてきたフォルタン伯爵にイシュガルドの情勢を踏まえ今日は大人しくしている旨を伝える。 「ゆっくり休んでくれるといい」 此処の皆の事は気にしなくて良い、と微笑んだフォルタン伯爵に礼を述べる。ゆったりとした食事と時間を堪能した後、部屋に戻った彼女はアーマリーチェストを覗いていた。 1111 mitotte_kazuPASTご都合主義で子供になったオルシュファンと🐇さんのお話幼児の話 慌てた様子で呼び出されたヴィエラがフォルタン邸に戻ると、困惑した様子の一同が彼女を待ち構えていた。その輪の中心で一際困惑した表情を浮かべた子供を眺め数回瞬きした後、視線を周囲に向ける。彼女の視線に応えるように無言で頷く一同に嘘でしょ?とヴィエラは情けなく笑いかけてみた。 「……困ったことに、現実なのだ」 子供らしからぬ様子で溜息を吐いた子供が水色の髪を揺らして苦笑して答えた。 曰く、一風変わったモンスターが見かけられたため冒険者の手を煩わせる訳にはと名乗り出たオルシュファンがそのモンスターを討伐したらしい。そこまでは良かったのだが、その際に浴びたモンスターの体液か何かの影響で身体が子供に戻ったとのことだった。 2889 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 recommended works mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPASTとても短いいささかセンシティブなイルしる短文※例の数字 mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuMOURNING新年明けましてなイルしる※色々捏造注意※新年の姫といえばなアレ※例の数字 1995 水底流-FLOWDOODLE 凛子@amanatsu0202DOODLE褌の時代にぴったりパンツは危険では?龍羽ちょっとえっち mitotte_kazuPASTバレンタインなのでチョコ渡す🐇さんとチョコ食べる🦍の短い話片割 この海の街にもイベントの余波が来ているようで、浮ついた雰囲気が漂っていた。幸せそうな人を見るのは嫌いではないが、この空気の中独り歩くルガディンはどこか居た堪れなさを感じていた。 それでもイベントのおかげで普段ならあまり手を出さないようなチョコレートが並んでいる店頭を眺めるのは楽しいものだった。買ったところで勿体なくて食べられないのは目に見えているし、貧相な自身の舌はどれを食べても美味しく感じるのだろう。折角だからと思いつつ平凡な板チョコレートを手に取る。と、掌からチョコレートが消えた。目線を掌から上げるとルガディンから取り上げたチョコレートを興味深そうに眺めるヴィエラがいた。 「買うの?」 握ったチョコレートをひらひら翳しながらヴィエラが首を傾げた。まぁ、とルガディンが頷くとふぅんと数回頷いた彼女がそれを棚に戻す。買うと言ってるのに、と棚のチョコレートに伸ばされた彼の手をヴィエラの手が掴んだ。ルガディンが何なんだと困惑している間に人気の少ない通りまで引っ張り出される。されるがままだったルガディンの離された掌にちょこんと小箱が載せられた。どこか見覚えのあるデザインの小箱をしばらく眺めてから、目の前のヴィエラに視線を向ける。にんまりと意味深に笑った彼女が覚えてる?と首を傾げた。ルガディンが数回頷いて開けても良いか了承を得ると、勿論、と微笑まれた。 903