mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 109
mitotte_kazu☆quiet followPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 #オルしる Tap to full screen (size:1125x1332).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow mitotte_kazuPAST化粧品を買う🦍と🐇さんの短いお話化粧品 新作のコスメが並べられた屋台の前で、ヴィエラは目を輝かせていた。華やかな装飾が施されたリップグロスやフェイスパウダーなどの容器や彼女を一歩引いた所でルガディンは眺めている。見ていて楽しくない訳ではないが、それに群がる女性に圧倒されそうな気がするのと、邪魔になってはいけないと思い、時々周囲に目を向けていた。 「これ!前ウリエンジェに教えてもらったやつなんだけど、可愛くない?」 ウリエンジェの女子力の高さにも困惑しながら嬉しそうにそう言う彼女の指の先に視線を向ける。月や星など夜空をモチーフにしたデザインのコスメが並んでいた。あぁ占星術士、と独りごちた彼に、彼女も満足げに笑う。色合いや描かれた星座が気になった彼は少し首を傾げた。 1423 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から頂いた素敵なお題で書いた🦍と🐇さんのよくある何気ない日常のお話硝子玉の君 ラザハンの露天に並ぶアクセサリー屋の前で、ルガディンの足が止まる。この国らしい色鮮やかな色彩で飾られた装飾品の陳列に目を奪われていた。 「よろしければどうぞ」 お気軽にご覧くださいと言わんばかりに、柔和に微笑んだアウラの男性店主が手を翳してくる。そう言われたら断る訳にもいかず、店主に歩み寄った。細やかなビーズで作られた腕や首飾りを眺めていると、手に取ってご覧頂いても、と声をかけられる。壊しそうだと萎縮しながら恐る恐る持ち上げ、かざして見ると光を透かしたビーズが一層輝いて見えた。好きそうだなとヴィエラの顔が頭をよぎり、買って行こうかなどと思う。しかしデザインが多くある中から彼女好みのものを的確に選べるかと言われれば自信もなく、手に取った品を棚に戻した。 1463 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )から頂いた素敵なお題で書いた🦍と🐇さんの他愛無い一日のお話ああ、なんて幸福な日々! 柔らかな日差しと微かな鳥の鳴き声の中、ルガディンは目を覚ました。微かに痺れを伴う腕の中の重みに視線を落とす。整った寝息のヴィエラをしばらく眺めてから、時間を確認する。普段通りの起床時間で、予定もない休日なのに習慣の怖さに苦笑しながら再度目を閉じた。 「モニモニしたかったのにぃ!」 昼前に目を覚まして迫るチェックアウト時間に慌てて支度をしている彼女にすまんと謝罪する。 「ゆっくり休んでほしくて」 彼の一言に彼女の耳がぺたりと下がった。それを言われたらぁ、と萎れた彼女の視線が時計に向き、やば!と支度を再開する。 ホテルを後にしてから、近くにあるカフェでのんびりと過ごす。普段ならドリンクとトーストのセットで朝食を済ませていたが、対応時間外になっていたので一足早いランチで遅めの朝食を摂ることにしたのだ。 6620 mitotte_kazuPASTナマコちゃんさん(@namakomesi )『うちよその片割れを「パートナーに愛されてる自信があるほど早く開く部屋」につっこんでどのくらいで部屋から出られるか聞きたい』やつの🦍の短いお話し解錠 重怠い頭を押さえて、ルガディンはゆっくり身体を起こす。無機質かつ生活感のない室内の床に転がされていたようだった。どことない既視感を覚える部屋の壁には「パートナーに愛されてる自信があるほど早く開く部屋」と書かれていた。無害そうな部屋で何よりだと思い、周囲を見渡す。当然ながら窓は見当たらず、厳重に鍵がかけられた扉のみが佇んでいた。念の為ドアノブに手をかけてみるも、扉は開かない。そうだろうなと苦笑して室内にぽつりと置かれた椅子に腰を下ろした。 さて現実逃避はここまでにしておこう。自身を愛しているとされるパートナー、と言われれば、当然彼女のことになるだろう。世間一般的にはエターナルバンドもしており、周囲もそう認識してくれている人も少なくはない。しかし情はなくとも教会の門は広く開かれ、エターナルバンドは誰かれ問わずできるものではある。そう形容すると語弊が生じるが、彼女に情がないわけではない。というかむしろ自身が思っている以上に彼女には大きな感情を抱いている恐れがある。あれほど魅力的かつ素敵な女性が自分を選んだ、などというのは正直尊大すぎる。思い上がりも甚だしい。 1212 mitotte_kazuPASTオルシュファンと🐇さんの香水ネタ香水の話 ふわりと花のような香りが漂っていた。この館でそのような香りがするのは珍しいなと思いながらオルシュファンが歩みを進めると、その先でメイドに囲まれたヴィエラの姿があった。メイドと何か談笑していた彼女は此方に気付くと、頬を緩め手を挙げてくる。オルシュファンも手を挙げて応えると、慌てたようにメイドが仕事に戻って行った。お帰りなさい、と足早に近付いてきた彼女にただいまと返す。彼女との距離が縮まる程に香りは強くなっているように思えた。 「……飾ってある花の香りだろうか?」 会話の途切れた瞬間のオルシュファンの呟きに、一瞬首を傾げた彼女がもしかして、と返す。 「私の香水かも」 差し出されたヴィエラの手首にオルシュファンが顔を近付ける。一層香りが強くなり、あぁ、と頷いた彼に彼女が首を竦めた。 1978 mitotte_kazuPASTアルバートと🐇さんの香水ネタ無粋と香水 部屋に戻ってきたヴィエラが疲れたようにベッドに倒れこんだ。お疲れさん、と姿を現したアルバートに疲れたぁ、と布団に顔を埋めたままくぐもった声で返す。 「罪食い多すぎ……」 「仕方ないだろう」 ぼやいた彼女に彼が短く返すとうー、と何かを訴えるように呻いた。ベッドに歩み寄り、腕を組んで彼女を見下ろす。 「ほら、飯でも食え。腹が減ってはなんとやらだ」 わかってるぅ、と呟いた彼女がのろのろと起き上がる。と、その首元にアルバートが顔を埋めた。形容し難い声を漏らして後ずさった彼女に彼は無邪気に尋ねる。 「香水か?」 花の匂いがする、と首を傾げたアルバートに一瞬の間を置いてヴィエラは頷く。 「花だけじゃないけど……」 指を折りながら彼女が香水に含まれている植物の名を挙げていくが、幾つかピンとこないようで彼は更に首を傾げた。その様子を見てゆっくりと立ち上がった彼女が室内のドレッサーに近付く。しばらくそこを探っていた彼女がこれこれ、と綺麗な小瓶を手に彼の元へ向かって歩み寄った。ゆらゆらと彼女の手の中で揺れる瓶をなるほど、と眺めていた彼の前で、彼女は自身の手首に数回香水を吹き付ける。強く広がった香りに一瞬顔をしかめた彼があぁ、と小さく呟いた。 919 related works mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPASTご都合主義で子供になったオルシュファンと🐇さんのお話幼児の話 慌てた様子で呼び出されたヴィエラがフォルタン邸に戻ると、困惑した様子の一同が彼女を待ち構えていた。その輪の中心で一際困惑した表情を浮かべた子供を眺め数回瞬きした後、視線を周囲に向ける。彼女の視線に応えるように無言で頷く一同に嘘でしょ?とヴィエラは情けなく笑いかけてみた。 「……困ったことに、現実なのだ」 子供らしからぬ様子で溜息を吐いた子供が水色の髪を揺らして苦笑して答えた。 曰く、一風変わったモンスターが見かけられたため冒険者の手を煩わせる訳にはと名乗り出たオルシュファンがそのモンスターを討伐したらしい。そこまでは良かったのだが、その際に浴びたモンスターの体液か何かの影響で身体が子供に戻ったとのことだった。 2889 mitotte_kazuPASTオルシュファンと🐇さんの香水ネタ香水の話 ふわりと花のような香りが漂っていた。この館でそのような香りがするのは珍しいなと思いながらオルシュファンが歩みを進めると、その先でメイドに囲まれたヴィエラの姿があった。メイドと何か談笑していた彼女は此方に気付くと、頬を緩め手を挙げてくる。オルシュファンも手を挙げて応えると、慌てたようにメイドが仕事に戻って行った。お帰りなさい、と足早に近付いてきた彼女にただいまと返す。彼女との距離が縮まる程に香りは強くなっているように思えた。 「……飾ってある花の香りだろうか?」 会話の途切れた瞬間のオルシュファンの呟きに、一瞬首を傾げた彼女がもしかして、と返す。 「私の香水かも」 差し出されたヴィエラの手首にオルシュファンが顔を近付ける。一層香りが強くなり、あぁ、と頷いた彼に彼女が首を竦めた。 1978 mitotte_kazuPASTメイドの日らしいのでメイド服でご奉仕する🐇さんのお話掃除の話 その日は夢見が悪かった。エオルゼアであったかつてのいざこざ、そしてイシュガルドで起きた事などを引っ括めたような夢で、跳ね起きるようにヴィエラは目を覚ました。周囲を見回し見慣れない室内に一瞬困惑するも、すぐにフォルタン邸の客室だと気付き脱力する。ぼふりと倒れ込んだベッドの上で深く溜息を吐いた。 翌朝、荷物の中から目当ての装備を見つけ、満足気に頷き彼女は朝食に向かった。食事中、本日の動きについて尋ねてきたフォルタン伯爵にイシュガルドの情勢を踏まえ今日は大人しくしている旨を伝える。 「ゆっくり休んでくれるといい」 此処の皆の事は気にしなくて良い、と微笑んだフォルタン伯爵に礼を述べる。ゆったりとした食事と時間を堪能した後、部屋に戻った彼女はアーマリーチェストを覗いていた。 1111 mitotte_kazuPAST昔書いてた聖夜を楽しむオルしるの短い話聖夜の話 イシュガルドの街並みはどこか浮ついた雰囲気だった。幸せそうな男女や家族とすれ違いながら、そんな人達から溢れた幸せに触れた気がしたオルシュファンは微かに口角を上げる。木々や街中が星などで彩られ、星芒祭に染まっていた。かつて争いや諍いが絶えなかった時代、戦争孤児達にイシュガルドの近衛兵達が自身の緋色の外套を着せ兵舎に招き入れた事が由来とされているその祭は、今やエオルゼア全土へ広まり祝われている。不思議な感覚だと微笑んだまま、ショーウィンドウに目が留まった。星や雪の結晶があしらわれたケースに収まった化粧品だった。ふむ、と顎に手を添えしばらく化粧品を眺めていると、 「贈り物ですか?」 店員に声をかけられた。いや、と反射的に答えてしまい、少し考え込んでそうだな、と続ける。 2545 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuPAST🐇さんが子供になって振り回される周囲のお話子供の話英雄殿が大変な目にあったらしい、と耳にして彼女がいると聞いたモードゥナへとチョコボを走らせた。彼女と親しくしているというヤシュトラが紅茶を出してくる。それに手を付けることもなくオルシュファンは彼女の安否を確認する。 「……無事ではあるわ」 少し考え込んだヤシュトラの返答に安心しかけるも、何か含みを感じさせられて深く問い詰めた。話しづらいことであれば無理にとは言わないが、と続けたオルシュファンに眉を下げて、彼女は手を鳴らした。間もなく幼いヴィエラを肩車したサンクレッドが姿を表した。 どこか見慣れた面影のヴィエラの少女からオルシュファンはヤシュトラに視線を戻す。無言で深く頷いた彼女に信じたくはなかったが、と思わず漏らしてしまった。と、俯いた彼の頭頂部に温かなものが触れる。視線を上げると肩車をされたままのヴィエラがオルシュファンの頭を撫でていた。よしよし、と小さく呟きながら真剣な表情で頭を撫でてくる彼女に思わず吹き出してしまう。面食らったように一瞬手を止めたヴィエラが首を傾げる。 1006 mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話