サンプとルイードの出会いから隔絶までルイードは、幼少期に雪深い地方から、サンプたちの地元へ越してきた。
現在ではあまり面影がないものの、昔は内向的だったために新しい環境ではなかなか馴染めなかった。
幼稚園で男の子たちの遊びに混ぜてもらおうと勇気をだして声をかけたものの、ごっこ遊びの内容がよく分からなかった。少年たちに人気の戦隊モノのヒーローごっこだったのだが、ルイードの家では気の強い姉がテレビの主導権を握っており、少女向けの魔法少女アニメしか見ていなかったために、馴染みがなかった。
今までは特に気にせず姉の好きな番組を一緒に見ていたが、今になって少し後悔した。
(ルイードの地元の友達とは近所の駄菓子屋や公園の遊具など、地域ならではの会話などをしていた。テレビの話題がわからなくても他に話題があった。しかし新しく越してきた場所ではカルチャーショックなどが起こるため、その手の話題で話せなかった)
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