赤い目をした蝙蝠昔話をしよう
私はごく一般的な家庭に産まれました。
小学生の時、授業の一環で発表会の為に調べた資料を見て初めて夢を見つけました。
私の胸は高鳴りました。しかしこの夢は家族は告げず、胸に秘める事にしました。打ち明けたら私の夢は叶わないと思ったからです。
後に高校から防衛大学へ進み勤めた後、日本を飛び出しました。
この国では夢は叶わないと思ったからです。
私は調べたいたるところにコンタクトをとり、
傭兵になりました。
加わったチームは数知れず、戦争に巻き込まれた街や人を守ったり、援助したり、対象の迎撃、追撃、様さな経験をし、その中では勿論、大きな怪我も体験しました。
初めて戦地に出た時は爆音などで興奮状態になり、初日はやり過ごしましたが、戦いの後、すぐ襲ってきた恐怖感は酷いものでした。震えが止まらなかったことを思い出します。
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