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    sunlight_yuki

    @sunlight_yuki

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    巽ひよ前提ニキマヨターン、日和出ません。

    #ニキマヨ

    心の行方は「それで、相談しにここに来たってことっすね、僕たちで何か参考になるんすかね」
    「私達は、お付き合いしているとはいえ、normal同士なので繊細な部分はわかりかねますよ」
     カフェシナモンにて、巽と向かい合わせに座っているのは、同じユニットの礼瀬マヨイと交際相手の椎名ニキ。
    「マヨちゃんっ、ちゃんと付き合ってるって思ってくれてたんっすね、なんか感激っす」
    「ひぃー私ごときがそんな風に思うなんておこがましいですよねぇ」
    「ぜんぜん悪くないっすよ、これからも仲よくしよーね」
    「こちらこそお願いしますー」
     なんだか、巽そっちのけでいちゃつき始めて困ってしまった。
    「あの、絆を確認しあっているところ申し訳ありません、こちらのお話を聞いていただけると助かるのですが」
     いつも以上に眉尻を下げて、ひかえめにかけられる声に二人ともハッとした。こほん、と咳ばらいを一つしてマヨイは語り始める。
    「あ、ごめんなさい、えと、ESロビーでの騒動は存じ上げています。そこに至るいきさつも、失礼ながら様々な場所で聞かせていただきました」
    「マヨちゃんいつのまに、僕も燐音君から少しは聞いてるっす」
    「一つお伺いしたいのですが、巽さんはなぜ日和さんへの連絡を行わず、他の方のケアにはいられようとされたのですか」
    「それは、日和さんがお忙しそうでしたので、つい遠慮してしまいました」
    「これまで巴君とplayをするときに何か感じることはなかったっすか、いつもよりうまくいくとか、その反対とか」
    「ふむ、確かに日和さんとplayを行うときにはいつもより気分が高揚するというか、いつもより癒されている実感はありました。」
     これが、本心からの発言だったら少々、いやかなり巴君がかわいそうっす。
    「これはあくまで私の予測ですけど、同じ気持ちを日和さんもお持ちだったと思います。なので、心から巽さんの連絡を待っていたのでしょう」
    「そうなのですか」
     まだ信じてないっすね。巴君も厄介な人を好きになっちゃったんっすね。
    「そうとしか考えられないっすよ、なのに他の人のところに行っちゃったりなんかして、もし僕がマヨちゃんに同じことをされたら、絶対正気じゃいられないっす」
    「椎名さん、そういうことはないので、ご安心くださいね」
    「わかってるっすよ、例えばのお話っす」
     ひとしきりニキに撫でられたあと、向き直ったマヨイの表情は真剣で、
    「はい、では続きをお話しさせてください、まず日和さんときちんとお話をされて、お互いの気持ちを確認した方がよろしいかと思います」
    「そして、同じ気持ちなら、付き合うもよしパートナーになるもよし、いい解決方法をさがすといいっすよ」
     ほら、お迎えがきてくれたよ。
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    TRAINING小話。ただ書きたかっただけ。801☆(今の時代でも伝わるのか?)

    ※以下言い訳(読まなくていい)
    書きかけが現時点で2本あり、燐ひめなんか書きたいんよ……ってnote開いたら\書きかけあるよ!/って主張されるから全然他が手付かない状況なう。燐ひめなんか書きたいちょっと健全なやつ。ドのつくエチしか書いてない。進まない。終わらない。ぴえん。
    ※ナチュラルに同棲
    (リビングのソファとかかなぁ)(ざっくり)


    「なァ、メルメル〜」
    「なんですか?」
    「今日一緒に寝よ?」
    「…嫌ですけど」
    「なんで?」
    「なんでとは?」
    「別にエッチしよって言ってるわけじゃねぇし、いいじゃん?」
    「ばっ!…黙るか死ぬかしてくれません?」
    「メルメルそればっかり!酷い!」
    「はぁ…」
    「なァ〜、たまには頑張ってる燐音くん甘やかしてくンね〜?」

    上目遣いでねだってくる。俺がこの顔に弱い事を知っていてやってくるからタチが悪い。

    「……。」
    「ダメ?」
    「……添い寝ですからね?」
    「やったー!メルメル愛してる!」
    「…安いセリフだな」

    ガバッと抱きつかれ、頬を少し赤らめながら言うセリフでは無い。それでも恋人を甘やかしている自分を誤魔化したくて、自分もしたいと思ってるなんて思われたくなくて、つい口に出してしまった言葉は戻らない。
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