AC6弊時空動植物エンドのメモ 解放エンド後のラス6エア達はどう生きたのか？の動植物エンド弊時空メモ。
補足：エアは義体を得て621以外とも喋れるようになってます　ラスティも生きてます

停戦した後、封鎖機構や企業との交渉の場を設け、具体的には自給に向けての作物の研究などの為に惑星外からの輸出入を解禁して貰う事を約束。コーラルの状況の監視情報共有、破綻が起きる予兆があれば星外に脱出したい住民の移動を手助けする事等々の話し合いを進めた。

そして、いよいよどうしようもなくなった場合は封鎖機構他人民が星系外に退避した後、ラスティ、アレッタ(弊621)、エアの3名が星に残りルビコンのコーラルに火をつけるという約束も。
コーラルが1か所に集積しないよう星全体に散らしたり、回避方法が見つかるまで時間稼ぎをしながらルビコニアン達は問題の解決に向き合っていく事になる。

寒冷地でも作物を育てられる地下シェルター等で当面の食糧を生産したり、地表面の気温を上げるためのテラフォーミング(詳しくはテラフォーミング　気温　とかで検索すると面白い科学の話が結構ある)をしながら、コーラルとの共存を探っていく日々。
中々芳しい成果の出ない中、ある日エアがコーラルの保管槽に触れたところ、水面が波打ち一際強く輝いた。慌てて駆け寄った研究者たち。先ほどまで液体だったそれは、水の中を悠々と泳ぐ赤く輝く鱗の魚になっていた。

緊急で会議と観察が行われた結果、判明した経緯はこう。
まず、コーラルは地球の生命誕生初期の原核生物やシアノバクテリア、粘菌の原始知性に似た性質を持っていたりする。また鳥や魚に似た群知能があるなど根源の生命としての共通点があり、そこに情報伝達ネットワークとしての特性が影響して、エアが手にしていた地球上の魚の遺伝子や構成物質データを読み込んだ結果一気に進化を遂げたのではないか…と。

それからエアとアレッタ、ラスティ、研究者たちは沢山の話をしていく。
もしコーラルが生存の危機に際して自ら姿を変えることを望んでいるのなら、今あるコーラルの全てにあらゆる動植物、微生物、昆虫等生命の情報を流し込んでしまうのはどうか、と。破綻も回避し、食料や居住の問題も回避してこの星を救えるとも。

それは一方的に消費され消えゆくエネルギーでも、いずれ人類を食らいつくす物質でもなくなり、人と共に巡る命の輪を作るという事でもある。
動植物になっても、食物連鎖と生存競争という形で生と死を食らい合うことにはなる。しかし、それは今までのような一方通行の搾取ではなく、何かの生命の一部となり次の命へ続く礎となり、正当な生命進化をも生んで未来へ進むということ。

悩んでいたエアもこの新たな共生の形についてコーラルや人との交信を通して納得するものがあったようで同意。

現在の気候や環境に適応できる生命のピックアップ、膨大な遺伝子マップや細胞構成、肉体組成情報など、準備せねばならないデータをエアや惑星封鎖機構の助力によりなんとか揃え、その日が訪れる。
海とコーラルの支脈に繋がるバスキュラープラントの下で、エアを通じてシナプスのように情報を伝達していく。赤い水は激しく飛沫を上げ、その雫は落ちることなく翼で羽ばたき、あるいはひれを動かして、あるいは目に見えないほどの微生物となって惑星中へと散って行った。

少しずつルビコンは進み始める。
コーラルの対流が変化したことで地上に光が十分に届くようになり、動植物の活動によって気温が安定。微生物が定着して昆虫が花粉を運び、生き物が種を運んだり、とにかく様々な変化が起きていった。
十年も経った頃には氷の大地は解け、グリッドには蔦と苔が生え、赤い花の咲く草原が広がっていた。
人々はかつてコーラルと呼ばれていた生き物たちの恵みを得て、飢えることなくそれぞれの日々を過ごしていく。

いつしか日常の中でその物語は伝承となり、赤い光をまとった不死鳥の姿の神と一組の男女がルビコンに未来をもたらしたと語られることになるのであった。



弊ハピエンの動植物進化エンド、エアの望み(同胞達を一方的に消費しないで)もおまちゃんの策略(闘争による人類進化の可能性)もラスティの願い(故郷を守りたい)も、オーバーシアーの目標(破綻による危機を回避したい)もウォルターの願望(621に普通の人生を)もある程度いい感じに叶えた形になる

植物進化エンドの何が気に入ってるかって、
①テラフォーミング
②食料問題解決
③破綻回避
④一方的な搾取ではない巡る生命の輪に加わる事で共生が出来る
⑤生存競争をする事で正当な生物進化が手に入る
⑥絵面が綺麗(羽の一部が赤い鳥や生き物が空を舞い地を覆い、赤い花畑が広がりグリッドも緑に覆われる美しい廃墟になる。)
⑦どんな料理もイベント事ネタも動植物があって復興したらやりたい放題ヤッター！