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    masilon_clover

    @masilon_clover

    pixivにあげれない様な小説とか、ボツ絵供養の場所

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    masilon_clover

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    先輩がエルフィンド君と戦ってた頃、ライラ君はこんな感じだったよっていう話です

    ライラ君視点ライラ「……っ、はぁっ……」

    キンスリーさんが乱入してきてから、中々シズさんに攻撃が通らない。攻撃をどう伸ばしても全て防がれてしまうのだ。

    せめて、もう一人青武器の方が居れば。
    横をちらりと見れば、さっきから一緒に戦ってくれているグレゴリーさんと目が合う。

    この人が居なかったら、攻撃を届けるどころか反撃すら食らっていただろう。


    先輩にエルフィンドさんを全て任せて来たのだ、ここで引き下がるわけにも行かない。

    ライラ「…グレゴリーさん。僕の合図に合わせて突撃してくれますか?……少々、策を思いつきました。」

    合図と共に、息を潜め不意打ちを狙う。
    気配を殺すのは得意だし、きっと行ける。

    ライラ「…では、3…2…1……今!」

    するっと敵からは死角になる場所に体を滑らせ、気配を殺し、背後に回る。
    ……一応、きづかれてはないようだ。

    油断せず射程圏内に収め、杖を振るう。
    一直線に、シズさんの元へ。


    ガキンッ…


    ライラ「……!!」

    確実に不意打ちを狙ったのに。
    小さくなった盾が、攻撃を防いでいた。

    シズ「あら、居なくなったと思ったらそこにかくれてたんですね。」

    一瞬の動揺を突かれ、鎌で引き裂かれる。

    ライラ「しまっ…!ぐぅっ…!」

    先輩と違って、失楽園は攻撃を当てないと回復できない。そして、相手には攻撃が中々当たらない。

    だから、被弾を避けるような戦い方をしていたのだ。……故に。

    ライラ「………っ…、」

    完全に動けない。段々と迫って来る。
    動け動け動け…!動かないと死ぬのに…!

    そんな気持ちと裏腹に、体は動いてくれない。…腹を割かれていたらそりゃあ動かないに決まっている。むしろ生きてる方が奇跡なのに。

    その時。

    オフィーリア「あーらら、やられちゃってるね、ライラ君」


    目の前にオフィーリアさんが現れた。


    ライラ「…っ、今は揶揄ってる場合じゃ」

    オフィーリア「違う違う、オフィーリアさんも手伝ってあげるよ。じーつーはー、これ。託されてたんだよね〜」

    そう言って、オフィーリアさんが取り出したのはジャスティティア剣だった。

    ライラ「…!ミカエラさんの…!」

    オフィーリア「せいかーい、あいつにはこれが効くんでしょ?オフィーリアさんが前線張ってあげるから後ろで休んでなよ。」


    オフィーリア「…じゃあ、始めよっか。敵さん?オフィーリアさん、我ながら結構強い方だから頑張ってね?」
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