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    @tamagonoranpaku

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    スラダンを見に行ってくれた友達向けに書いた初見のしおり(?)絵を普段描かない人が描いてるので大目に見てね!最後のは🗻👑相関図を書いて欲しくて友達に投げたもの

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    卵白🍳

    MAIKING⑨尾の🦊とキケンな同居と言う韓国ドラマを見てイデアズでやって欲しい~!と思った九尾のキツネ💀×人間(?)🐙のラブコメの書きかけ。この後宝玉を守るために同居を提案してくる💀に🐙がキレたり、相性の悪い星座の男(宝玉に反応して身体が痛む)から💀に守られて🐙がときめいたり、いっしょに暮らす為の契約書を作ったりしてラブになってくはず。
    九尾のキツネとキケンな同居 都心のバークラブは週末のせいもあってか活気づいていた。シャンデリアの下がる薄暗い店内。ベルベットのボックスソファに腰かけて、モストロコーポレーションのCEOアズール・アーシェングロットは注がれたばかりの酒のグラスをゆらゆらと揺らしながら、ホステス達の話しに耳を傾けていた。
    「こわ~い! 九尾のキツネに化かされちゃう!」
    「キツネ?」
     アズールの隣に座っていた取引先の男がそう聞き返すと、給仕にあたっていたホステスがそのうつくしい口角をいっそうほころばせてたのしそうに笑った。
    「街で出ている噂話ですよ」
    「なんだ、くだらない」
     文脈と関係のない単語が気になっただけなのだろう。男はすぐに興味を無くしたのか、手元のビールジョッキに視線を落とした。
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    Cornet_twst

    MAIKING仏゛部のふたりが仲良くなるまでの話②
    気まぐれに続きます
    陸に上がって初めてできた先輩は、何かと人の正気を疑ってくる失礼な男だった。
    陸の礼儀に則って完璧な挨拶をしてみせたというのに、衣服を深く被って視線を逸らす。その隙間から覗く黄金色の細い瞳と、青く揺れる髪が印象的だった。
    ああ、陸にはこんなものもあるのかと。
    共に海からやってきた双子も同じ色の瞳を持っているが、彼の黄金はどこか陰がさしていて、ただ輝くだけではなかった。どちらかと言えばその反対で、薄暗く見えるのに時折、ひらりと光を反射して瞬く。ほとんどが暗闇に包まれた海の底とは違って、地上は光に溢れていた。沈みゆく茜色の太陽に照らされて、その黄金色と、淡く揺れる青がきらきらと。
    彼の髪が「炎」というものだと知ったのは、後になってからだった。

    「シュラウド先輩。おはようございます」
    「……おはよう。きみ今日もいるの」
    「先輩だって来てるじゃないですか」

    入部した日から三日、アズールは放課後になるとボードゲーム部の部室へと足を運んでいた。
    散々こけにされたチェスの腕を磨きたかったのもあるし、彼の言う「他のゲーム」にも関心があった。部室には海の中で学んだものとは桁違いの数のゲームがあって、そ 2184