Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    奈良音花

    @naraotoka

    本業は声優。SO2のオリジナル版発売時は中学生でした。
    当時からアシュレナが好きで、アシュレナを愛して一生推していく予定。
    朗読付のアシュレナ小説を出すため、日々精進のためにここを使わせていただきます!

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 11

    奈良音花

    ☆quiet follow

    今年出すアシュレナ小説本の進捗。今日は36000文字まで書けた。
    パスワードは「アシュトン」の英語表記で。
    こちらはサンプルとして、とある章の全てを抜粋。
    小説のテーマは「人間の愛と繫殖」。ネーデ人の生き残りのレナ。故郷が無く一子相伝の剣術を残したいアシュトン。繁栄の道が閉ざされたギョロとウルルンの物語。

    #小説進捗
    novelProgress
    #小説
    novel
    #アシュレナ
    ashlenna
    #so2
    #SO2R

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    zeppei27

    DONE企画4本目、加糖さんよりご指名頂いた黒田で、『分け合いっこ』です。豪快さと可愛さの合わせ技、黒田君はいろんなものを何の気なしに分け合ってくれるような気がします。多分他意はないんだ……あるって言って!
     リクエストありがとうございました!
    太陽の共食い 薩摩藩上屋敷は夏真っ盛りだった。縁側をみっしりと埋め、前庭に敷いた筵一面に広がる夏の成果に、黒田清隆は目を疑った。江戸に来てから久しいが、このような異様な光景に出くわすのは初めてである。
    「西瓜……だと?」
    「その通りだ、黒田」
    朋輩たちがわらわらと興味本位で群がる様に呆然としていると、のっそりと大きな影がさした。いついかなる時も沈着冷静な人は誰であろう、大久保利通である。流石に彼ならば事情を知っているに違いない。こちらの困惑を見て取ったのだろう、利通は淡々と続けた。
    「篤姫様が、暑気払いにと御下賜されたのだ。京の都から取り寄せたらしい。……一人一つだ!欲張るでないぞ!」
    「承知しもした!」
    すかさずちょろまかそうとした輩がいたのだろう、利通の一喝ですぐさま場の空気が引き締まる。確かに、薩摩の暑さに比べれば江戸の夏など可愛らしいものだが、暑いには変わりない。西瓜のみずみずしい甘さは極上に感じられるだろう。篤姫も小粋な計らいをしてくれたものだ。
    3277