こういう話したいよね～～～！！！！っていうネタ


「知ってる？性的興奮をするための"スイッチ"があるの。リラックスすることと、もしくはそれに肯定的であること。……どっちもキミは出来るはずないよね。だって、世界で一番嫌いな男とヤろうっていうんだから」
「一回目の時はね、仕方がないから薬を使って勃たせたよ？でも、二回目以降は使ってない。……ねえ、これどういう意味か、分かる？」
「……ナツキくんのえっち♡」

「いや、気絶してタからなんにもわからン」
「バカ！鈍感め！！」

寿司屋ネタ
「なんでここにお前がいるンだよ……」
「なにー？ロシア人が寿司食べちゃだめ？」
「そうダ。いっそ食うナ。目の前からさっさト消えテくれ」

そこには、見知った男がいた。嫌悪感でぞわりと鳥肌が立つ。苛立ちのままに砂利を踏みつけて、那月はギチリと唇を噛んだ。

ダークグレーのスーツに、首からはふわりと広がる淡いブルーのストールがかかっている。そして何より、長く伸ばされた銀髪がその男を特徴づけていた。自分自身よりも小さいはずの相手に、那月は無意識のうちに指先を震わせる。

「──あー、ナツキくんだぁ」

軽薄な声が響く。男は振り返って、那月をじっとりと見つめて、笑った。

「偶然、だね？」

「アレクサンドロス……ッ！」

怒りを込めて名を呼べば、相手はケラケラと楽しそうに肩を揺らした。やだなあ、と三日月形に歪めた口元を、白い手袋がはめられた手の甲で覆い隠す。

「サーシャって呼んでって言ったじゃない」