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    NanChicken

    @NanChicken

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    NanChicken

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    甲府城の周辺を警護していた、『甲陽鎮撫隊』を避けきれず、ある部隊に出くわした第二部隊と、迎えに出た初期刀が入り口で立ち話してるだけの漫画です
    うちの部隊で、偽りの歴史の新選組副長を斬って倒したのは、和泉守でした
    かつての主を、だんだら羽織を着た彼が斬る皮肉。
    遡行軍マジ滅んでくれとこれほど思ったことはないので、自分のクールダウンに描きました。一周終わった人向けです

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    NanChicken

    MOURNING手入れバグ回の、漫画にならなかった部分の切り落とし詰め合わせ供養。単純に時系列で並べ直してあります
    いつかの遅刻組本丸
    審神者がいます
    文章の切れっぱしを単純に時系列にしただけで、小説にもなっていませんが、漫画の前後のことが入ってます。読まなくても良いあれこれ。
    ある数日間の余録審神者は決して大人しく泣き寝入りする男ではなかった。かつて、この本丸への途絶したルートを、力づくで再開通させた男である。
    一報を入れた古今伝授には、「すぐ修理させるから歌仙の身体の安全を確保しろ」と伝えた後、政府の設備管理サポートを行う部署へ猛然と食って掛かった。
    決して安くはないコストを負担して、他の本丸ではそうそう受け入れないという政府純正の定期メンテナンスを受けてきた。このトラブルの少し前にも保守点検が行われ、完了報告を受け取っているのだ。
    「とにかく一番腕の立つ技師を寄越してください。ボンクラは要らない。前回のメンテでどこか狂ったのは明らかでしょう。
    大事な初期刀を失うような事態が、政府の手落ちで起こるなんてことが許されるはずもない。我々審神者は軍属とはいえ一国一城の主。国家賠償の訴訟も辞さないつもりでおりますが?」
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    野イタチ

    DONEこのタイトルで書くのn回目なんですけど、好きだから使っちゃう。
    おおこりゅのピロートークです
    三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい明け方、大包平は目を覚ます。遠くでカラスが鳴いている。まだ部屋の中は青く、陽は昇っていないようだ。大包平の腕の中で眠る小竜を見る。彼はまだ起きそうになかった。
     夏至を抜けたいえ、昼は長く、夜は短い。二人で居ればなおのこと。起こすのも何かと大包平は思っていたが、指先が勝手に小竜の金色の髪を梳いた。ざんばらな猫っ毛は、髪を結っていないと、頬に落ちて邪魔そうだった。大包平はその髪を耳にかけてやる。その感触なのか、小竜がもそりと動いた。起こしてしまったのかと思ったら、大包平の胸の方に身体を寄せる。
    (いつもは甘えてこないのに)
    小竜の微かな仕草を見逃してしまうと、彼は本当にそっけない。だから、毎日小竜を見ていることになる。大人しくなるのは閨の中くらいか。小竜の髪を弄びながら、大包平は小竜の枕と化している、自分の腕を見る。そこには小竜が齧った痕が付いていた。日に日に小竜の噛み痕が増えていく。情事の時、小竜は尖った犬歯で、思いっきり噛んでくる。それは大包平が小竜に付けた赤い痕よりも、長く残る。数が増えるたびに、あまりまっすぐに話さない彼の、愛情のようで、大包平は嬉しかった。
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