神父と淫魔 №74人で夕飯食べることになって集まったけど、飲み会の体になってしまった⛪😈ちゃんと⛪️👿お兄ちゃんず。
慕「扶揺、これ美味しいぞ」
扶「(受け取って一口飲む)美味しい」
慕「そうだろ」
風「(実年齢はともかく見た目は)子供が酒を飲むな」
南「(両手に大皿をもって部屋に入ってくる)料理追加持ってきた」
風・扶「おー!」
南「(テーブルに皿を置く)料理足りてる?」
風「(色々な料理がのっている複数の大皿を見て)食べきれるかわからないぐらいの量があるな……。もう良いからお前も座って食べろ」
扶「南風(自分の隣の席の座面を軽く叩く)」
南「(当たり前のように座る)」
扶「これ、美味しいから飲んでみろ(ニコニコ笑いながら慕情に渡された酒入りの渡す)」
南「(何の疑問も持たず飲む)」
風「(南風が酒の入ったコップを煽ったのに気付く)南風!!」
扶「どうだ、美味しいだろ?」
南「(コップを机の上に置いた状態で動かない)」
扶「南風?」
南「(頭突きをする勢いで机に突っ伏す)」
扶「南風!?」
風「子供に酒を飲ませるやつがあるか(立ち上がり南風のそばに来ると覗き込むように南風の様子を窺う)南風、大丈夫か?」
南「うー……顔が熱い、ふあふあする」
風「そうか、水持ってきてやるからしばらく寝てろ」
南「わかったー」
風「(部屋をでて台所へ向かう)」
扶「南風大丈夫か? そこまで弱いと思わなかった(悪戯に成功した子供のように笑う)」
南「(いきなり顔を上げて)あ、扶揺だ。どうしてここに居るんだ?」
扶「1時間以上前からここにいるぞ(楽しそう)」
南「兄さん? 兄さんが居ない(悲壮な顔をして当たりを見回す)」
扶「風信さんは水取りに行ったじゃないか」
南「水? なんで? 言ってくれれば俺が取ってくるのに(眉尻を下げる)」
慕「完全に酔っ払ってるな」
扶「早くない?」
慕「お前は気付かなかったみたいだが、その酒結構強いぞ。もう少し飲んでいたらお前も南風みたいになったかもな」
扶「危なかった……」
南「ふーやお」
扶「ん」
南「いつもアップルパイ作ってくれてありがとう(どこか幼くみえる笑顔)」
扶「別に。作りたくて作ってるだけだから……(照れくさそうに)」
南「俺は料理は自信あるけどお菓子はつくれないから。ふーやおが作ってくれるアップルパイがうれしい」
扶「そ、そうか」
南「何か、お礼がしたい」
扶「別に気にしなくていいよ」
南「お礼がしたい」
扶「(しばらく考え込んで、何か思いついたらしい悪戯っぽい笑みを浮かべる)何でも良いのか?」
南「うん。俺が出来ることなら」
扶「だったら、キスしてくれ」
南「キス……。キス?(しばらく考え込んで、唐突に理解した顔をして扶揺の服を引っ張りながら椅子から腰を浮かせて扶揺の頬キスをする)」
扶「(まぁ、南風ならこんなものかと内心息をつく)」
南「扶揺……(親指で扶揺の唇を撫でてから唇に自分の唇を押しつける)」
扶「!!(口の中に舌が入ってきて思わず突き放そうとする)」
南「(扶揺の両手首を掴んでキスを続ける)」
扶「んー、んんー!!(振り払おうとするがびくともしない)」
風「なにやってるんだ?(水が入ったコップをもって戻ってきた)」
慕「キスだな」
風「『キスだな』じゃ、なくて。止めろ」
風「ほら、南風。扶揺が苦しそうだからそろそろやめてやれ(扶揺から南風を引き剥がす)」
扶「(乱れた息を整えるように呼吸しながら)なんで、南風がこんなキスできるんだ。こういったことには疎そうなのに!」
風「まぁ、そうだな」
扶「南風!」
南「うん」
扶「今のキス誰に教えてもらった?」
南「……見た?」
扶「見た?」
南「こないだ兄さんと慕情さんがしてた」
風・慕「…………」