敏感すぎるrnを丸め込むisg***
「んっ……、んふ、ぅ……」
ちゅっ、ちゅくちゅく、ぬるぬる――粘っこい、情欲を煽る水音をひっきりなしに奏でる深いキスは、かれこれ十分ほど続いている。
「じゃああの、失礼します」となんともしまらない一言とともにベッドに押し倒された凛は、ひたすらに唇と口の中をこれでもかというほど舐め回されていた。まだ服もろくに脱がされていなかったが、凛はこの時点ですでに潔の情熱というか、ねちっこさに圧倒されていた。どれだけ唇を合わせても、唾液を交換しても、潔は飽きもせず延々とキスを繰り返している。普段と違って正常位なのがよほど嬉しいらしい。凛が「んっ」とかすかな声をあげながら二人分の唾液を飲み込む度に、潔は固くなった中心をぐいぐい押し付けて、ますます強く凛を抱きしめた。
「りん…」
「ふ…っぁ、……ッ」
耳を撫でられると、凛の意識はぼうっと薄桃色に染まっていく。普段髪で隠れている耳たぶを優しくくすぐられ、ぞわぞわぞくぞくと背筋の痺れが止まらない。
耳への愛撫で力が抜けた頃を見計らって、トレーナーの裾から潔の熱い手が潜り込んできた。すでにつんとしていた乳首を撫でられ、思わずぴくんと肩が震えた。両手でくにくにと乳首を捏ねられて、じんわりとした快感が身体全体に広がっていく。ぷっくりと立ち上がったあとはかりかり、とやわく爪で引っかくようにされて、その時点で凛ははっきりと、「ヤバい」と思った。
このままのペースで前戯を続けられると、間違いなく挿入されただけで即イキするぐらい感度が高まってしまう。いや、もはや入れられる前にイッてしまうかもしれない。それはさすがに屈辱的過ぎる。
「ん…っおい潔、しつけえ。うぜえとこ触んな」
「うざいとこって、何?乳首?きもちくない?」
「ッ……ふ、ぁ♡」
ちゅ、ちゅっと首筋に吸い付いてくる唇からなんとか身をよじって逃げると、潔はぎゅうっとやや強めに凛の両乳首をつねった。急に訪れた強い快感に、凛は思わず腰をわずかに浮かせて胸を反らす。
数秒後、指の力をあっさりと緩めた潔は、今度は打って変わって触れるか触れないかのフェザータッチですり、すり……と乳頭をゆっくり優しく撫で始めた。
「凛、入れてる時たまに自分でここいじってたから、好きなのかと思ったんだけど」
「は……知らねーし、好きじゃ、ね…んっ」
「あ、やっぱ爪でされるのが一番イイ?」
反応をつぶさに観察され、凛の頬がかっと熱を持つ。調子乗りやがって、と振り払おうとするも、耳たぶをぱくりと口に含まれて両胸をかりかりと引っ掻かれてしまえば、ぐんにゃりと力が抜けてしまう。
「ん、んふ、ぅ……く、ぁ」