❏設定❏
・とくになし
❏本文❏
彰人「……」
彰人:椅子に座っている冬弥の上にメイド服姿で跨りながら、ムスッとした表情を浮かべている
冬弥「彰人、とてもよく似合っている……」
彰人「嬉しくねえよ……」
冬弥「……」
冬弥:早速とばかりにスカートの中に手を入れると、ガーターベルトの上をなぞりながら、彰人の肌の感触を楽しむように太ももから尻に向かって両手を這わせていく
彰人「――……っ!?」
冬弥「彰人、早速で悪いが、その……」
彰人「~~っ! ……、……」
彰人(本当に、やらなきゃいけねえのかよ……)
彰人:冬弥から「メイド服姿でご奉仕をしてくれないか?」と頼まれた時のことを脳裏に浮かべると、上手くできるか自信がないと思いながらも「仕方ねえな」と心中で呟いて溜息を吐く
~場面転換~
彰人「……っ、ん……あ、あ……っ、あ……は、あ……ん……」
冬弥「彰人、その……とても上手だ……すごく気持ちがいい……」
彰人(――~~っ! この、大嘘つき、野郎が……!)
彰人:先ほどから対面座位で必死にご奉仕を続けているものの、普段は冬弥にされるがままになっているせいか、どこか不満そうな冬弥に何度も角度を調整されたり、すぐに性器が抜けてしまったりと失敗続きで、だんだんと冬弥のそれが萎えてきていることに気付いていたため、冬弥が発したあからさまな気遣いの言葉に対して心中で悪態をつく
彰人(クソ……っ、絶対、に……感じさせて、やる……!)
彰人「は、あ……っ、ん……っ、あ、あ……っ、あ、ん……っ、あ……」
冬弥「……」
冬弥:あまり感じているようには聞こえない彰人の喘ぎ声と、ぱちゅっぱちゅっと肌同士がぶつかる音だけが虚しく響く中で、申し訳なさそうに口を開く
冬弥「彰人、もう……」
彰人「……っ!? ――~~!!」