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    【冬彰】R18/家庭教師をしている冬弥が彰人に勉強を教える話(会話文)

    未完成(本文あり)
    完成後に再投稿するまでは全体公開で投稿させていただきます。
    パスワード未取得の方が最後まで読める形で投稿することはありません。
    完成作品の投稿先→https://poipiku.com/5104364/

    #冬彰
    dongChang/Touya Akito

    ❏設定❏

    ・彰人→公式と同じ年齢(進級前後どちらでも)
    ・冬弥→大学生

    ❏本文❏

    〜彰人の部屋〜

    冬弥「さて、と……挨拶が済んだばかりだが、さっそく授業を始めてもいいか」
    彰人「あー、まあ……はい……」
    冬弥「……? なにか問題でもあるのか?」
    彰人「……あんた、大学生だって言ってたよな」
    冬弥「ああ、そうだが……それがどうか……」
    彰人「親に家庭教師を雇われたのは赤点ばかりとってたからだし、そこは仕方ねえと思ってるけどよ……高校生のオレからしたら、ついこの間まで高校に通ってたようなヤツに勉強を教わりたくはねえと思ってな」
    冬弥「……」
    彰人「……」
    彰人(……なんてな。別にそんなことは思っちゃいねえが、今日から毎日家庭教師を家に呼んで勉強三昧の日々なんて絶対に嫌だからな。ここは、怒らせて帰ってもらうしか……)
    冬弥「……そうか。では、授業を始めるぞ」
    彰人「は?」
    冬弥「親御さんの話によると、赤点が多い科目は……」
    彰人「お、おい、あんた人の話聞いてんのか。勝手に話を進め……」

    ~数日後~

    彰人「冬弥、あんたに言われたとおり予習はしたんだが、この問題の解き方が分から……」
    冬弥「……彰人、俺個人はとくに気にしていないが、仮にも勉強を教わる相手を呼び捨てにするのはよくないと言っているだろう。タメ口も駄目だ。そんなことでは、社会に出た時に……」
    彰人「あー、はいはい……先生、どうかこの問題の解き方を教えてください……ったく、これでいいか?」
    冬弥「はいはいは余計だ。それに、教えを乞うた後にタメ口に戻っているが……あまり細かいことを言っていては、今日の授業が進まないからな……今は大目に見るとしよう」
    彰人「はいはい、それはどーもありがとうございます」
    冬弥「……」
    彰人「……うっ、そ、そんなに睨むなよ。ちゃんと礼は言ったし、はいはいって言っただけだろうが……」

    彰人:ぶつくさと文句を言いながらも大人しく椅子に座る

    冬弥「……」

    冬弥:軽く睨みながらも彰人の隣りに座る

    ~場面転換~

    冬弥「さっきの問題と同じで、この数式を解くには……」
    彰人「ま、待ってくれよ、先生……少しだけ休憩させてくれ……」
    冬弥「駄目だ、十分前に休憩したばかりだろう」
    彰人「そ、それは……そうだけどよ……」
    冬弥「以前は、全くと言っていいほど勉強をしていなかったそうだな。連日慣れない勉強をさせられて苦痛に感じているのだろうが……そんなに頻繁に休憩をしていては、授業が進まな……」
    彰人「だったら、なにかご褒美をくれよ」
    冬弥「ご褒美?」
    彰人「そう、頑張ったご褒美ってやつ」
    冬弥「別に構わないが、突然そんなことを言われても、なにも用意していないのだが……」
    彰人「物なんかいらねえ」
    冬弥「だったら、ご褒美とは一体……」
    彰人「そうだな……例えば、一問正解するたびにキス、とか……」
    冬弥「……」
    彰人「……」
    冬弥「彰人、冗談は……」
    彰人「冗談じゃねえ」
    冬弥「……俺に、キスをしてほしいと言っているのか」
    彰人「他の意味に聞こえるか? だとしたら、今すぐ数学の授業をやめて、国語の授業を始めなきゃいけなくなるな。その場合、先生はあんたじゃなくてオレってことになるけど」
    冬弥「……」
    彰人「……」
    冬弥「……分かった。では、この問題を解いてみろ。さっき教えたばかりの応用問題だ。覚えていないとは言わせないぞ」
    彰人「……」

    彰人:意表を突かれたというように、ぱちくりと瞳を瞬かせる

    彰人(マ、マジかよ、ちょっとからかってやろうと思っただけなのに……)
    冬弥「どうした、彰人、自信がないのか」
    彰人「あ、いや……」

    彰人:少しだけ気まずい気持ちになるも、ノートに視線を落として問題を解きはじめる

    彰人「……」
    冬弥「……」

    彰人:問題を解き終わり、無言でペンを置く

    彰人「……」
    冬弥「……」

    冬弥:答え合わせをするためにノートに視線を落とす
    彰人:先ほどのやり取りを意識しているのか、ノートに視線を落としたままの状態で表情を硬くしている

    冬弥「正解だ」
    彰人「……!」
    冬弥「よくできたな」
    彰人「冬弥」
    冬弥「冬弥じゃない、先生だ」
    彰人「せ、先生……その、さっき言ったことは……」

    彰人:言葉の途中で顔を上げる

    冬弥「――……」
    彰人「――……っ、あ……」

    彰人:いつの間に顔を近付けられていたのか、視界いっぱいに映った冬弥の顔に驚きの声を上げると同時に息を呑む
    冬弥:ためらうことなく彰人の唇に触れるだけのキスをすると、ちゅっと音を立てながら唇を離す

    彰人「……」
    冬弥「……」

    彰人・冬弥:数秒間、無言で見つめあう

    彰人「なんだよ、それ……触れるだけかよ……」
    冬弥「駄目だったか」
    彰人「だ、大学生のくせに……そんな幼稚なキスしかできねえのかって、拍子抜けしただけだ……」

    彰人:まさか本当にキスをされるとは思っていなかったのか、動揺を悟られまいと必死に虚勢を張る

    冬弥「そうか、では、次の問題を……」
    彰人「……」
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    MAIKING【冬彰】R18/冬弥が類にそそのかされて彰人を試す実験を行い、うっかりとSEXをしてしまう話(会話文)

    未完成(本文あり)
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    ❏設定❏

    ・元ネタ→イベント『Rise as ONE』

    ❏本文❏

    類「――……と、いうわけで。東雲くんは、石原くんが相棒であるマックスくんを大事に思う気持ちを自分と重ねながら、ディスクドッグの大会で、大変素晴らしい結果を残したというわけさ」
    冬弥「――……」
    類「……? 青柳くん、さっきから硬い表情を浮かべているけれど、一体どうしたんだい?」
    冬弥「……! すみません、神代先輩が今話してくれたことが、少しだけ引っかかってしまって……」
    類「と、言うと?」
    冬弥「彰人が相棒を大事に思う気持ちに共感してくれたことに関しては、すごく嬉しいのですが、その……俺は、常日頃から、彰人の相棒思いな部分に甘えてしまっているな、と。その甘えは、信頼と言い換えることもできるかもしれませんが……俺は、これから先いつまで、そして、どこまで彰人に甘えてしまってもいいのだろうか、と……」
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