プロセカにハマってすぐの頃に思いついたネタなので、下手すると二年くらい放置していたことになるかもしれません。
ずっと本文未記入状態で投稿していましたが、ようやく更新できました。
❏設定❏
・プロセカの衣装を元にしたネタ
・虎×兎の擬人化(?)パロディ
・冬弥→オシャタイガースタイル
・彰人→ウサモコットカーディガン
❏本文❏
彰人:生まれもった運動神経のよさも虎には敵わなかったようで、冬弥に捕まると同時に地面に倒され、背後から覆いかぶさられた状態でピンチを迎えている
彰人(ああ……オレ、このまま死ぬのか……)
冬弥「……」
冬弥:諦めたようにぐったりと地面に寝そべっている彰人を背後から見下ろしていたかと思うと、彰人が逃げ出さないようにしっかりと背中を押さえつけながらうなじを甘噛みする
彰人「――……っ!? い……っ、てえ、な……! こ、この……!」
彰人:いくら甘噛みといえど虎の噛む力の強さに激痛を覚え、ビクンッと大きく体を震わせた後にじわりと瞳に涙を浮かべると、痛みによって抵抗の意思を取り戻したのか突然暴れはじめる
冬弥「……!? すまないが、暴れないでくれるか……」
彰人「……は!? 今まさに食われそうになってるって時に、死に物狂いで暴れないヤツがいると思ってんのかよ!!」
冬弥「思わない……だが、暴れないでいてくれるとありがたい。なぜなら、暴れられると交尾がしにくいからだ」
彰人「――〜〜っ! お前がなんと言おうが、死ぬまで暴れてや……って、は? こ、交尾……?」
冬弥「ああ、兎は性欲が旺盛だと聞いた。一年中発情期だという話は本当なのか?」
彰人「な、なに言って……その話が本当だろうがデタラメだろうが、お前には関係ないはずだろ……」
冬弥「なぜだ」
彰人「お前が虎だからだよ!」
冬弥「ああ、それは分かっているのだが……」
彰人「……?」
冬弥「俺と同じ虎のメスの発情期が来ても体が反応しなかったのに、俺から必死に逃げようとしているお前の姿を見た瞬間、思わず体が反応してしまった」
彰人「……は?」
冬弥「そこで、俺は思った」
彰人「……」
冬弥「きっと、お前が運命の相手なのだと」
彰人「――――…………っ!?!?」
彰人:んなわけあるか、お前の勘違いだ、一体どこからつっこめばいい……と、言いたい言葉は次々と脳裏に浮かんでくるものの、その言葉を口にすれば後は食べられてしまうだけだと思うと絶句してしまい、口をパクパクさせながら冬弥の顔を見つめる
冬弥「さっき兎の発情期について確認したのはそのためだ」
彰人「……」
冬弥「発情期を迎えていない相手に交尾を強要するのは気が引けるからな」
彰人「い、いや……オレ、虎じゃなくて、兎で……」
冬弥「……? ああ、それは分かっているが……話を聞いていなかったのか?」
彰人「そ、それに……メスじゃなくて、オスなんだが……」
冬弥「問題ない」
彰人「は?」
冬弥「さっき、お前のことを運命の相手だと言っただろう」
彰人「……」
冬弥「種の壁を越えた愛が芽生えた以上、性別の壁など最初からないに等しいとは思わないか」
彰人「……」
彰人(オレが兎で、こいつが虎だからか? こ、言葉の意味が、何一つ理解できないんだが……)
冬弥「……と、いうわけで、名前を教えてほしい」
彰人「……」
彰人(だ……誰でもいいから、この状況から救い出してくれ……!!)
彰人:絶望感に打ちひしがれながら呆然としていると、遠くのほうで仲間の兎達が心配そうにこちらの様子を見ていることに気がつき、あっと声を上げそうになる
冬弥:そのことには気がついていたものの、今はその他大勢の兎を追いかけるより運命の兎との交尾を果たすことを優先しようとしているらしく、再び大人しくなった彰人の匂いをかぐように彰人の耳元に鼻先を近付けてすんすんと鼻を鳴らし、ザラリとしたトゲ状の突起のある舌で彰人の長くてモフモフな耳をひと舐めする
彰人「ひっ……!?」
冬弥「いい匂いだ……それに、ひと舐めしただけなのに、甘い味がずっと舌に残っている……きっと、肉の味も絶品なのだろうな……」
冬弥(甘い食べ物はあまり好きではないはずだが……やはり、運命の相手だからだろうか……苦手な味どころか、むしろ……)
彰人「〜〜っ!! や、やっぱり、殺して食べる気かよ……って、や、あ……!?」
冬弥「――……っ、なにを勘違いしている……肉とは、お前の体内のことだ。それにしても、虎のメスの体内ではないから、か……狭い、な……」
彰人「――〜〜っ!? ひ、ぐ……っ、や……あ……っ、あ、ああぁ……!!」
冬弥:彰人が穿いているズボンと下着を鋭い爪で引き裂き、すでに大きくそそり立っていた性器を無理やり根元までねじ込んでから一息ついている
彰人:自分の身に何が起きているのか分からないといった表情で大きく目を見開き、結合部から伝わってくる鋭い痛みによって生理的な涙を流しながら、ハアハアと激しく呼吸を乱している
仲間の兎達「……!!」
仲間の兎達:彰人がいまだに食べられていないということはまだ助かるチャンスがあると思っているのか、今まさに冬弥に凌辱されている彰人を助け出す機会が訪れるのを、その場から逃げ出すことなく固唾を呑んで待っている
冬弥「……っ、は、あ……っ、奥を突いているうちに、締め付けが程よくなってきたな……おかげで、動きやすくなってきた……」
彰人「〜〜っ! や、め……っ、ぬ、抜け、ってえ……! い、痛い、からあ……! い、嫌、だ……っ、嫌、だって、言……! や、や、め……っ、や……っ、やだ……っ、嫌、だあ……! あ、あ、あ、ん……っ、あ、ああぁぁ……!」