夢から覚めても「待ってくれパーシヴァル。落ちつきなさい。一旦状況を整理しよう。これは……」
「バーソロミュー。待ちません。私は貴方に告白しなければならない」
バーソロミューの部屋。
椅子に腰掛け優雅にティータイムを楽しんでいた。
湯気が出る紅茶をテーブルに残し、バーソロミューは立ち上がって壁際まで逃げる。
パーシヴァルが自分の身体と壁をもってバーソロミューを追い詰める。
「バーソロミュー、私は……」
真摯な顔と真剣な声でパーシヴァルが告げかけた時、ピンポンパーンと船内放送の音が鳴った。
『ダ・ヴィンチの緊急放送だよ〜! 今! サーヴァント達の中で白昼夢が流行っている!!』
白昼夢は流行るのもなのか? 魔術的攻撃という事だろうか?
2624