発表用原稿

前置き
時間は特に制限ないが、とりあえず1人1時間目安でお願いします。
質問やコメントは発表中でもどんどんしてください。その方が楽しいかなと思いますが、発表に集中したい方はその旨おっしゃってください。

1
それでは設定資料の発表を始めたいと思います。私びーたがお送り致します。
質問やコメント等ございましたら発表の途中でもどんどん発言などどうぞよろしくお願い致します。

2
私のワールドツアー主人公ちゃんについてざっくりプロフィールです。
愛称、絵文字、身長はボシュより10センチ低い、年齢はボシュより2歳上、誕生日、ルーツ、使用スタイル、髪色、眼の色、体格、大体の性格はこうなっております。自己投影ではなくオリキャラです。記載していない性格としては「好奇心が強い、ガラスのハート、セルフネグレクト気味、食に興味がなくなんでも食べる、善と悪の区別があまりない、八方美人」があります。

「お前彼女と別れたの？」
「…なんだよ、悪いか？」
「いや、別に…仲良さそうに見えたから」
「…」

彼女と別れて数ヶ月が経った。
特に仲良くない同僚にまで「別れたのか」「何故」「仲良さそうだったのに」と散々言われ、ようやく落ち着いたと思ったらまたこれだ。
居心地が悪くなり俺はトレーニングセンターを出て、気がついたら廃ビルの屋上までやって来た。
雲ひとつない夜空に星が瞬いている。
ここに彼女と来て夜よく星空を眺めていた…

「……」
頭を振り、時々思い出す彼女との想い出を振り払う。
この街は彼女との想い出が多すぎる。

「…ここから見える星空が最高なんだよね」
「…うん、そうだよな………！？」

振り返るとそこに彼女が立っていた。

そして彼女は「彼女」がいなくなってからどれくらいの年月が経ったのだろう。

僕はこのメトロシティが一望できる高台に登り、持ち込んだりんごを齧りながら木陰で物思いに耽っていた。
僕は以前の記憶があやふやである。
唯一覚えているのは、大きい試合に出場したことと、おそらくその時に握手したのだろう、誰かの手の温もりだけだ。
しかもそれが誰の手であったのかは分からない。
何の試合だったのかも覚えていないし、勝ったのか負けたのか、それも覚えていない。
自分の名前も、自分が何者であったのかも、何も分からない。
何故か僕は大怪我をしていて、目が覚めてすぐに医者に記憶を無くしたのでは、と言われたがどこか他人の事のように感じている。

「………」