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    toko_tclk

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    同じテーマで左右書き分ける練習。映画を見るルクアロ。普段逆カプ書いてる人間が書いてるので、解釈違いに被弾したくない方は閲覧注意です。

    #ルクアロ
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    #腐向けBMB
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    toko_tclk

    SPOILERみかっぷバレ供養
    MとKのきょうだいの話 加筆修正
    ・昼の部終わって自分のために書いたものの狂い
    ・勝手に武器の手榴弾もなんかトンチキかと思っていた名残
    ・名前の字面を捏造。
    帰り道はどこに りんごの形に象られた手榴弾が、冷たく硬い掌の僅かな熱を吸って艶めきを増す。丹精込めて作り上げたそれの名を、望月欠改めプレーヌ・リュンヌは決めていなかった。呼称されることのない、ただひとりを殺すためだけに作られたそれを握り締め、リュンヌは佇んでいる。
     生きて帰れはしまい。両者の間にある憎しみは膨れ上がり、もはや死をもってしか拭い去ることのできない。愛する乳母に距離を置かれるほどに、自分たちの間にある関係は醜く歪みきってしまった。
     もしかしたら、兄との和解の余地があったのかもしれない。兄への憎しみは存外簡単に解くことのできるものだったかもしれない。
     だが、遅すぎた。あまりにも長く、兄を憎みすぎた。憎しみは消えることはない。マフィアのドンとして進み続ける以上、邪魔者を消さねばならなかった。決意はかたい。恐らくは兄、否、望月満もまた同じだ。殺し合わねば、この連鎖は消えない。元は同じ道を歩んでいたきょうだいの筈であるにも関わらず、元いた道への戻り方がわからない。当然といえば当然だ。自分たちが手にするのは小石ではなく凶器で、パンではなく菓子だったのだから。童話のようにハッピーエンドは望めない。
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    お題:「バカップル」「たばこ」7/16「キスしたときにたばこの味がすると、オトナのキスだな、て感じがするってむかし同級生の女の子が言っていたんだけど」
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    「ハイスクールのときだよ。隣の席の子が付き合いはじめたばかりの年上の彼氏の話をはじめると止まらなくて……それでさ、アーロンはどんな味がした」
    「何」
    「僕とキスをしたとき」
     午后の気怠さのなか、どうでもいい話をしながら、なんとなく唇がふれあって、舌先でつつくように唇を舐めたり、歯で唇をかるく喰んだり、唇と唇をすり合わせて、まるで小鳥が花の蜜を吸うように戯れていた二人は、だんだんとじれったくなってどちらからともなくそのまま深く口吻けをした。そうして白昼堂々、リビングのソファで長い々キスをして、ようやく唇を離したが、離れがたいとばかりに追いかける唇と、舌をのばしてその唇をむかえようとする唇は、いつ果てるともわからぬ情動のまま口吻けをくりかえした。このままではキスだけではすまなくなると思った二人はようやく唇を解いて呼吸を整えた。身体の疼きがおさまってきたそのとき、ルークが意味不明な問答を仕掛けてきた。アーロンは、まだ冷めやらぬ肉体の熱を無理矢理に抑込みながら寝起きでも元気に庭を走りまわる犬のような顔をしたルークの顔をまじまじと見た。
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