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    海袖 萌(みそで もえ)

    DCMK 快新(広義)メイン、時々降新あるかも?
    ちょっとえっちならくがきと、タイツに投げてたサルベージ予定のないネタメモを置いています。

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    大学生快新

    タイツでメモがてら書いたものを加筆修正しました。小説と言えるほどまとまりのある文体ではなくネタメモ感覚です。①〜③まであります。

    #快新
    fastNew

    君との恋路の歩き方②ディープキス編あの日からふたりきりになるとハグをして、触れるだけのキスをするようになった。ゆっくりでいいからと言ったからには、そのことは守るようにしているが、黒羽にとってはこれだけでも十分夢見心地だ。振られても友達として傍にいたかったから、頑張って気持ちを封じるつもりだった。工藤が掴んだ手を振り解かなくて良かったと思う。あのとき工藤が考えをまとめるのを待った自分を褒めたい。だから今も、焦らず少しずつ好きが形をなしてくれればそれで良いんだと思える。

    否、…思っていた。

    ちゅ、ちゅと音を立ててキスをしていると、ふと工藤が目を開いて少し戸惑った顔をして、もう一度目を閉じて唇を寄せてきた。なんだろ、と、黒羽が思った瞬間、ぺろり、と唇を舐められた。思わず目を見開いて自分の唇を指で抑える。
    「ん?んん??くどーさん???」「…恋人のキスは舌を使うんだって…調べたら出てきた…」「何調べてんの?!」「…嫌だったか?」
    やらかしただろうか、と困惑気味の工藤、混乱中の黒羽。「いや、じゃない、めっちゃくちゃ嬉しいけど…だ、大丈夫?工藤、無理してない?」「ん?無理なんてしてね一よ。やり方がいまいちわかんなくてさ、とりあえず舐めちゃったけど」
    発狂しそうである。
    とりあえず?舐めちゃった???マジでなんだ今日は、天変地異、いや、連続殺人の前触れか。
    ふと思う。初キスも、工藤からされたのだ。
    ディープキスのお誘いも工藤からになってしまった。
    (いやいやだって、こんなに早くことが進むと思わねえじゃん…!)どうしよう、間違えたかなと工藤は困惑している、頑張ってくれたんだ。愛しくて仕方がなくなる。ぎゅうと抱きしめて、ありがとな、と黒羽は工藤の頬にキスをする。
    「少しだけ、口を開けて。オレが舌入れるから、まず舐められて…?慣れてきたら俺の動き真似してくれたら嬉しい」「おう……オメー経験あんの…?」なんっっっでそこでちょっとしょぼんとするんだ?!黒羽は可愛すぎる恋人に頭を抱える。
    「ないよ、工藤としたくて知識だけあんの。やってみねぇとオレもわかんねーから」「…そっか」
    今度は嬉しそうである。てれっとしてる。可愛い。ゆっくり好きを自覚してってくれ、なんて言ってもクエスチョンマークをつけまくった返事だったのにこの変化はなんだろう。でも今はとりあえず、可愛い恋人がほんの少し口を開けて待っているので、深いキスを楽しむことにした。
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    海袖 萌(みそで もえ)

    DOODLE大学生快新
    付き合い始めてわりとすぐやらかす話
    はっとりとかあかいさんが出てきます
    escapeescape

    飛行機の自席で、工藤は頭を抱えている。なんて恥ずかしいことをオレはしていたんだろう。後悔と羞恥心と寂しさが混じり合って頭から湯気が出そうだ。そもそも両想いになったのだと思ったこと自体勘違いだったようで。アイツ、オレのこと好きって言ってなかったっけ…言ってたよな…でも友愛だったのかな。キスは?キスもしたけど?!…ああ、ダメだ、オレが恥ずかしくて酒入ってる時にしちまったんだ。酔った勢いの可能性が出てきてしまった。
    …などと、はっとした顔をして笑顔になったかと思えば俯いて頭を振っている。百面相とはこういう時に使うのだろうか、と、工藤の横の席に座っている老人は思った。
    工藤としては、付き合ってるしキスもしたから次はえっち!どっちがどうとかまだわかんねぇけど0距離でくっつきたい!!オレだって男だしオレから誘ってみせる!!という思惑があって、最近黒羽に対して積極的に話しかけに行っていた。ボディタッチも頑張った。なのに黒羽は話していても距離があるし、肩にくっついても気付くと離れているし、横並びに座って話しながら太ももに手を置いてみてもコーヒー淹れてくるわと席立ってしまう。
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    海袖 萌(みそで もえ)

    DOODLE大学生快新

    タイツでメモがてら書いたものを加筆修正しました。小説と言えるほどまとまりのある文体ではなくネタメモ感覚です。①〜③まであります。
    君との恋路の歩き方③初夜編奢るからと工藤は言って、服部を大学構内のカフェに呼び出して、どう思う、なんて言うから今朝新聞に載っていた密室殺人の件かと思ったら「黒羽ってオレとセックスしたいって思うのかな」とか言い出すから、服部はよーし帰るかぁと立ち上がるが、工藤に腕を掴まれたため、大きくため息をついて椅子に座り直し、スマホを取り出して一本メッセを飛ばして工藤に向き合う。
    「あんなぁ、そう言う話は当人とせえや。オレが知るわけあらへんやろ」「『え、そんな気ないんだけど…工藤はしたいのか?』とか言って引かれたら終わるだろ!聞けるか!」「恋人なんやから大丈夫やって…しかし工藤は事件より恋に生きるんやな…」おーさみし!と大袈裟に騒ぐ服部に工藤は「新聞に載ってた密室殺人なら朝イチに高木刑事と現場行って解決してきた」と、さらっと返す。「オレを連れてかんかい!」「オメー1限必修だったろ」「くそ…!」アイスコーヒーを飲み干した服部はもう一度ため息をついて工藤に問う。
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