未完のおとぎ話昔々、ある魔界にそれはそれは美しいお姫様がおりました。お姫様は歌を歌うことを何よりも好み、毎日森や野原で歌っては蝶や花、悪魔達をその歌で喜ばせておりました。
そんなある日、破壊神という恐ろしいものがお姫様の住む魔界に攻めてくるという話がやってきます。魔界中混乱に陥りました。なにせその破壊神に狙われた魔界は全て滅んでしまっていたからです。お姫様も大きな不安を感じました。お姫様の歌はあらゆる生き物の心に届きますが破壊神とくれば歌でどうにかすることはできなかったからです。
ですがお姫様は魔界の希望であり、幸せの象徴でした。お姫様が不安な顔をしていれば他の悪魔や生き物も不安になって希望を失ってしまいます。
お姫様は誰よりもハッピーエンドを望んでいました、ですからお姫様は破壊神が来てもハッピーエンドになるように行動を起こしました。それは運命の王子様を見つけることです。
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