マトリクスというもの(ゼタセン)ゼタ「こりゃ無理だ。寒い。起きられない」
セン「起きてください」
ゼタ「駄目そう」
セン「それでも元マトリクス保有者ですか」
ゼタ「好んで持ってたわけで無し」
セン「腹立つな」
ゼタ「持ち回り制だったし」
セン「もしかして持っていると機体に負荷がかかるとか……?」
ゼタ「いや、マトリクスが13人の中からその日のお気に入りを選ぶ。暖かい日にはヒンヤリしたプライム、寒い日にはホカホカのプライムに」
セン「猫か」
ゼタ「カリカリのエネルゴンと湿ったエネルゴンを混ぜたものがお気に入りだった」
セン「猫だ」
ゼタ「……ぐう」
セン「起きなさい!」