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    sobateisyoku

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    sobateisyoku

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    彫り師センチちゃんと18歳ゼタ様(卒業式終わった日)

    #ゼタセン

    治安のよろしくない地域で刺青彫り師してるセンチちゃん。ある日お店に制服姿の学生がやって来た。
    セン「パパとママはどうした」
    ゼタ「 両親はいませんが兄11人と姉1人ならいます」
    セン「君が来るようなところじゃないって言ってるのが分からないか」
    ゼタ「はい 言われておりませんので」
    セン「めんどくさ……あのね、墨入れるにしてももっと明るいところに行きなさいな」
    ゼタ「オープンなところだと家族にバレてしまうので、ここでお世話になりたいのです」
    優秀な学校の制服、多い兄姉、育ちの良さそうな容姿と言動。センチちゃんはまさかと思いゼタ様の学生鞄を勝手に開けて学生証を見つける。
    セン「ーー やっぱりプライム家のゼータ坊っちゃんじゃないか ダメダメ帰れ」
    ゼタ「そこをなんとか」
    セン「絶対にダメ ここに来たことも、この地域に来たことも兄さんたちには内緒にしろ」
    ゼタ「大それたデザインを頼むわけではありません。胸の痣を隠すようなものが欲しいのです」
    シャツを捲って胸の痣を見せるゼタ様。
    ゼタ「ここを補って直線にして、こう付け足せば、星みたいな、光みたいな形になると思って」
    セン「そうか、素晴らしいアイディアだ。他のところでもそうやって説明してやれ。私はやらない」

    結局センチちゃんはやらされるし、施術中に変な記憶が紛れ込んでくるし、ゼタ様の敬語は2日で消えるし将来的に付き合うようになる。
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    Replies from the creator

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    sobateisyoku

    DOODLEゼタセンの初対面パターンはなんぼあっても良いのでね、なんぼでもあれ。ちょっと猟奇的かも。ゼタ様を愛してるかたは見ないほうが良いです。
     最悪だ。
     プライムたちとクインテッサどもの交戦が終わり、私は地上に残された夥しい数の屍を漁っていた。クインテッサ側の指揮官の死体が判別できないのだ。
     争いの勝敗を左右するのは腕力や火力だけではない。それを覆すほどの力を「情報」は秘めている。宝と呼べるほど価値のあるものだと、誰もが知っているはずなのに私が欲しい情報は鉄片、肉片となってこの地獄に紛れてしまった。
     対象が死んだのか、逃げたのかがはっきりしない。指揮官レベルの武装はどんな技術が施されていて、知性はどれほどで、どこの部隊の所属で、どういう権限があって、こちらをどれほど把握していて……そもそもこの生命体はどのように成り立っているのか、雑魚との違いはあるのか。少しでも戦況を有利に動かすための材料が欲しかった。戦争といってもサイバトロン側にとっては防衛戦なのだ。その相手が話の通じない蛮族であるならばこちらの得など無に等しい。どんな方法でもいいから早く終わらせろと思ってどれほどの時が過ぎただろう。
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