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    棺(ひつぎ)

    @__qpidus

    ラファアル中心
    倫欠
    赤い薔薇を下さい

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    棺(ひつぎ)

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    本編でアルベルト君が登場する前に書き上げたかったのでここまで。
    リバではございません。
    上→ラファウ先生
    中→アルベルト君
    下→二人
    原作軸
    例の件は発生しない世界線

    #ラファアル

    ラファアルこの咆哮は何を意味する?
    君に抱いた罪悪感の懺悔が
    己の心を最大限に解放する
    暁に照らされた言葉に乞う
    許されるならば成就せしと
    虎視眈々と狙うは白蛇の瞳
    こんな感情を抱かなければ
    どれ程幸せだったのだろう
    苦しみ慈しみ愛撫の独裁者
    迷い込んだ出口の無い迷路
    彷徨い彷徨って息は果てて
    薔薇の棘の蜜を啜り生きる
    手の鳴る方へと呼んでみる
    可愛い君よ、僕とワルツを
    大きくなったら抱きしめて
    纏う鎧を脱ぎ捨てて暴こう
    甘い血を流す赤薔薇の子よ
    我の舌をその味で満たせろ

    近寄らないで止まってくれ
    逃げても逃げても迫る白蛇
    赤い瞳に見つめられて絶叫
    曲がり角の隅に隠れて潜む
    息を殺し恐怖と戦うは稚児
    いつまで隠れていればいい
    酸素を欲して呼吸をすれば
    ほら、目が合っただろう?
    可哀想な稚児は怯え震えて
    白蛇に巻きつかれる運命か
    (運命=さだめ)
    合図の鐘が鳴り響く夜空に
    怯える手が白蛇を抱き締め
    蠱毒に犯された敗北の結果
    (蠱毒=こどく)
    じわじわと身体に巡るは罪
    貴方の温もりに抱かれる罰
    愛の咆哮に呼応して宿る炎
    指を絡めたら最後だと知る

    嗚呼
    どうして身体が震えるのか
    どうして言葉が愛を囁くの
    私達の秘めたる薔薇は満開
    成熟した果実となれば共犯
    ワルツを踊れば疲れ果てて
    息は途切れ途切れに吐かれ
    この心臓を貫いた星座の獣
    2025/03/01 ⚰️
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    nekoruru_haya

    DONE現パロ、ナチュラルに同棲。細かい事は気にしない方へ。
    ちょっとだけ血が出ます。
    「僕に洗わせてくれないかな!」

     真っ新な碧空みたいにキラキラした目でそう言われたら、断る事なんて出来ないよねえ。



     事の発端は僕が右手に包帯をして帰ってきたところから。まあ、手のひらをざっくり切ってしまっただけなんだけれど。それを見た松井が何故か喜々として「お風呂はどうするんだい?」って訊くから、どうしようねえ、なんて悠長に返事をしてしまった訳だ。身体はともかく、頭を洗うのは片手では不便かもと一瞬でも浮かんでしまった自分を呪う。
     その結果が冒頭の一言。
     そして今、僕は非道い目に遭っていた。

     先ずは冷水を頭から被せられた。初夏の気候とは言え冷たいには違いない。松井が温度の調節をする間中、冷水と熱湯を交互に掛けられてある意味健康になれそう。そう言う意味では健康だから必要ないんだけれども。
     漸く頭を濡らし終わっていざシャンプーな訳だけど、ここでも一悶着。
    「待って、松井。それ松井のシャンプーでしょ」
    「そうだけど」
    「僕ので洗ってよ」
    「もう手に出してしまったし、これ髪がサラサラになって」
     松井の髪ならサラサラになっても構わないし、むしろその方が良いんだけれど、僕の髪が 1626

    kuronon_wv

    DOODLEツイで喋った葬台萌えツイ「黒い片翼のヴァくんが闇オークションにかけられてソーギヤくんに助けられる話」の導入部分。
    このあとえろくなったりお兄ちゃんが襲ってきたり話になる…かも!
    黒い天使のみつけかた「なんや、片翼やんけ」
     輝くステージ上で震える"それ"を見て、ウルフウッドはぽつりとつぶやいた。傍らの豪奢な椅子にどっかりと座っていた男が喉を鳴らして笑う。
    「欠陥品でも、『有翼種』は高く売れる。むしろここまで五体満足なのは希少なもんだ」
     そんなもんか──男の下卑た言葉を聞きながら、ウルフウッドは周囲を見やった。己の仕事であるところの"用心棒"らしく警戒するように、あるいはなんの興味もないかのように。
     とあるホテルの、華やかなシャンデリアが下りるホールには、傍らの男──ウルフウッドの雇い主のような金持ちがひしめきあっていた。誰もがスーツやドレスを着こなし、屈強そうなボディガードを連れていた。誰もが例外なく権力や金を持て余し、同時に人でなしなのだった。ここはそんな彼らの欲求を叶える、いわゆる裏オークション会場だ。非合法かつ表の世界には知られることのない商品が、ここでは平然と売り買いされる。
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