電王 ナンパ(ウラ&リュウ)
「あめむちゃん、このあと僕と出かけない?」
「えー。だめだよカメちゃん!あめむおねーちゃんはこれから僕とお絵かきするの!」
「ええと...。ふたりとも、」
「リュウタのお絵かきはいつでもできるでしょ?それに、今ス〇バで限定のミルクティーがあるし。ね?」
「やだやだーーー!!!絶対だめ!あめむおねーちゃんは僕と今日一緒にいるの!答えは聞いてない!」
「盛り上がってるとこ悪いんだけど...。私今からミルクディッパーのお手伝いしなくちゃいけないの。よかったら二人も来る?ミルクティーも飲めるかもだし、リュウタは愛理さんに会えるでしょ?」
「そうだったの?これは偶然の産物だね。なら一緒に行こうか。あめむちゃん。」
「おねーちゃんに会えるの!?じゃあ早く行こ!あめむおねーちゃん!」
ディケイド ピント合わせ(門矢士)
「あめむ。もうちょっと右...。」
「こだわるね...。ちゃんと撮れるのか分からないんでしょ?」
「もし、ちゃんと撮れたときに変な構図だったら嫌だろ?」
「だからといって私を撮らなくてもいいんじゃない?」
「いや。あめむがいい。」
「頑固め。」
(カシャ)
「って、いつの間に...。」
「...うーん。やっぱり歪んでるな。けど、あめむの起こった顔も可愛いな。」
「え、」
「なあ、あめむ。これからもあめむのいろんな表情、撮らせてくれよ。どんな世界であったとしても、ずっと、さ。」
ドライブ 過保護?(泊進ノ介)
「あめむ、最近身の回りに何かないか?ほら、ロイミュードに絡まれたとか...。」
「...泊さん、それ今日で四回目。」
「そうだったっけ?」
「です。ちょっとしつこいですよ?」
「悪い...つい。 気になったんだ。」
「私の注意力が散漫だってことですか?」
「いや、そうじゃなくてさ。心配なんだよ。
いつどこで襲われるか分かったもんじゃないだろ?俺ができるだけそばにいるから、な?」
「...もう、分かりましたよ。」
ゴーオンジャー 縋りたい時もある(香坂連)
「あめむ~ご飯っす...って、どうしたんすか!?」
「れ、連さん...!ごめんなさい、すぐ行きます...!」
「いやいや!泣いてるのにほっとけないっすよ!
何かあったんすか?俺でよかったら聞くっすよ!」
「あ、...そ、その...。」
「大丈夫っす。俺とあめむだけの秘密にするっすから。いつもあめむが俺たちの為に頑張ってるの知ってるっすよ。」
「ありがとう、連さん...。」
「よしよし~ いい子っすね。」
「子供じゃないんですから...笑」
「俺はオカンっすからあめむも子供みたいなもんすよ?」
「そ、そういわれると納得しちゃう...。」
Z いつから(カブラギ/セレブロ)
「えっと...カブラギくん?」
「...?」
「今日、どうかしたの?いつもとなんか違うような気がして...。」
「...俺に気づく人間がいるとは。」
「もしかして...貴方はセレブロ?」
「そうだ。お前とは会ったことがあるよな?久しぶり、キエテ・カレカレータ。」
「ど、どうも... いつからなの?」
「つい最近だ。俺がコイツを乗っ取ったのはな。」
「あの、拒否されることを前提として聞くけどカブラギくんを返していただくっていうのは...。」
「...。」
「ですよねすみません。」
「簡単に返すわけが無いだろう。...それに、お前にまた会えなくなる。それが、寂しい。
さて、しばらくゲームに付き合ってもらうぞ。キエテ・カレカレータ...。」