思いつき、会話のみ。
14で24だけど1と2の会話
ある日の昼下がり
(平かコゼロかどっちかなー…平っぽいな)
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「君も彼も、子守唄は心地いいんだなあ」
「んー?」
「君と、ハインリヒと」
「寝てねえくせにそう言われると嫌味だぜ」
「そう?」
「あいつも子守唄とか歌えるんだな」
「ひとつしかないけどね」
「オレだってそんなに知らねえよ」
「ボクは9曲知ってる」
「得したじゃねえか」
「そうだね」
「ハインリヒは……もうすこしボクを抱っこするのを怖がらないでいてくれるといいんだけど」
「滅多に抱かねえもんな」
「身体の温度を、硬さを、ボクに伝えるのがこわいんだ、彼は」
「ま、そだろ」
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