Answer「……ココでなんとぉ〜! オレィたちからリカオちんに、サプラ〜イズがありまーす!!」
いつもより少し早い時間に始まった、バースデーカウントダウンライブの、その[[rb:最中 > さなか]]。日付けが変わり、俺がまたひとつ歳を取り、メンバーや常連達から祝いの言葉を盛大に浴びせられた後で、不意にジャロップがそう叫んだ。
「リカオさん、どうぞそちらへお掛けになってください」
「あ、え? …っ、おいこれは一体…。」
こんな段取りは聞いていないぞと小声でウララギを[[rb:詰 > なじ]]る。言っていませんからねと素知らぬ顔を貫くウララギから視線を動かせば、たいへん楽しそうなピースサインと共にウィンクを決めてくるジャロップ。
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