夕飯時、食堂は沢山の海兵たちで賑わっていた。一日の反省会をする者、次の休みの予定をたてる者、疲れすぎて寝かけながら飯を食う者、それを笑う者、様々だ。そんな中、コビーは一人神妙な面持ちで食事をしていた。いつも通りご飯を大盛りにしてもらった定食。しかし箸は進んでいない。コビーの様子に気が付いたコビー隊の海兵たちが話しかける。
「お疲れ様ですコビー大佐。」
「お疲れ様です!お隣よろしいですか?」
「え、ああ、もちろん。」
「どうかしたんですか?思いつめた顔をして。」
「…そんな顔してました?」
「してましたよー!おまけに箸も進んでいませんし。」
「よかったらお話聞かせてください。自分たちでよければ力になりますよ。」
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