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    kaichi_mb

    鋼青かきたい

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    鋼青ss3-6バブル語り
    ここから2021年記載

    #鋼青
    steelGreen

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    kaichi_mb

    PAST自分ハピバなのであげ~
    青×仔鋼で誕生日ネタ
    ブログからお引っ越し
    birthday「なぁブルース」

    「ん?」

    いつものようにメタルの部屋で寝る前の日課である絵日記を書いている途中、名前を呼ばれたブルースは鉛筆で陰影を描いていた手を止め、顔を上げた。ベッドに寄りかかっているブルースから見たメタルは、机の上に広げられたスケッチブックにクレヨンで色を塗りたくっているところだった。この絵日記はワイリーが義務付けたものでメタルとブルースが一緒に過ごすようになった日から2体は毎日書き続けている。

    「ブルースの誕生日っていつなんだ?」

    ふりかえったメタルの猫のような瞳には単純な好奇心が宿っていた。

    「・・・誕生日?」

    ブルースは語尾を上げて尋ねられた単語を聞き返した。
    誕生日とは、人間でいえば生まれたその日を指すけれど、それはロボットにとっては初めて起動された日か、それとも機体が完成した日か、もしくは心が生み出された日なのか、ブルースは思いを巡らせた。確かに初めてブルースと呼ばれた日は存在するし、体を動かせるようになって完成したロボットになった日もある。しかし、それ以前から電波時計の機能が付けられる前から意識は時折ライト博士によって目覚めさせられていたのだ。
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