あの子
kudouhikaru
DONEヒスイ地方百合。本文中の「あの子」はショウ。
お題は140字で書くお題ったーさんからお借りしました。
https://shindanmaker.com/375517
長く一緒にいた影響 コトブキムラの牧場にいるポケモンは、すべてあの子が捕まえて来たポケモンらしい。
ポケモンの数は日に日に増えていく。中には妖しく目を光らせた大きなポケモンーー人間の話だと、オヤブンと呼ばれるらしいーーもいる。
コトブキムラは静かでとてものどかだ。私もここで暮らせないかな?
「ユラちゃーーん!!」
息を切らしたあの子が今日も駆けて来る。名前を呼ばれた私は、笑顔で手を振って応じた。
今日もあの子の土産話が楽しみだ。
(了)
220ポケモンの数は日に日に増えていく。中には妖しく目を光らせた大きなポケモンーー人間の話だと、オヤブンと呼ばれるらしいーーもいる。
コトブキムラは静かでとてものどかだ。私もここで暮らせないかな?
「ユラちゃーーん!!」
息を切らしたあの子が今日も駆けて来る。名前を呼ばれた私は、笑顔で手を振って応じた。
今日もあの子の土産話が楽しみだ。
(了)
_ma2ki_
DOODLEマミーたんが召喚したフワフワ触手魔獣に夜這いされる公爵様、魔法で押しのけようとするも集中できず…力加減を間違えて死なせてしまったらあの子が悲しむだろうし…という話を考えていましたが、そんなにたくさん絵を描けなかったので、これだけです(触手×宗です) 3masato_zatta
DOODLEメテちゃんとカーラヴェスパーもこれで完走!!
カーラのピアスはあの子とアレとアレです。
あとブランチと独立傭兵組とラミーとだなもさん……。(とエアちゃと621)
半分くらいはイメージ沸いてるしここまで来たら完走したいね……。 2
転生の毛玉
DOODLE【創作/ヌビアの子】年上組の話を書こうとしてたのになぜか最年少コンビがずっと会話して終わったdrank「な、エルベ、お酒って美味いんやろか」
研究区から居住区に帰る道中、ラナークはエルベにそう尋ねた。エルベは金と赤の眼をラナークに向ける。
「なんでまた」
ラナークは八重歯を見せながらカラカラと笑った。
「今日、ハトラ主催でな、飲み会すんねやって」
「飲み会?誰が出るんだ」
エルベが食いつくと、ラナークは、ええと、と首をひねった。
「ハンザがな、引き摺られてってん」
「それで今日いないわけだな」
ハンザは、エルベ・ラナークと行動をともにする事が多い。特にダラダラと時間を持て余したり、寄り道をしたり…ということが能動的に好きなわけでもないハンザは、そういう行動の好きなエルベやラナークについていくことで時間を消費している、というわけだ。そのハンザが、今日はいなかった。もっとも、あの堅物ハンザのことだから、引きずられでもしなければ飲み会になど出ないだろうが────エルベはぼんやり考えた。それから、再度ラナークに尋ねる。
2177研究区から居住区に帰る道中、ラナークはエルベにそう尋ねた。エルベは金と赤の眼をラナークに向ける。
「なんでまた」
ラナークは八重歯を見せながらカラカラと笑った。
「今日、ハトラ主催でな、飲み会すんねやって」
「飲み会?誰が出るんだ」
エルベが食いつくと、ラナークは、ええと、と首をひねった。
「ハンザがな、引き摺られてってん」
「それで今日いないわけだな」
ハンザは、エルベ・ラナークと行動をともにする事が多い。特にダラダラと時間を持て余したり、寄り道をしたり…ということが能動的に好きなわけでもないハンザは、そういう行動の好きなエルベやラナークについていくことで時間を消費している、というわけだ。そのハンザが、今日はいなかった。もっとも、あの堅物ハンザのことだから、引きずられでもしなければ飲み会になど出ないだろうが────エルベはぼんやり考えた。それから、再度ラナークに尋ねる。
桃花🍑
DONE口移しはいつものこと。マホがめんどくさいクソデカ友情持ってるの公式よな?ということで友愛に近いマホカビ風味のホラー小説です。
#晩夏_魔術師とあの子は
面白そうな企画だな〜と軽いノリで書いて分岐しようとしたら片方オチが思い付かずもったいない精神でくっつけました。
主催者さんの用意されたストーリー設定2を参考にしています。
比良坂の家(マホカビ)どこかの星へ旅に行こう。
マホロアとカービィ、どちらが先に言ったのか今では定かではない。二人は周りに出かけてくると簡単に言って、ローアで旅に出た。
ワープスターでは行ったことのない星をマホロアがローアを操縦して巡っていく。カービィは青く輝いた星を見つけてそこに行こうと提案する。マホロアはそこに着陸準備をして、グリーングリーンズのような草原に船体をつけた。優しい草の匂いとポップスターと同じ青い空は遠い異星に来ても変わらないんだなと、どこか安心する。
きょろきょろと辺りを見渡したカービィは、楽しそうにどんぐりを拾ってその発生源であろう木々を指す。
「ねぇウィスピーウッズのところみたいだよ!」
「フーン、森ネェ」
8886マホロアとカービィ、どちらが先に言ったのか今では定かではない。二人は周りに出かけてくると簡単に言って、ローアで旅に出た。
ワープスターでは行ったことのない星をマホロアがローアを操縦して巡っていく。カービィは青く輝いた星を見つけてそこに行こうと提案する。マホロアはそこに着陸準備をして、グリーングリーンズのような草原に船体をつけた。優しい草の匂いとポップスターと同じ青い空は遠い異星に来ても変わらないんだなと、どこか安心する。
きょろきょろと辺りを見渡したカービィは、楽しそうにどんぐりを拾ってその発生源であろう木々を指す。
「ねぇウィスピーウッズのところみたいだよ!」
「フーン、森ネェ」
かなえ
DOODLE夢の中でもらったプレゼントが目を覚ますとどこにも無くて当然なのにちょっと凹むオルト君お題は「生活が上手くいかないあの子」より
https://odaibako.net/gacha/11700
ネリネ
DONEオールジャンル百合夢webonly あの子はお砂糖、あたしはスパイス(そして素敵ななにかで繋がる) さんさじめ にてワンライお題『閃光』で書きました。
女戦士の「彼女」と「わたし」の仄暗い一幕。ネームレス。
閃光それはまさしく光だった。
白銀の一閃。
鋭く研ぎ澄まされた雷光が、わたしの目を射抜く。わたしの身体を焼く。わたしの心臓を貫く。
「…………勝負あり、かな」
ふぅ、と息をつき、彼女はわたしの胸元──の手前でぴたりと止められていた切先を地面へと下ろした。
「今日も手合わせしてくれてありがとう。助かるよ」
そう言って彼女がいつものように屈託なく笑う。だからわたしも、とびきり晴れやかな笑顔を、最高の戦友がいてくれてよかったという笑顔を、無意味で滑稽な貼りつけただけの笑顔を、彼女に返す。勇士の証である真紅の兜を外し、艶やかなヴァイオレットの髪をかき上げるその額には汗ひとつすら浮かんでいない。汗だくになったわたしの体は、へたり込んだまま立ち上がれずにいるというのに。
913白銀の一閃。
鋭く研ぎ澄まされた雷光が、わたしの目を射抜く。わたしの身体を焼く。わたしの心臓を貫く。
「…………勝負あり、かな」
ふぅ、と息をつき、彼女はわたしの胸元──の手前でぴたりと止められていた切先を地面へと下ろした。
「今日も手合わせしてくれてありがとう。助かるよ」
そう言って彼女がいつものように屈託なく笑う。だからわたしも、とびきり晴れやかな笑顔を、最高の戦友がいてくれてよかったという笑顔を、無意味で滑稽な貼りつけただけの笑顔を、彼女に返す。勇士の証である真紅の兜を外し、艶やかなヴァイオレットの髪をかき上げるその額には汗ひとつすら浮かんでいない。汗だくになったわたしの体は、へたり込んだまま立ち上がれずにいるというのに。