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    あべ

    まめたろ

    DONE俳優してる🦚×お医者さんの🧂の現パロアベンシオ②
    【私たちドクターのこと応援してますから!】の続きです。

    ※注意※
    ・現パロ
    ・相変わらずモブがよく喋る
    ・最初から最後まで自己満足な妄想がたっぷり
    ・胸糞、流血表現あり
    ・書いてる人に現場の知識はない
    ・何でも許せる人向け
    「愚痴くらいは聞いてやる」「そういえば、君の御家族は見舞いに来たりしないのか?」
     今日もアベンチュリンの見張りという名の食事の世話を焼いていたレイシオが、ふとそんな疑問を口にした。
     入院して以来、彼の元へ来たのは社長であるダイヤモンドと同じ事務所に所属している女優のジェイド、そんな彼女のマネージャーであるトパーズの三人だけ。
     家族が見舞いに来たという様子は一度もなく、触れてはいけないだろうかと思いながらもつい聞いてしまった。
    「僕の家族は皆いないよ。両親は物心がつく前に病気で他界してるし、面倒を見てくれた姉は交通事故で亡くなってるから」
    「それは……すまない、嫌なことを思い出させてしまったな」
     彼の故郷はかなり遠い場所にあるというのはメディアに出ている情報で既に公開されていて、レイシオも認知していた。家族も故郷に住んでいるのなら、彼の元へ見舞いに来るというのは難しいことなのかもしれない。その程度の考えだった。
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    Psich_y

    SPUR ME尻を叩かせてください。
    10/27オンリー発行予定


    今世は比較的「普通」に暮らせているある子供が、喋る古代遺物と出逢って運命を知る話。

    ※アベンシオ(広義)
    ※無知転生カカワ×自分をシオだと主張する対概念級古代兵器な火
    ※現代風未来+武器精霊化パロのようなもの
    ※スク→シオの匂いがする
    「知らない天井だ……」
     カカワーシャがこうして覚えのない天井の下で目覚めるのは、二回目だった。
     慣れた様子で上体を起こし、周囲を見回す。
     不思議な紋様の描かれた白い石の壁。少し湿ったような空気。左右対称に立つ、古めかしい装飾の掘られた柱たちが示す先には、閉じた石の扉がある。何らかの呪術的な紋様が施された――それは植物文様か、巨大な鳥の顔のように見えた――扉の奥からは青紫色の光が溢れていて。聳え立つそれらは、まるで美術の教科書に出てくる、古代遺跡の見本のように見えた。当然記憶はない。記憶はないが、心当たりはある。
     かたん。慎重に動かした手が、固いものに当たった。見れば、カカワーシャが寝ていたところのすぐ傍に、透明なキューブが転がっていた。中で、扉の向こうから漏れているのと同じ、青紫色の炎が、眠っているように、緩やかに揺れている。
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